2025.7.20 週報掲載の説教
<2025年6月15日の説教から
『この病気は死で終わらない。神の栄光のためである』
ヨハネによる福音書11章1節〜16節
鈴木 美津子
ヨハネ福音書11 章に記される主イエスの愛するラザロの死と復活の物語は、主イエスが愛する者の苦しみや死にどう向き合われるかを示す、深い慰めと希望に満ちた福音である。
主イエスはラザロの病を知りながら、すぐには動かず、二日間その場に留まられた。ラザロの姉妹であるマルタとマリアの願いにもかかわらず、主イエスがすぐには応答されなかった姿に、私たちは「神の沈黙」のような痛みを覚える。
しかし、詩編139編は、「夜が私を囲んでも、闇もあなたにとっては闇とはならず、夜も昼のように輝きます」と語っている。見えない時も、神は働いておられる。主イエスが留まったのは、もっと深く大きな愛のご計画があったからである。
主イエスは、「この病気は死で終わらない。神の栄光が現れるためである」と語る。二日間留まったというのは、ラザロが死んだということがはっきりするまで待たれたということである。瀕死の状態であっても、生きているうちならば、まだ治る可能性もあるだろう。しかしはっきりと、主イエスのおかげで生き返ったのだということが分かるために、時を引き延ばされたのだ。「この病気は死で終るものではない。神の栄光のためである。神の子がそれによって栄光を受けるためである」というのは、そういうことである。すべての人間の可能性が閉じるところで、神の可能性が始まるのである。
弟子たちは主イエスの言葉を理解できず、エルサレムへの道を「危険なもの」と見て恐れた。しかし主イエスは、ご自分の死と復活を見据えつつ、「神の子が栄光を受けるため」に歩まれる。ラザロの復活は、主イエスご自身の十字架と復活へとつながるしるしであり、私たちが主イエスの復活を信じる信仰へと導く出来事でもあるのだ。
私たちには「死で終わらない」神のご計画に信頼し、希望をもって歩むことが求められる。神の栄光が、私たちの歩みにも豊かに現れるために。
2025.7.13 主日礼拝 録画映像
主 日 礼 拝 2025.7.13 午前10:30
<2025.7.13 主日礼拝>
URL; https://youtube.com/live/eu4OUwoRmjo
YouTubeが立ち上がります。
************************************
2025.7.13 主日礼拝の案内
「ラザロ出て来なさい」と大声で呼ばれた。
(ヨハネによる福音書11章43節)
週 報 81巻 28号 2025.7.13
主 日 礼 拝 午前 10:30
奏楽 板 垣 玲 子
<神の招き>
招 詞 歴代誌上16章23節~27節
み栄えあれや、父と子と聖霊に、
はじめも今も とわにかわらず、
み神に アーメン、アーメン。
罪の告白と赦し 詩編32編1節~5節
讃美歌 (21)13 みつかいとともに
1 みつかいとともに イェスのみ名の
力をたたえて 主をあがめよ。
かんむりをささげて 主とあがめよ。
2 いのちをささげし あかしぴとよ、
ダビデのみ子なる 主をあがめよ。
かんむりをささげて 主とあがめよ。
3 まことの神にて まことのひと、
あがないぬしなる 主をあがめよ。
かんむりをささげて 主とあがめよ。
4 世のつみびとらよ、イェスの愛と
悩みをおもいて 主とあがめよ。
かんむりをささげて 主とあがめよ。
5 世界の人々 み前に伏し、
栄光たたえて 主とあがめよ。
かんむりをささげて 主とあがめよ。
6 世界を治むる イェスを仰ぎ、
たたえのうたもて 主とあがめよ。
かんむりをささげて 主とあがめよ。
<神の言葉>
聖 書 エゼキエル書37章11節~14節 (旧約P.1357)
11 主はわたしに言われた。「人の子よ、これらの骨はイスラエルの全家である。彼らは言っている。『我々の骨は枯れた。我々の望みはうせ、我々は滅びる』と。
12 それゆえ、預言して彼らに語りなさい。主なる神はこう言われる。わたしはお前たちの墓を開く。わが民よ、わたしはお前たちを墓から引き上げ、イスラエルの地へ連れて行く。
