2025.9.21 主日礼拝の案内

2025.9.21 主日礼拝の案内

 
律法の専門家は言った。「その人を助けた人です。」そこで、イエスは言われた。

「行って、あなたも同じようにしなさい。」  ルカによる福音書10章37節

 
週 報 81巻 38号 2025.9.21

 
主 日 礼 拝      午前 10:30

 
奏楽 田 中 愛

 
<神の招き>

 
招 詞  マタイによる福音書5章3節~10節
3 「心の貧しい人々は、幸いである、
天の国はその人たちのものである。
4 悲しむ人々は、幸いである、
その人たちは慰められる。
5 柔和な人々は、幸いである、
その人たちは地を受け継ぐ。
6 義に飢え渇く人々は、幸いである、
その人たちは満たされる。
7 憐れみ深い人々は、幸いである、
その人たちは憐れみを受ける。
8 心の清い人々は、幸いである、
その人たちは神を見る。
9 平和を実現する人々は、幸いである、
その人たちは神の子と呼ばれる。
10 義のために迫害される人々は、幸いである、
天の国はその人たちのものである。
 
讃 詠 (21)28  み栄えあれや

 
み栄えあれや、父と子と聖霊に、

はじめも今も とわにかわらず、

み神に アーメン、アーメン。

 
伴奏リンク; https://ss627798.stars.ne.jp/sanbika21/Lyric/21-028.htm
 
罪の告白と赦し 詩編143編1節~6
1【賛歌。ダビデの詩。】
主よ、わたしの祈りをお聞きください。
嘆き祈る声に耳を傾けてください。
あなたのまこと、恵みの御業によって
わたしに答えてください。
2 あなたの僕を裁きにかけないでください。
御前に正しいと認められる者は
命あるものの中にはいません。
3 敵はわたしの魂に追い迫り
わたしの命を地に踏みにじり
とこしえの死者と共に
闇に閉ざされた国に住まわせようとします。
4 わたしの霊はなえ果て
心は胸の中で挫けます。
5 わたしはいにしえの日々を思い起こし
あなたのなさったことをひとつひとつ思い返し
御手の業を思いめぐらします。
6 あなたに向かって両手を広げ
渇いた大地のようなわたしの魂を
あなたに向けます。
 
讃美歌  (21)6 つくりぬしを賛美します

1 つくりぬしを 賛美します。
み前に進み ひれふし、
ささげます 身もたましいも、
きよい主のみ名を 感謝して。

2 全能の神を 賛美します。
風と波を しずめて、
こころみに 打ち勝つ力
与える恵みに 感謝して。

3 心こめて 賛美します。
よろこびの声 合わせて、
強い手で いつも導く
あがないの神に 感謝して。

 
伴奏リンク; https://ss627798.stars.ne.jp/sanbika21/Lyric/21-006.htm
 
<神の言葉>

聖 書

申命記6章4節~9節、レビ記9章18節 (旧約P.291、P.175)
4 聞け、イスラエルよ。我らの神、主は唯一の主である。 
5 あなたは心を尽くし、魂を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。
6 今日わたしが命じるこれらの言葉を心に留め、 
7 子供たちに繰り返し教え、家に座っているときも道を歩くときも、寝ているときも起きているときも、これを語り聞かせなさい。 
8 更に、これをしるしとして自分の手に結び、覚えとして額に付け、 
9 あなたの家の戸口の柱にも門にも書き記しなさい。
 
 
ルカによる福音書10章25節~37節(新約P.126)

 
25 すると、ある律法の専門家が立ち上がり、イエスを試そうとして言った。「先生、何をしたら、永遠の命を受け継ぐことができるでしょうか。」 
26 イエスが、「律法には何と書いてあるか。あなたはそれをどう読んでいるか」と言われると、 
27 彼は答えた。「『心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい、また、隣人を自分のように愛しなさい』とあります。」 
28 イエスは言われた。「正しい答えだ。それを実行しなさい。そうすれば命が得られる。」 
29 しかし、彼は自分を正当化しようとして、「では、わたしの隣人とはだれですか」と言った。
30 イエスはお答えになった。「ある人がエルサレムからエリコへ下って行く途中、追いはぎに襲われた。追いはぎはその人の服をはぎ取り、殴りつけ、半殺しにしたまま立ち去った。 
31 ある祭司がたまたまその道を下って来たが、その人を見ると、道の向こう側を通って行った。 
32 同じように、レビ人もその場所にやって来たが、その人を見ると、道の向こう側を通って行った。 
33 ところが、旅をしていたあるサマリア人は、そばに来ると、その人を見て憐れに思い、 
34 近寄って傷に油とぶどう酒を注ぎ、包帯をして、自分のろばに乗せ、宿屋に連れて行って介抱した。 
35 そして、翌日になると、デナリオン銀貨二枚を取り出し、宿屋の主人に渡して言った。『この人を介抱してください。費用がもっとかかったら、帰りがけに払います。』 
36 さて、あなたはこの三人の中で、だれが追いはぎに襲われた人の隣人になったと思うか。」 
37 律法の専門家は言った。「その人を助けた人です。」そこで、イエスは言われた。「行って、あなたも同じようにしなさい。」
 
 
祈 り

 
 
讃美歌  (21)484  主われを愛す

1 主われを愛す、主は強ければ、
われ弱くとも 恐れはあらじ。

わが主イェス、わが主イェス、
わが主イェス、われを愛す。

2 わが罪のため さかえをすてて、
天よりくだり 十字架につけり。

わが主イェス、わが主イェス、
わが主イェス、われを愛す。

3 みくにの門を ひらきてわれを
招きたまえり、いさみて昇らん。

わが主イェス、わが主イェス、
わが主イェス、われを愛す。

4 わが君イェスよ、われをきよめて、
よきはたらきを なさしめたまえ。

わが主イェス、わが主イェス、
わが主イェス、われを愛す。

 
伴奏リンク; https://ss627798.stars.ne.jp/sanbika21/Lyric/21-484.htm
 
説 教 「本当の隣人とは誰か」    代読 森 﨑 千 恵

 
 
