2025.9.14 主日礼拝の案内

2025.9.14 主日礼拝の案内

 
父の命令は永遠の命であることを、私は知っている。

(ヨハネによる福音書12章50節a)

 
週 報 81巻 37号 2025.9.14

 
主 日 礼 拝     午前 10:30

 
奏楽 板 垣 玲 子

 
<神の招き>

 
招 詞  マタイによる福音書5章3節~10節
3「心の貧しい人々は、幸いである、
天の国はその人たちのものである。
4 悲しむ人々は、幸いである、
その人たちは慰められる。
5 柔和な人々は、幸いである、
その人たちは地を受け継ぐ。
6 義に飢え渇く人々は、幸いである、
その人たちは満たされる。
7 憐れみ深い人々は、幸いである、
その人たちは憐れみを受ける。
8 心の清い人々は、幸いである、
その人たちは神を見る。
9 平和を実現する人々は、幸いである、
その人たちは神の子と呼ばれる。
10 義のために迫害される人々は、幸いである、
天の国はその人たちのものである。
 
 
讃 詠 (21)83(1)  聖なるかな

1 聖なるかな、聖なるかな、
聖なるかな、主なる神。
主の栄光は 地に満てり。
聖なるかな、主なる神。

 
伴奏リンク: https://ss627798.stars.ne.jp/sanbika21/Lyric/21-083.htm
 
罪の告白と赦し 詩編130編1節~8節
1【都に上る歌。】
深い淵の底から、主よ、あなたを呼びます。
2 主よ、この声を聞き取ってください。
嘆き祈るわたしの声に耳を傾けてください。
3 主よ、あなたが罪をすべて心に留められるなら
主よ、誰が耐ええましょう。
4 しかし、赦しはあなたのもとにあり
人はあなたを畏れ敬うのです。
5 わたしは主に望みをおき
わたしの魂は望みをおき
御言葉を待ち望みます。
6 わたしの魂は主を待ち望みます
見張りが朝を待つにもまして
見張りが朝を待つにもまして。
7 イスラエルよ、主を待ち望め。
慈しみは主のもとに
豊かな贖いも主のもとに。
8 主は、イスラエルを
すべての罪から贖ってくださる。
 
 
讃美歌  (21)18 心を高くあげよ

 
1「こころを高くあげよ!」
主のみ声にしたがい、
ただ主のみを見あげて、
こころを高くあげよう。
2 霧のようなうれいも、
やみのような恐れも、
みなうしろに投げすて、
こころを高くあげよう。
3 主から受けたすべてを、
ふたたび主にささげて、
きよきみ名をほめつつ、
こころを高くあげよう。
4 おわりの日がきたなら、
さばきの座を見あげて、
わがちからのかぎりに、
こころを高くあげよう。

 
伴奏リンク: https://ss627798.stars.ne.jp/sanbika21/Lyric/21-018.htm
 
<神の言葉>

聖 書

イザヤ書55章8節~11節   (旧約P.1153)
8 わたしの思いは、あなたたちの思いと異なり
わたしの道はあなたたちの道と異なると
主は言われる。
9 天が地を高く超えているように
わたしの道は、あなたたちの道を
わたしの思いは
あなたたちの思いを、高く超えている。
10 雨も雪も、ひとたび天から降れば
むなしく天に戻ることはない。
それは大地を潤し、芽を出させ、生い茂らせ
種蒔く人には種を与え
食べる人には糧を与える。
11 そのように、わたしの口から出るわたしの言葉も
むなしくは、わたしのもとに戻らない。
それはわたしの望むことを成し遂げ
わたしが与えた使命を必ず果たす。
 
ヨハネによる福音書12章44節~50節(新約P.193)

 
44 イエスは叫んで、こう言われた。「わたしを信じる者は、わたしを信じるのではなくて、わたしを遣わされた方を信じるのである。 
45 わたしを見る者は、わたしを遣わされた方を見るのである。 
46 わたしを信じる者が、だれも暗闇の中にとどまることのないように、わたしは光として世に来た。 
47 わたしの言葉を聞いて、それを守らない者がいても、わたしはその者を裁かない。わたしは、世を裁くためではなく、世を救うために来たからである。 
48 わたしを拒み、わたしの言葉を受け入れない者に対しては、裁くものがある。わたしの語った言葉が、終わりの日にその者を裁く。 
49 なぜなら、わたしは自分勝手に語ったのではなく、わたしをお遣わしになった父が、わたしの言うべきこと、語るべきことをお命じになったからである。 
50 父の命令は永遠の命であることを、わたしは知っている。だから、わたしが語ることは、父がわたしに命じられたままに語っているのである。」
 