13 わたしが墓を開いて、お前たちを墓から引き上げるとき、わが民よ、お前たちはわたしが主であることを知るようになる。
14 また、わたしがお前たちの中に霊を吹き込むと、お前たちは生きる。わたしはお前たちを自分の土地に住まわせる。そのとき、お前たちは主であるわたしがこれを語り、行ったことを知るようになる」と主は言われる。
ヨハネによる福音書11章38節〜44節(新約P.190)
38 イエスは、再び心に憤りを覚えて、墓に来られた。墓は洞穴で、石でふさがれていた。
39 イエスが、「その石を取りのけなさい」と言われると、死んだラザロの姉妹マルタが、「主よ、四日もたっていますから、もうにおいます」と言った。
40 イエスは、「もし信じるなら、神の栄光が見られると、言っておいたではないか」と言われた。
41 人々が石を取りのけると、イエスは天を仰いで言われた。「父よ、わたしの願いを聞き入れてくださって感謝します。
42 わたしの願いをいつも聞いてくださることを、わたしは知っています。しかし、わたしがこう言うのは、周りにいる群衆のためです。あなたがわたしをお遣わしになったことを、彼らに信じさせるためです。」
43 こう言ってから、「ラザロ、出て来なさい」と大声で叫ばれた。
44 すると、死んでいた人が、手と足を布で巻かれたまま出て来た。顔は覆いで包まれていた。イエスは人々に、「ほどいてやって、行かせなさい」と言われた。
祈 り 三 浦 勇 二
讃美歌 (21)458 信仰こそ旅路を
1 信仰こそ旅路を みちびく杖、
弱きを強むる 力なれば、
こころ勇ましく 旅を続け行かん。
恐るべきものは この世になし。
2 わが主をかしらと 仰ぎ見れば、
ちからの泉は 湧きて尽きず。
恵みふかき主の み傷示されて
わずかに残る火 ふたたぴ燃ゆ。
3 主イェスの足跡 たどりゆけば、
けわしき山路も 越え行くを得ん。
疲るることなく、迷うこともなし、
ひたすら御神へ 近づきゆかん。
4 信仰こそわが身の 杖と頼まん、
炎も剣も なにかはあらん。
代々の聖従らを 強く生かしたる
いのちの聖霊 与えたまえ。
説 教 「ラザロ、出てきなさい」 鈴木 美津子
<神への応答>
讃美歌 (21)575 球根の中には
1 球根の中には 花が秘められ、
さなぎの中から いのちはばたく。
寒い冬の中 春はめざめる。
その日、その時をただ神が知る。
2 沈黙はやがて 歌に変えられ、
深い闇の中 夜明け近づく。
過ぎ去った時が 未来を拓く。
その日、その時をただ神が知る。
3 いのちの終わりは いのちの始め。
おそれは信仰に、死は復活に、
ついに変えられる 永遠の朝。
その日、その時をただ神が知る。
使徒信条
わたしは、天地の造り主、全能の父なる神を信じます。
わたしは、そのひとり子、わたしたちの主、イエス・キリストを信じます。
主は聖霊によってやどり、処女マリヤから生まれ、ポンティオ・ピラトのもとで
苦しみを受け、十字架につけられ、死んで葬られ、陰府にくだり、三日目に
死者のうちから復活し、天に昇って、全能の父なる神の右に座しておられます。
そこから来て、生きている者と死んでいる者とを審かれます。
わたしは、聖霊を信じます。聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、
からだの復活、永遠のいのちを信じます。
アーメン。
公 告
献金感謝
主の祈り
父・子・聖霊のひとりの主よ、
栄えと力はただ主にあれ、
とこしえまで。
アーメン。
派遣と祝福
後 奏
*******************************************************
神がわたしたちを憐れみ、祝福し、
御顔の輝きをわたしたちに向けてくださいますように。
あなたの道をこの地が知り、
御救いをすべての民が知るために。
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<2025.7.13 主日礼拝>
スマホおよびPADでも視聴できます!

