2025.7.20 主日礼拝の案内

2025.7.20 主日礼拝の案内

 
一人の人間が民の代わりに死に、国民全体が滅びないで済む方が、

あなたがたに好都合だとは考えないのか」

(ヨハネによる福音書11章50節)

 
週 報 81巻 29号 2025.7.20

 
主 日 礼 拝        午前 10:30

 
奏楽 田 中 愛

 
<神の招き>

 
招 詞   歴代誌上16章23節~27節
23 全地よ、主に向かって歌え。
日から日へ、御救いの良い知らせを告げよ。
24 国々に主の栄光を語り伝えよ
諸国の民にその驚くべき御業を。
25 大いなる主、大いに賛美される主
神々を超えて、最も畏るべき方。
26 諸国の民の神々はすべてむなしい。
主は天を造られ
27 御前には栄光と輝きがあり
聖所には力と喜びがある。
讃 詠 (21)83(1) 聖なるかな

1 聖なるかな、聖なるかな、
聖なるかな、主なる神。
主の栄光は 地に満てり。
聖なるかな、主なる神。

伴奏リンク;  https://ss627798.stars.ne.jp/sanbika21/Lyric/21-083.htm
 
罪の告白と赦し 詩編32編6節~11節
6 あなたの慈しみに生きる人は皆
あなたを見いだしうる間にあなたに祈ります。
大水が溢れ流れるときにも
その人に及ぶことは決してありません。
7 あなたはわたしの隠れが。
苦難から守ってくださる方。
救いの喜びをもって
わたしを囲んでくださる方。〔セラ
8 わたしはあなたを目覚めさせ
行くべき道を教えよう。
あなたの上に目を注ぎ、勧めを与えよう。
9 分別のない馬やらばのようにふるまうな。
それはくつわと手綱で動きを抑えねばならない。
そのようなものをあなたに近づけるな。
10 神に逆らう者は悩みが多く
主に信頼する者は慈しみに囲まれる。
11 神に従う人よ、主によって喜び躍れ。
すべて心の正しい人よ、喜びの声をあげよ。
讃美歌 (21)18 心を高くあげよ

1「こころを高くあげよ!」
主のみ声にしたがい、
ただ主のみを見あげて、
こころを高くあげよう。

2 霧のようなうれいも、
やみのような恐れも、
みなうしろに投げすて、
こころを高くあげよう。

3 主から受けたすべてを、
ふたたび主にささげて、
きよきみ名をほめつつ、
こころを高くあげよう。

4 おわりの日がきたなら、
さばきの座を見あげて、
わがちからのかぎりに、
こころを高くあげよう。

伴奏リンク; https://ss627798.stars.ne.jp/sanbika21/Lyric/21-018.htm
 
<神の言葉>

聖 書

イザヤ書49章1節~6節   (旧約P.1142)
1 島々よ、わたしに聞け
遠い国々よ、耳を傾けよ。
主は母の胎にあるわたしを呼び
母の腹にあるわたしの名を呼ばれた。
2 わたしの口を鋭い剣として御手の陰に置き
わたしを尖らせた矢として矢筒の中に隠して
3 わたしに言われた
あなたはわたしの僕、イスラエル
あなたによってわたしの輝きは現れる、と。
4 わたしは思った
わたしはいたずらに骨折り
うつろに、空しく、力を使い果たした、と。
しかし、わたしを裁いてくださるのは主であり
働きに報いてくださるのもわたしの神である。
5 主の御目にわたしは重んじられている。
わたしの神こそ、わたしの力。
今や、主は言われる。
ヤコブを御もとに立ち帰らせ
イスラエルを集めるために
母の胎にあったわたしを
御自分の僕として形づくられた主は
6 こう言われる。
わたしはあなたを僕として
ヤコブの諸部族を立ち上がらせ
イスラエルの残りの者を連れ帰らせる。
だがそれにもまして
わたしはあなたを国々の光とし
わたしの救いを地の果てまで、もたらす者とする。
 