 
祈 り         安 井 英 子

 
 
讃美歌  (21)289  みどりもふかき

 
1 みどりもふかき 若葉のさと、
ナザレの村よ、汝がちまたを
こころ清らに 行きかいつつ、
そだちたまいし 人を知るや。

2 その頭には かむりもなく、
その衣には かざりもなく、
まずしき村の 木工として、
主は若き日を 過ぎたまえり。

3 人の子イェスよ、君の御名を
みつかいたちの ほむるときに、
めぐみににおい 愛にかおる
み足のあとを 我はたどらん。

 
伴奏リンク: https://ss627798.stars.ne.jp/sanbika21/Lyric/21-289.htm
 
 
説 教 「命は神の言葉と共に」  鈴木 美津子

 
 
<神への応答>

 
讃美歌 (21)571(1,4,5)  いつわりの世に

 
1 いつわりの世に 別れを告げん。
罪と不正を われは憎む。
仕えし者に むくいて主は
住まわせたもう、永遠の国に。

4 苦しみ悩み 主はしりぞけ、
み力をもて われを強め、
恵みのうちに わがたましい
主はふところに いだきたもう。

5 とうとき主イェスよ、今、わが名を
いのちの書に しるしたまえ。
主イェスの愛に むすばれつつ
われは憩わん、主の国にて。

 
伴奏リンク: https://ss627798.stars.ne.jp/sanbika21/Lyric/21-571.htm
 
使徒信条

 
わたしは、天地の造り主、全能の父なる神を信じます。

わたしは、そのひとり子、わたしたちの主、イエス・キリストを信じます。

主は聖霊によってやどり、処女マリヤから生まれ、ポンティオ・ピラトのもとで

苦しみを受け、十字架につけられ、死んで葬られ、陰府にくだり、三日目に

死者のうちから復活し、天に昇って、全能の父なる神の右に座しておられます。

そこから来て、生きている者と死んでいる者とを審かれます。

わたしは、聖霊を信じます。聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、

からだの復活、永遠のいのちを信じます。

アーメン

 
公 告

 
献金感謝

 
主の祈り
天にまします我らの父よ、
 
願わくは御名をあがめさせたまえ
 
御国を来たらせたまえ。
 
御心の天に成る如く、地にもなさせたまえ。
 
我らの日用の糧を、今日も与えたまえ。
 
我らに罪を犯す者を、我らが赦す如く、我らの罪をも赦したまえ。
 
我らを試みに遭わせず、悪より救い出したまえ。
 
国と力と栄えとは、限りなく、汝のものなればなり。
 
アーメン
 
頌 栄 (21)26 グロリア、グロリア、グロリア
グローリア、グローリア、グローリア、ちちとみ子に、
グローリア、グローリア、グローリア、せいなる霊に。
 
伴奏リンク: https://ss627798.stars.ne.jp/sanbika21/Lyric/21-026.htm
 
派遣と祝福

 
後 奏

 
礼拝当番

(今週)三浦 勇二

(次週)安井 英子

献金当番

(今週)青木 節子 金子 清子

(次週)加藤 純子 深沢 浩延

ライブ配信当番

(今週))新畑 信

(次週)小出 勝

 
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神がわたしたちを憐れみ、祝福し、

御顔の輝きをわたしたちに向けてくださいますように。

あなたの道をこの地が知り、

御救いをすべての民が知るために。

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2025.9.14 ~2025.9.20 の集会案内

2025.9.14 ~2025.9.20 の集会案内

      集 会

 
〇日曜学校(2階礼拝堂)      9:00

 
〇定期拡大小会          礼 拝 後

 
〇定期小会・定期執事会      同 上 後

 
今 週 の 集 会

 
◎祈祷題 「聖書の学びと祈りの会のため」

 
〇聖書の学びと祈りの会   9月18日(木) 10:00

 
ヨエル書3章 担当 鈴木 美津子     司会 森 﨑 千 恵

 
 