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2025.7.13 主日礼拝の案内
「ラザロ出て来なさい」と大声で呼ばれた。
(ヨハネによる福音書11章43節)
週 報 81巻 28号 2025.7.13
主 日 礼 拝 午前 10:30
奏楽 板 垣 玲 子
<神の招き>
招 詞 歴代誌上16章23節~27節
23 全地よ、主に向かって歌え。
日から日へ、御救いの良い知らせを告げよ。
24 国々に主の栄光を語り伝えよ
諸国の民にその驚くべき御業を。
25 大いなる主、大いに賛美される主
神々を超えて、最も畏るべき方。
26 諸国の民の神々はすべてむなしい。
主は天を造られ
27 御前には栄光と輝きがあり
聖所には力と喜びがある。
讃 詠 (21)28 みさかえあれやみ栄えあれや、父と子と聖霊に、
はじめも今も とわにかわらず、
み神に アーメン、アーメン。
罪の告白と赦し 詩編32編1節~5節
1【ダビデの詩。マスキール。】
いかに幸いなことでしょう
背きを赦され、罪を覆っていただいた者は。
2 いかに幸いなことでしょう
主に咎を数えられず、心に欺きのない人は。
3 わたしは黙し続けて
絶え間ない呻きに骨まで朽ち果てました。
4 御手は昼も夜もわたしの上に重く
わたしの力は
夏の日照りにあって衰え果てました。〔セラ
5 わたしは罪をあなたに示し
咎を隠しませんでした。
わたしは言いました
「主にわたしの背きを告白しよう」と。
そのとき、あなたはわたしの罪と過ちを
赦してくださいました。
讃美歌 (21)13 みつかいとともに
1 みつかいとともに イェスのみ名の
力をたたえて 主をあがめよ。
かんむりをささげて 主とあがめよ。
2 いのちをささげし あかしぴとよ、
ダビデのみ子なる 主をあがめよ。
かんむりをささげて 主とあがめよ。
3 まことの神にて まことのひと、
あがないぬしなる 主をあがめよ。
かんむりをささげて 主とあがめよ。
4 世のつみびとらよ、イェスの愛と
悩みをおもいて 主とあがめよ。
かんむりをささげて 主とあがめよ。
5 世界の人々 み前に伏し、
栄光たたえて 主とあがめよ。
かんむりをささげて 主とあがめよ。
6 世界を治むる イェスを仰ぎ、
たたえのうたもて 主とあがめよ。
かんむりをささげて 主とあがめよ。
<神の言葉>
聖 書 エゼキエル書37章11節~14節 (旧約P.1357)
11 主はわたしに言われた。「人の子よ、これらの骨はイスラエルの全家である。彼らは言っている。『我々の骨は枯れた。我々の望みはうせ、我々は滅びる』と。
12 それゆえ、預言して彼らに語りなさい。主なる神はこう言われる。わたしはお前たちの墓を開く。わが民よ、わたしはお前たちを墓から引き上げ、イスラエルの地へ連れて行く。
13 わたしが墓を開いて、お前たちを墓から引き上げるとき、わが民よ、お前たちはわたしが主であることを知るようになる。
14 また、わたしがお前たちの中に霊を吹き込むと、お前たちは生きる。わたしはお前たちを自分の土地に住まわせる。そのとき、お前たちは主であるわたしがこれを語り、行ったことを知るようになる」と主は言われる。
ヨハネによる福音書11章38節〜44節(新約P.190)
38 イエスは、再び心に憤りを覚えて、墓に来られた。墓は洞穴で、石でふさがれていた。
39 イエスが、「その石を取りのけなさい」と言われると、死んだラザロの姉妹マルタが、「主よ、四日もたっていますから、もうにおいます」と言った。
40 イエスは、「もし信じるなら、神の栄光が見られると、言っておいたではないか」と言われた。
41 人々が石を取りのけると、イエスは天を仰いで言われた。「父よ、わたしの願いを聞き入れてくださって感謝します。
42 わたしの願いをいつも聞いてくださることを、わたしは知っています。しかし、わたしがこう言うのは、周りにいる群衆のためです。あなたがわたしをお遣わしになったことを、彼らに信じさせるためです。」
43 こう言ってから、「ラザロ、出て来なさい」と大声で叫ばれた。
44 すると、死んでいた人が、手と足を布で巻かれたまま出て来た。顔は覆いで包まれていた。イエスは人々に、「ほどいてやって、行かせなさい」と言われた。
祈 り 三 浦 勇 二
讃美歌 (21)458 信仰こそ旅路を
1 信仰こそ旅路を みちびく杖、
弱きを強むる 力なれば、
こころ勇ましく 旅を続け行かん。
恐るべきものは この世になし。
2 わが主をかしらと 仰ぎ見れば、
ちからの泉は 湧きて尽きず。
恵みふかき主の み傷示されて
わずかに残る火 ふたたぴ燃ゆ。
3 主イェスの足跡 たどりゆけば、
けわしき山路も 越え行くを得ん。
疲るることなく、迷うこともなし、