ヨハネによる福音書11章45節〜57節(新約P.190)
45 マリアのところに来て、イエスのなさったことを目撃したユダヤ人の多くは、イエスを信じた。 
46 しかし、中には、ファリサイ派の人々のもとへ行き、イエスのなさったことを告げる者もいた。 
47 そこで、祭司長たちとファリサイ派の人々は最高法院を召集して言った。「この男は多くのしるしを行っているが、どうすればよいか。 
48 このままにしておけば、皆が彼を信じるようになる。そして、ローマ人が来て、我々の神殿も国民も滅ぼしてしまうだろう。」 
49 彼らの中の一人で、その年の大祭司であったカイアファが言った。「あなたがたは何も分かっていない。 
50 一人の人間が民の代わりに死に、国民全体が滅びないで済む方が、あなたがたに好都合だとは考えないのか。」 
51 これは、カイアファが自分の考えから話したのではない。その年の大祭司であったので預言して、イエスが国民のために死ぬ、と言ったのである。 
52 国民のためばかりでなく、散らされている神の子たちを一つに集めるためにも死ぬ、と言ったのである。 
53 この日から、彼らはイエスを殺そうとたくらんだ。
54 それで、イエスはもはや公然とユダヤ人たちの間を歩くことはなく、そこを去り、荒れ野に近い地方のエフライムという町に行き、弟子たちとそこに滞在された。
55 さて、ユダヤ人の過越祭が近づいた。多くの人が身を清めるために、過越祭の前に地方からエルサレムへ上った。 
56 彼らはイエスを捜し、神殿の境内で互いに言った。「どう思うか。あの人はこの祭りには来ないのだろうか。」 
57 祭司長たちとファリサイ派の人々は、イエスの居どころが分かれば届け出よと、命令を出していた。イエスを逮捕するためである。
 
 
祈 り                 安 井 英 子

 
 
讃美歌 (21)573  光かかげよ 主のみ民よ

1 光かかげよ、主のみ民よ。
日は傾いて 闇はせまる。
花婿が来る 時に備え
祈りつづけよ、目を覚まして。

2 花婿が来る、さあ迎えよう。
ハレルヤ歌い、光かざせ。
宴ととのい 扉ひらく。
喜びに満ち、さあ迎えよう。

3 十字架を仰ぎ 苦難に耐え
栄えを受ける 聖徒たちよ、
勝利の冠 主にささげて
神の小羊 ほめたたえよ。

4 世界の望み 主なるイェスよ、
今こそここに おいでください。
救いの時を 私たちは
心をあげて 共に祝おう。

伴奏リンク; https://ss627798.stars.ne.jp/sanbika21/Lyric/21-573.htm
 
 
説 教 「身代わりの死」          鈴木 美津子

 
 
<神への応答>

 
讃美歌 (21)513 主は命を

1 主は命を 惜しまず捨て
その身を裂き 血を流した。
この犠牲こそが 人を生かす。
その主に私は どう応えよう。

2 主は父なる 神を離れ
暗くさびしい 世に来られた。
栄えも位も すべて捨てた
主のため私は 何を捨てよう。

3 主はゆるしと いつくしみと
とわの命 もたらされた。
限りなく深い わが主の愛
その主に私は どう応えよう

伴奏リンク; https://ss627798.stars.ne.jp/sanbika21/Lyric/21-513.htm
 
十 戒
わたしは主、あなたの神、あなたをエジプトの国、
奴隷の家から導き出した神である。
1. あなたには、わたしをおいてほかに神があってはならない。
2. あなたはいかなる像も造ってはならない。
上は天にあり、下は地にあり、また地の下の水の中にある、
いかなるものの形も造ってはならない。
あなたはそれらに向かってひれ伏したり、それらに仕えたりしてはならない。
わたしは主、あなたの神。わたしは熱情の神である。
わたしを否む者には、父祖の罪を子孫に三代、四代までも問うが、
わたしを愛し、わたしの戒めを守る者には、幾千代にも及ぶ慈しみを与える。
3. あなたの神、主の名をみだりに唱えてはならない。
みだりにその名を唱える者を主は罰せずにはおかれない。
4 .安息日を心に留め、これを聖別せよ。
六日の間働いて、何であれあなたの仕事をし、
七日目は、あなたの神、主の安息日であるから、いかなる仕事もしてはならない。
あなたも、息子も、娘も、男女の奴隷も、家畜も、あなたの町の門の中に寄留する人々も同様である。
六日の間に主は天と地と海とそこにあるすべてのものを造り、七日目に休まれたから、主は安息日を祝福して聖別されたのである。
5. あなたの父母を敬え。そうすればあなたは、あなたの神、主が与えられる土地に長く生きることができる。
6. 殺してはならない。
7. 姦淫してはならない。
8. 盗んではならない。
9. 隣人に関して偽証してはならない。
10. 隣人の家を欲してはならない。
隣人の妻、男女の奴隷、牛、ろばなど隣人のものを一切欲してはならない。
 