【牧師予定】

 
〇9月19日(金)〜9月26日(金)牧師夏期休暇、

但し、9月25日(木)の聖書の学びと祈り会の奨励は、鈴木牧師が行います。

 
〇9月21日(日)の礼拝説教は、森﨑長老が代読いたします。

 
 週   

 
説教 「本当の隣人とは誰か」 代読 森 﨑 千 恵

 
申命記6章4節~9節、レビ記9章18節

ルカによる福音書10章25節~37節

 
 
讃美歌      田 中  愛

(21) 23、6、484、419(1,2,5)、27

 
 
日曜学校説教「土のちりで形づくられた人間」   松 谷 信 司

創世記2章7節~17節

2025.9.14 週報教会のお知らせ

2025.9.14 週報教会のお知らせ

【ウエストミンスター小教理問答】

 
問71 第七戒では、何が求められていますか。

 
答 第七戒が求めている事は、心、会話、振舞において、私たち自身と隣人の貞潔を守ることです1。

1 コリント7:2~3、5、34、36  コロサイ4:6  Ⅰペトロ3:2

 
◇鈴木美津子牧師の夏期休暇中の緊急連絡先は、森﨑長老か安井長老

までお願いいたします。(電話番号は住所録に記載)

 
タビタの会の働きと献金のお願い

タビタの会は引退教職の先生方とその配偶者の方々を対象として、

支援の必要な方々に生活支援金を、また、引退・逝去教職配偶者の皆様にはクリスマスプレゼントと手紙を、また、病気や怪我で入院された場合、お見舞金やカードをお贈りしております。

この活動は皆様の祈りと献金に支えられています。

今年も浦和教会では、11月末までタビタの会の献金をお願いしております。

2025.9.14 週報掲載の説教

2025.9.14 週報掲載の説教

<2025年8 月3日説教から>

真の王は子ろばに乗っておいでになる

ヨハネによる福音書12章12節〜12章19節

鈴木 美津子

 
主イエスは受難の週の初め、エルサレムへと入場された。過越祭を前に都エルサレムは巡礼者で溢れ帰っていた。群衆はなつめやしの枝を振りかざし、「ホサナ、イスラエルの王に」と熱狂的に主イエスを迎える。彼らは、病を癒し、死者をも復活させた主イエスの力に魅了され、ローマ帝国から解放し国を建て直す王としての姿を夢見ていたのだ。しかしその期待は、人間的な力と支配による勝利を求めるものに過ぎなかった。

主イエスがエルサレム入城に際し選ばれたのは軍馬ではなく「ろばの子」であった。ろばは権力や武力を象徴するものではなく、労苦と従順のしるしである。旧約ゼカリヤ書に「見よ、お前の王がおいでになる、ろばの子に乗って」と預言されていた通り、主イエスは平和の王として来られた。人々の期待とは異なる謙遜な姿によって、神の国のあり方を示されたのである。

しかし弟子たちでさえ、その意味をすぐには理解できなかった。群衆もまた誤解し、やがて「十字架につけよ」と叫ぶようになるのだ。人々の熱狂は簡単に憎しみに変わり、王として迎えられたお方は十字架へと追いやられていく。けれどもその誤解や拒絶さえも、神は御計画の中に用いられる。十字架と復活によって、主イエスは人類の罪を贖い、真の救いを実現されるのである。

「ホサナ」とは本来「どうか救ってください」という祈りの言葉である。群衆は政治的解放を願って叫んだが、その叫びは結果的に、神の救いを宣言する言葉となった。人間の思いや言葉の限界を超えて、神は御業を進められるからである。私たちは自分の弱さや愚かさに気を取られがちであるが、真に支配しておられるのは神である。主イエスが「ろばの子」に乗られた謙遜な姿は、力や暴力ではなく愛と平和による王の姿を指し示している。今も世界では戦争や争いが絶えない。だからこそ私たちは、「ホサナ、主よ、どうか救ってください」と真の平和の実現を切に祈り願い、この平和の王を信じ従い歩み続けるのである。