ひたすら御神へ 近づきゆかん。
4 信仰こそわが身の 杖と頼まん、
炎も剣も なにかはあらん。
代々の聖従らを 強く生かしたる
いのちの聖霊 与えたまえ。
説 教 「ラザロ、出てきなさい」 鈴木 美津子
<神への応答>
讃美歌 (21)575 球根の中には
1 球根の中には 花が秘められ、
さなぎの中から いのちはばたく。
寒い冬の中 春はめざめる。
その日、その時をただ神が知る。
2 沈黙はやがて 歌に変えられ、
深い闇の中 夜明け近づく。
過ぎ去った時が 未来を拓く。
その日、その時をただ神が知る。
3 いのちの終わりは いのちの始め。
おそれは信仰に、死は復活に、
ついに変えられる 永遠の朝。
その日、その時をただ神が知る。
使徒信条
わたしは、天地の造り主、全能の父なる神を信じます。
わたしは、そのひとり子、わたしたちの主、イエス・キリストを信じます。
主は聖霊によってやどり、処女マリヤから生まれ、ポンティオ・ピラトのもとで
苦しみを受け、十字架につけられ、死んで葬られ、陰府にくだり、三日目に
死者のうちから復活し、天に昇って、全能の父なる神の右に座しておられます。
そこから来て、生きている者と死んでいる者とを審かれます。
わたしは、聖霊を信じます。聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、
からだの復活、永遠のいのちを信じます。
アーメン。
公 告
献金感謝
主の祈り
天にまします我らの父よ、
願わくは御名をあがめさせたまえ。
御国を来たらせたまえ。
御心の天に成る如く、地にもなさせたまえ。
我らの日用の糧を、今日も与えたまえ。
我らに罪を犯す者を、我らが赦す如く、我らの罪をも赦したまえ。
我らを試みに遭わせず、悪より救い出したまえ。
国と力と栄えとは、限りなく、汝のものなればなり。
アーメン
頌 栄 (21)27 父・子・聖霊の父・子・聖霊のひとりの主よ、
栄えと力はただ主にあれ、
とこしえまで。
アーメン。
派遣と祝福
後 奏
*******************************************************
神がわたしたちを憐れみ、祝福し、
御顔の輝きをわたしたちに向けてくださいますように。
あなたの道をこの地が知り、
御救いをすべての民が知るために。
*******************************************************
2025.7.13 主日礼拝の案内
2025.7.13 主日礼拝の案内
「ラザロ出て来なさい」と大声で呼ばれた。
(ヨハネによる福音書11章43節)
週 報 81巻 28号 2025.7.13
主 日 礼 拝 午前 10:30
奏楽 板 垣 玲 子
<神の招き>
招 詞 歴代誌上16章23節~27節
み栄えあれや、父と子と聖霊に、
はじめも今も とわにかわらず、
み神に アーメン、アーメン。
伴奏リンク
https://ss627798.stars.ne.jp/sanbika21/Lyric/21-028.htm
罪の告白と赦し 詩編32編1節~5節
讃美歌 (21)13 みつかいとともに
1 みつかいとともに イェスのみ名の
力をたたえて 主をあがめよ。
かんむりをささげて 主とあがめよ。
2 いのちをささげし あかしぴとよ、
ダビデのみ子なる 主をあがめよ。
かんむりをささげて 主とあがめよ。
3 まことの神にて まことのひと、
あがないぬしなる 主をあがめよ。
かんむりをささげて 主とあがめよ。
4 世のつみびとらよ、イェスの愛と
悩みをおもいて 主とあがめよ。
かんむりをささげて 主とあがめよ。
5 世界の人々 み前に伏し、
栄光たたえて 主とあがめよ。
かんむりをささげて 主とあがめよ。
6 世界を治むる イェスを仰ぎ、
たたえのうたもて 主とあがめよ。
かんむりをささげて 主とあがめよ。
伴奏リンク
https://ss627798.stars.ne.jp/sanbika21/Lyric/21-013.htm
<神の言葉>
聖 書 エゼキエル書37章11節~14節 (旧約P.1357)
11 主はわたしに言われた。「人の子よ、これらの骨はイスラエルの全家である。彼らは言っている。『我々の骨は枯れた。我々の望みはうせ、我々は滅びる』と。
12 それゆえ、預言して彼らに語りなさい。主なる神はこう言われる。わたしはお前たちの墓を開く。わが民よ、わたしはお前たちを墓から引き上げ、イスラエルの地へ連れて行く。
13 わたしが墓を開いて、お前たちを墓から引き上げるとき、わが民よ、お前たちはわたしが主であることを知るようになる。