 
公 告

 
献金感謝

 
主の祈り
天にまします我らの父よ、
 
願わくは御名をあがめさせたまえ
 
御国を来たらせたまえ。
 
御心の天に成る如く、地にもなさせたまえ。
 
我らの日用の糧を、今日も与えたまえ。
 
我らに罪を犯す者を、我らが赦す如く、我らの罪をも赦したまえ。
 
我らを試みに遭わせず、悪より救い出したまえ。
 
国と力と栄えとは、限りなく、汝のものなればなり。
 
アーメン
頌 栄 (21)29 天のみ民も

天のみ民も、地にあるものも、
父・子・聖霊なる神をたたえよ、
とこしえまでも。
アーメン。

伴奏リンク; https://ss627798.stars.ne.jp/sanbika21/Lyric/21-029.htm
 
派遣と祝福

 
後 奏

 
礼拝当番

(今週)三浦 勇二

(次週)増田 裕子

 
献金当番

(今週)菊地 晴子 福永 真理

(次週)三浦 勇二 菊地 晴子

 
ライブ配信当番

(今週)小出 勝

(次週)小出 勝

2025.7.21 ~2025.7.27の集会案内

2025.7.21 ~2025.7.27の集会案内

      集 会

 
〇日曜学校            9:00

 
〇讃美歌を歌う会(自由参加)    礼拝後

 
 
今 週 の 集 会

 
◎祈祷題 「こどもたちの安全が守られるため」

 
〇大戸集会(浦和教会)      7月22日(火)13:30

聖書箇所(担当 鈴木美津子)  司会 志 賀 洋 子

 
〇猛暑を考慮し、聖書の学びと祈りの会は

7月10日(木)~9月11日(木)まで休会いたします。

 
【牧師予定】

〇7月20日(日)北関東女性教職者研修会(小山伝道所 15時30分~)

 
 週   

 
説教「ナルドの香油」           鈴木 美津子

 
申命記15章7節~11節

ヨハネによる福音書11章54節~12章11節

 
 
讃美歌

*546、*534、*452、*391、*541  三 輪 志 都

 
日曜学校説教「マケドニア人の幻」   鈴木 美津子

使徒言行録16章6節~10節

2025.7.20 週報教会のお知らせ

2025.7.20 週報教会のお知らせ

【ウエストミンスター小教理問答】

問64第五戒では、何が求められていますか。

 
答 第五戒が求めている事は、あらゆる人が目上、目下、対等

いういろいろの地位と関係において持つ名誉を守り、義務を果たす

ことです。

1 エペソ5:21  2 Ⅰペテロ2:17   3 ローマ12:10

 
◇信州夏期宣教講座 エクステンション2025

「戦後80年、私になにが関係ある?」

日時:2025年7月21日(月) 14:00~16:00

場所:KGK学生ホール(お茶の水クリスチャンセンタ-ビル3階)

 
 
◇暑さのため体調を崩されませんよう水分補給をお忘れなく。

2025.7.20 週報掲載の説教

2025.7.20 週報掲載の説教

<2025年6月15日の説教から

この病気は死で終わらない。神の栄光のためである

ヨハネによる福音書11章1節〜16節

鈴木 美津子

 
ヨハネ福音書11 章に記される主イエスの愛するラザロの死と復活の物語は、主イエスが愛する者の苦しみや死にどう向き合われるかを示す、深い慰めと希望に満ちた福音である。

主イエスはラザロの病を知りながら、すぐには動かず、二日間その場に留まられた。ラザロの姉妹であるマルタとマリアの願いにもかかわらず、主イエスがすぐには応答されなかった姿に、私たちは「神の沈黙」のような痛みを覚える。

しかし、詩編139編は、「夜が私を囲んでも、闇もあなたにとっては闇とはならず、夜も昼のように輝きます」と語っている。見えない時も、神は働いておられる。主イエスが留まったのは、もっと深く大きな愛のご計画があったからである。

主イエスは、「この病気は死で終わらない。神の栄光が現れるためである」と語る。二日間留まったというのは、ラザロが死んだということがはっきりするまで待たれたということである。瀕死の状態であっても、生きているうちならば、まだ治る可能性もあるだろう。しかしはっきりと、主イエスのおかげで生き返ったのだということが分かるために、時を引き延ばされたのだ。「この病気は死で終るものではない。神の栄光のためである。神の子がそれによって栄光を受けるためである」というのは、そういうことである。すべての人間の可能性が閉じるところで、神の可能性が始まるのである。

弟子たちは主イエスの言葉を理解できず、エルサレムへの道を「危険なもの」と見て恐れた。しかし主イエスは、ご自分の死と復活を見据えつつ、「神の子が栄光を受けるため」に歩まれる。ラザロの復活は、主イエスご自身の十字架と復活へとつながるしるしであり、私たちが主イエスの復活を信じる信仰へと導く出来事でもあるのだ。

私たちには「死で終わらない」神のご計画に信頼し、希望をもって歩むことが求められる。神の栄光が、私たちの歩みにも豊かに現れるために。