14 また、わたしがお前たちの中に霊を吹き込むと、お前たちは生きる。わたしはお前たちを自分の土地に住まわせる。そのとき、お前たちは主であるわたしがこれを語り、行ったことを知るようになる」と主は言われる。
ヨハネによる福音書11章38節〜44節(新約P.190)
38 イエスは、再び心に憤りを覚えて、墓に来られた。墓は洞穴で、石でふさがれていた。
39 イエスが、「その石を取りのけなさい」と言われると、死んだラザロの姉妹マルタが、「主よ、四日もたっていますから、もうにおいます」と言った。
40 イエスは、「もし信じるなら、神の栄光が見られると、言っておいたではないか」と言われた。
41 人々が石を取りのけると、イエスは天を仰いで言われた。「父よ、わたしの願いを聞き入れてくださって感謝します。
42 わたしの願いをいつも聞いてくださることを、わたしは知っています。しかし、わたしがこう言うのは、周りにいる群衆のためです。あなたがわたしをお遣わしになったことを、彼らに信じさせるためです。」
43 こう言ってから、「ラザロ、出て来なさい」と大声で叫ばれた。
44 すると、死んでいた人が、手と足を布で巻かれたまま出て来た。顔は覆いで包まれていた。イエスは人々に、「ほどいてやって、行かせなさい」と言われた。
祈 り 三 浦 勇 二
讃美歌 (21)458 信仰こそ旅路を
1 信仰こそ旅路を みちびく杖、
弱きを強むる 力なれば、
こころ勇ましく 旅を続け行かん。
恐るべきものは この世になし。
2 わが主をかしらと 仰ぎ見れば、
ちからの泉は 湧きて尽きず。
恵みふかき主の み傷示されて
わずかに残る火 ふたたぴ燃ゆ。
3 主イェスの足跡 たどりゆけば、
けわしき山路も 越え行くを得ん。
疲るることなく、迷うこともなし、
ひたすら御神へ 近づきゆかん。
4 信仰こそわが身の 杖と頼まん、
炎も剣も なにかはあらん。
代々の聖従らを 強く生かしたる
いのちの聖霊 与えたまえ。
伴奏リンク
https://ss627798.stars.ne.jp/sanbika21/Lyric/21-458.htm
説 教 「ラザロ、出てきなさい」 鈴木 美津子
<神への応答>
讃美歌 (21)575 球根の中には
1 球根の中には 花が秘められ、
さなぎの中から いのちはばたく。
寒い冬の中 春はめざめる。
その日、その時をただ神が知る。
2 沈黙はやがて 歌に変えられ、
深い闇の中 夜明け近づく。
過ぎ去った時が 未来を拓く。
その日、その時をただ神が知る。
3 いのちの終わりは いのちの始め。
おそれは信仰に、死は復活に、
ついに変えられる 永遠の朝。
その日、その時をただ神が知る。
伴奏リンク
https://ss627798.stars.ne.jp/sanbika21/Lyric/21-575.htm
使徒信条
わたしは、天地の造り主、全能の父なる神を信じます。
わたしは、そのひとり子、わたしたちの主、イエス・キリストを信じます。
主は聖霊によってやどり、処女マリヤから生まれ、ポンティオ・ピラトのもとで
苦しみを受け、十字架につけられ、死んで葬られ、陰府にくだり、三日目に
死者のうちから復活し、天に昇って、全能の父なる神の右に座しておられます。
そこから来て、生きている者と死んでいる者とを審かれます。
わたしは、聖霊を信じます。聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、
からだの復活、永遠のいのちを信じます。
アーメン。
公 告
献金感謝
主の祈り
父・子・聖霊のひとりの主よ、
栄えと力はただ主にあれ、
とこしえまで。
アーメン。
伴奏リンク
https://ss627798.stars.ne.jp/sanbika21/Lyric/21-027.htm
派遣と祝福
後 奏
礼拝当番
(今週)森﨑千恵
(次週)三浦 勇二
献金当番
(今週)安井 英子 深沢 浩延
(次週)菊地 晴子 加藤 純子
ライブ配信当番
(今週)新畑 信
(次週)小出 勝
「ラザロ出て来なさい」と大声で呼ばれた。
(ヨハネによる福音書11章43節)
週 報 81巻 28号 2025.7.13
主 日 礼 拝 午前 10:30
奏楽 板 垣 玲 子
<神の招き>
招 詞 歴代誌上16章23節~27節
23 全地よ、主に向かって歌え。
日から日へ、御救いの良い知らせを告げよ。
24 国々に主の栄光を語り伝えよ
諸国の民にその驚くべき御業を。
25 大いなる主、大いに賛美される主
神々を超えて、最も畏るべき方。
26 諸国の民の神々はすべてむなしい。
主は天を造られ
27 御前には栄光と輝きがあり
聖所には力と喜びがある。
讃 詠 (21)28 みさかえあれやみ栄えあれや、父と子と聖霊に、
はじめも今も とわにかわらず、
み神に アーメン、アーメン。
伴奏リンク
https://ss627798.stars.ne.jp/sanbika21/Lyric/21-028.htm
罪の告白と赦し 詩編32編1節~5節
1【ダビデの詩。マスキール。】
いかに幸いなことでしょう
背きを赦され、罪を覆っていただいた者は。
2 いかに幸いなことでしょう
主に咎を数えられず、心に欺きのない人は。
3 わたしは黙し続けて
絶え間ない呻きに骨まで朽ち果てました。
4 御手は昼も夜もわたしの上に重く
わたしの力は
夏の日照りにあって衰え果てました。〔セラ
5 わたしは罪をあなたに示し
咎を隠しませんでした。
わたしは言いました
「主にわたしの背きを告白しよう」と。
そのとき、あなたはわたしの罪と過ちを
赦してくださいました。
讃美歌 (21)13 みつかいとともに
1 みつかいとともに イェスのみ名の
力をたたえて 主をあがめよ。
かんむりをささげて 主とあがめよ。
2 いのちをささげし あかしぴとよ、
ダビデのみ子なる 主をあがめよ。
かんむりをささげて 主とあがめよ。
3 まことの神にて まことのひと、
あがないぬしなる 主をあがめよ。
かんむりをささげて 主とあがめよ。
4 世のつみびとらよ、イェスの愛と
悩みをおもいて 主とあがめよ。
かんむりをささげて 主とあがめよ。
5 世界の人々 み前に伏し、
栄光たたえて 主とあがめよ。
かんむりをささげて 主とあがめよ。
6 世界を治むる イェスを仰ぎ、
たたえのうたもて 主とあがめよ。
かんむりをささげて 主とあがめよ。
伴奏リンク
https://ss627798.stars.ne.jp/sanbika21/Lyric/21-013.htm
<神の言葉>
聖 書 エゼキエル書37章11節~14節 (旧約P.1357)
11 主はわたしに言われた。「人の子よ、これらの骨はイスラエルの全家である。彼らは言っている。『我々の骨は枯れた。我々の望みはうせ、我々は滅びる』と。
12 それゆえ、預言して彼らに語りなさい。主なる神はこう言われる。わたしはお前たちの墓を開く。わが民よ、わたしはお前たちを墓から引き上げ、イスラエルの地へ連れて行く。
13 わたしが墓を開いて、お前たちを墓から引き上げるとき、わが民よ、お前たちはわたしが主であることを知るようになる。
14 また、わたしがお前たちの中に霊を吹き込むと、お前たちは生きる。わたしはお前たちを自分の土地に住まわせる。そのとき、お前たちは主であるわたしがこれを語り、行ったことを知るようになる」と主は言われる。
ヨハネによる福音書11章38節〜44節(新約P.190)
38 イエスは、再び心に憤りを覚えて、墓に来られた。墓は洞穴で、石でふさがれていた。
39 イエスが、「その石を取りのけなさい」と言われると、死んだラザロの姉妹マルタが、「主よ、四日もたっていますから、もうにおいます」と言った。
40 イエスは、「もし信じるなら、神の栄光が見られると、言っておいたではないか」と言われた。
41 人々が石を取りのけると、イエスは天を仰いで言われた。「父よ、わたしの願いを聞き入れてくださって感謝します。
42 わたしの願いをいつも聞いてくださることを、わたしは知っています。しかし、わたしがこう言うのは、周りにいる群衆のためです。あなたがわたしをお遣わしになったことを、彼らに信じさせるためです。」
43 こう言ってから、「ラザロ、出て来なさい」と大声で叫ばれた。
44 すると、死んでいた人が、手と足を布で巻かれたまま出て来た。顔は覆いで包まれていた。イエスは人々に、「ほどいてやって、行かせなさい」と言われた。
祈 り 三 浦 勇 二
讃美歌 (21)458 信仰こそ旅路を
1 信仰こそ旅路を みちびく杖、
弱きを強むる 力なれば、
こころ勇ましく 旅を続け行かん。
恐るべきものは この世になし。
2 わが主をかしらと 仰ぎ見れば、
ちからの泉は 湧きて尽きず。
恵みふかき主の み傷示されて
わずかに残る火 ふたたぴ燃ゆ。
3 主イェスの足跡 たどりゆけば、
けわしき山路も 越え行くを得ん。
疲るることなく、迷うこともなし、
ひたすら御神へ 近づきゆかん。
4 信仰こそわが身の 杖と頼まん、
炎も剣も なにかはあらん。
代々の聖従らを 強く生かしたる
いのちの聖霊 与えたまえ。
伴奏リンク
https://ss627798.stars.ne.jp/sanbika21/Lyric/21-458.htm
説 教 「ラザロ、出てきなさい」 鈴木 美津子
<神への応答>
讃美歌 (21)575 球根の中には
1 球根の中には 花が秘められ、
さなぎの中から いのちはばたく。
寒い冬の中 春はめざめる。
その日、その時をただ神が知る。
2 沈黙はやがて 歌に変えられ、
深い闇の中 夜明け近づく。
過ぎ去った時が 未来を拓く。
その日、その時をただ神が知る。
3 いのちの終わりは いのちの始め。
おそれは信仰に、死は復活に、
ついに変えられる 永遠の朝。
その日、その時をただ神が知る。
伴奏リンク
https://ss627798.stars.ne.jp/sanbika21/Lyric/21-575.htm
使徒信条
わたしは、天地の造り主、全能の父なる神を信じます。
わたしは、そのひとり子、わたしたちの主、イエス・キリストを信じます。
主は聖霊によってやどり、処女マリヤから生まれ、ポンティオ・ピラトのもとで
苦しみを受け、十字架につけられ、死んで葬られ、陰府にくだり、三日目に
死者のうちから復活し、天に昇って、全能の父なる神の右に座しておられます。
そこから来て、生きている者と死んでいる者とを審かれます。
わたしは、聖霊を信じます。聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、
からだの復活、永遠のいのちを信じます。
アーメン。
公 告
献金感謝
主の祈り
天にまします我らの父よ、
願わくは御名をあがめさせたまえ。
御国を来たらせたまえ。
御心の天に成る如く、地にもなさせたまえ。
我らの日用の糧を、今日も与えたまえ。
我らに罪を犯す者を、我らが赦す如く、我らの罪をも赦したまえ。
我らを試みに遭わせず、悪より救い出したまえ。
国と力と栄えとは、限りなく、汝のものなればなり。
アーメン
頌 栄 (21)27 父・子・聖霊の父・子・聖霊のひとりの主よ、
栄えと力はただ主にあれ、
とこしえまで。
アーメン。
伴奏リンク
https://ss627798.stars.ne.jp/sanbika21/Lyric/21-027.htm
派遣と祝福
後 奏
礼拝当番
(今週)森﨑千恵
(次週)三浦 勇二
献金当番
(今週)安井 英子 深沢 浩延
(次週)菊地 晴子 加藤 純子
ライブ配信当番
(今週)新畑 信
(次週)小出 勝
2025.7.14 ~2025.7.20の集会案内
2025.7.14 ~2025.7.20の集会案内
本 日 の 集 会
〇日曜学校 9:00
〇定期拡大小会 礼拝後
〇定期執事会・小会 同上後
今 週 の 集 会
◎祈祷題 「充実した礼拝生活のため」
*猛暑を考慮し、聖書の学びと祈りの会は
今週7月10日(木)~ 9月11日(木)まで休会いたします。
【牧師予定】
7月14日(月)マイノリティ宣教センター運営委員会(ウエブ10~11時)
同日 第1回東京中会教職者研修会(鎌田御園教会 14~18時)
7月20日(日)北関東女性教職者研修会(小山伝道所 15時30分~)
次 週 礼 拝
説教「身代わりの死」 鈴木 美津子
イザヤ書49章1節~6節
ヨハネによる福音書11章45節〜57節
讃美歌 (21) 83(1)、18、573、513、29 田 中 愛
日曜学校説教「第二回宣教旅行」 安 井 国 雄
使徒言行録15章36節~41節
本 日 の 集 会
〇日曜学校 9:00
〇定期拡大小会 礼拝後
〇定期執事会・小会 同上後
今 週 の 集 会
◎祈祷題 「充実した礼拝生活のため」
*猛暑を考慮し、聖書の学びと祈りの会は
今週7月10日(木)~ 9月11日(木)まで休会いたします。
【牧師予定】
7月14日(月)マイノリティ宣教センター運営委員会(ウエブ10~11時)
同日 第1回東京中会教職者研修会(鎌田御園教会 14~18時)
7月20日(日)北関東女性教職者研修会(小山伝道所 15時30分~)
次 週 礼 拝
説教「身代わりの死」 鈴木 美津子
イザヤ書49章1節~6節
ヨハネによる福音書11章45節〜57節
讃美歌 (21) 83(1)、18、573、513、29 田 中 愛
日曜学校説教「第二回宣教旅行」 安 井 国 雄
使徒言行録15章36節~41節
2025.7.13 週報教会のお知らせ
2025.7.13 週報教会のお知らせ
【ウエストミンスター小教理問答】
問63第五戒は、どれですか。
答 第五戒は、これです。「あなたの父と母を敬え。これは、あなたの神、主が賜わる地で、あなたが長く生きるためである1」。
◇信州夏期宣教講座 エクステンション2025
「戦後80年、私になにが関係ある?」
日時:2025年7月21日(月) 14:00~16:00
場所:KGK学生ホール(お茶の水クリスチャンセンタ-ビル3階)
◇大戸集会のお知らせ
7月22日(火)13:30~ 浦和教会1階で行います
どなたもご自由にご参加ください。(申し込みは、野田昭子まで)
◇暑さのため体調を崩されませんよう水分補給をお忘れなく。
【ウエストミンスター小教理問答】
問63第五戒は、どれですか。
答 第五戒は、これです。「あなたの父と母を敬え。これは、あなたの神、主が賜わる地で、あなたが長く生きるためである1」。
- 出エジプト20:12
◇信州夏期宣教講座 エクステンション2025
「戦後80年、私になにが関係ある?」
日時:2025年7月21日(月) 14:00~16:00
場所:KGK学生ホール(お茶の水クリスチャンセンタ-ビル3階)
◇大戸集会のお知らせ
7月22日(火)13:30~ 浦和教会1階で行います
どなたもご自由にご参加ください。(申し込みは、野田昭子まで)
◇暑さのため体調を崩されませんよう水分補給をお忘れなく。
2025.7.13 週報掲載の説教
2025.7.13 週報掲載の説教
<2025年6月1日の説教から
『わたしを信じなくても、その業を信じなさい』
ヨハネによる福音書10章22節〜42節
鈴木 美津子
主イエスがご自分を神の子・救い主として語り、神の業を示すたびに、人々は「信じる者」と「信じない者」に分かれた。ヨハネ福音書は、その対立が主イエスを十字架へと向かわせたと語る。主イエスの語った言葉や癒しの業は、人々を信仰へと導くものである一方、ユダヤ人指導者たちには神への冒瀆と受け取られ、殺意を抱かせるものであったのだ。主イエスはまさに、神の子・キリストであるがゆえに、拒絶され、殺されたのだ。
なぜ主イエスを信じる者と信じない者がいるのか、その答えは私たちには分からない。主イエスの羊か否か、それは神の選びによるのだと福音書は語る。そして、選ばれた者には、神の御心に従って歩むことが求められるのだ、と。
主イエスとユダヤ人たちとのやり取りは「神殿奉献記念祭」の最中に行われた。偶像礼拝から信仰を守ったユダ・マカバイの記憶が強く意識される中、人々は主イエスに「メシアならはっきりそう言いなさい」と詰め寄った。主イエスは「わたしは父と一つである」と答え、人々は冒瀆の罪で石を取る。彼らのメシア理解は、イスラエル民族をローマから解放する政治的救い主である。しかし主イエスが示された救い主の姿は、病人や罪人を癒し、愛をもって仕える方であった。
主イエスは「わたしを信じなくても、その業を信じなさい」と語る。つまり、自分たちの期待するメシア像ではなく、主イエスが実際に行ってきた業に目を向け、それによって主イエスが何者かを知れと語っているのである。主イエスの業、十字架の死にまで至る愛は、まさに神の御業である。
私たちは、主イエスの羊としてその御声に耳を傾け、従う者とされた。そのことは、私たちの歩みと結ぶ実によって明らかになる。キリスト者とは名ばかりではなく、キリスト者としての実を結ぶことが求められる。だからこそ、私たちは聖霊の助けを祈り求めながら、日々、主イエスの御声を聞き取り、御声に従い、その愛に生きる者として歩んでいくのである。
<2025年6月1日の説教から
『わたしを信じなくても、その業を信じなさい』
ヨハネによる福音書10章22節〜42節
鈴木 美津子
主イエスがご自分を神の子・救い主として語り、神の業を示すたびに、人々は「信じる者」と「信じない者」に分かれた。ヨハネ福音書は、その対立が主イエスを十字架へと向かわせたと語る。主イエスの語った言葉や癒しの業は、人々を信仰へと導くものである一方、ユダヤ人指導者たちには神への冒瀆と受け取られ、殺意を抱かせるものであったのだ。主イエスはまさに、神の子・キリストであるがゆえに、拒絶され、殺されたのだ。
なぜ主イエスを信じる者と信じない者がいるのか、その答えは私たちには分からない。主イエスの羊か否か、それは神の選びによるのだと福音書は語る。そして、選ばれた者には、神の御心に従って歩むことが求められるのだ、と。
主イエスとユダヤ人たちとのやり取りは「神殿奉献記念祭」の最中に行われた。偶像礼拝から信仰を守ったユダ・マカバイの記憶が強く意識される中、人々は主イエスに「メシアならはっきりそう言いなさい」と詰め寄った。主イエスは「わたしは父と一つである」と答え、人々は冒瀆の罪で石を取る。彼らのメシア理解は、イスラエル民族をローマから解放する政治的救い主である。しかし主イエスが示された救い主の姿は、病人や罪人を癒し、愛をもって仕える方であった。
主イエスは「わたしを信じなくても、その業を信じなさい」と語る。つまり、自分たちの期待するメシア像ではなく、主イエスが実際に行ってきた業に目を向け、それによって主イエスが何者かを知れと語っているのである。主イエスの業、十字架の死にまで至る愛は、まさに神の御業である。
私たちは、主イエスの羊としてその御声に耳を傾け、従う者とされた。そのことは、私たちの歩みと結ぶ実によって明らかになる。キリスト者とは名ばかりではなく、キリスト者としての実を結ぶことが求められる。だからこそ、私たちは聖霊の助けを祈り求めながら、日々、主イエスの御声を聞き取り、御声に従い、その愛に生きる者として歩んでいくのである。