<神への応答>

 
讃美歌 (21)419(1,2,5)さあ共に生きよう

1 さあ、共に生きよう

主はこの時代の

昔しみと悩みを

担ってくださる。

2 さあ、共に生きよう。

主は地をおとずれ、

人々と出会われ、

きょうだいとなった。

5 さあ、共に生きよう。

主は聖霊により、

分かたれた民をも

ひとつとなされる。

 
伴奏リンク; https://ss627798.stars.ne.jp/sanbika21/Lyric/21-419.htm
 
十 戒
わたしは主、あなたの神、あなたをエジプトの国、
奴隷の家から導き出した神である。
1. あなたには、わたしをおいてほかに神があってはならない。
2. あなたはいかなる像も造ってはならない。
上は天にあり、下は地にあり、また地の下の水の中にある、
いかなるものの形も造ってはならない。
あなたはそれらに向かってひれ伏したり、それらに仕えたりしてはならない。
わたしは主、あなたの神。わたしは熱情の神である。
わたしを否む者には、父祖の罪を子孫に三代、四代までも問うが、
わたしを愛し、わたしの戒めを守る者には、幾千代にも及ぶ慈しみを与える。
3. あなたの神、主の名をみだりに唱えてはならない。
みだりにその名を唱える者を主は罰せずにはおかれない。
4 .安息日を心に留め、これを聖別せよ。
六日の間働いて、何であれあなたの仕事をし、
七日目は、あなたの神、主の安息日であるから、いかなる仕事もしてはならない。
あなたも、息子も、娘も、男女の奴隷も、家畜も、あなたの町の門の中に寄留する人々も同様である。
六日の間に主は天と地と海とそこにあるすべてのものを造り、七日目に休まれたから、主は安息日を祝福して聖別されたのである。
5. あなたの父母を敬え。そうすればあなたは、あなたの神、主が与えられる土地に長く生きることができる。
6. 殺してはならない。
7. 姦淫してはならない。
8. 盗んではならない。
9. 隣人に関して偽証してはならない。
10. 隣人の家を欲してはならない。
隣人の妻、男女の奴隷、牛、ろばなど隣人のものを一切欲してはならない。
公 告

 
献金感謝

 
主の祈り
天にまします我らの父よ、
 
願わくは御名をあがめさせたまえ
 
御国を来たらせたまえ。
 
御心の天に成る如く、地にもなさせたまえ。
 
我らの日用の糧を、今日も与えたまえ。
 
我らに罪を犯す者を、我らが赦す如く、我らの罪をも赦したまえ。
 
我らを試みに遭わせず、悪より救い出したまえ。
 
国と力と栄えとは、限りなく、汝のものなればなり。
 
アーメン
頌 栄 (21)27 父・子・聖霊の

父・子・聖霊のひとりの主よ、

栄えと力はただ主にあれ、

とこしえまで。

アーメン。

 
伴奏リンク; https://ss627798.stars.ne.jp/sanbika21/Lyric/21-027.htm
 
派遣と祝福

 
後 奏

 
礼拝当番

(今週)安井 英子

(次週)森﨑 千恵

 
献金当番

(今週)加藤 純子 深沢 浩延

(次週)菊地 晴子 福永 真理

 
ライブ配信当番

(今週))小出 勝

(次週)新畑 信

2025.9.21 ~2025.9.27 の集会案内

2025.9.21 ~2025.9.27 の集会案内

      集 会

 
〇日曜学校(2階礼拝堂)       9:00

 
〇讃美歌を歌う会(どなたでも)      礼 拝 後

 
今 週 の 集 会

 
◎祈祷題 「受洗、信仰告白、入会を希望する人のため」

 
〇聖書の学びと祈りの会      9月25日(木) 10:00

ヨエル書4章 担当 鈴木 美津子  司会 安 井 英 子

 
【牧師予定】

 
〇9月19日(金)〜9月26日(金)牧師夏期休暇、

但し、9月25日(木)の聖書の学びと祈り会の奨励は、鈴木牧師が行います。

 
 
 週   

 
説教 「弟子の足を洗うイエス様」  鈴木 美津子

出エジプト記24章8節

ヨハネによる福音書13章1節~20節

 
讃美歌             田 中  愛

*545B、18、312、(21)543、*543

 
日曜学校説教「人に合う助ける者」   鈴木 美津子

創世記2章18節~24節

2025.9.21 週報教会のお知らせ

2025.9.21 週報教会のお知らせ

 
【ウエストミンスター小教理問答】

問72 第七戒では、何が禁じられていますか。

 
答 第七戒が禁じている事は、すべてのみだらな思い、言葉、行動

です1。
  • マタイ15:19、5:28、エペソ5:3〜4
 
◇本日の礼拝は鈴木美津子牧師が夏期休暇中のため、長老森﨑千恵が

説教を代読いたします。

 
◇鈴木美津子牧師の夏期休暇中の緊急連絡は、森﨑長老か安井長老

までお願いいたします。(電話番号は会員住所録に記載)

 
◇タビタの会の献金袋を各週報ボックスに配布いたしました。

(11月末まで受け付けています。)

 
◇大会共助金庫維持会費(教会共助として)も

週報ボックスへ配布いたしました。

それぞれご協力をお願いいたします。

2025.9.21 週報掲載の説教

2025.9.21 週報掲載の説教

<2025年8月17日の説教から>

命の広がり

ヨハネによる福音書12章20節〜26節

牧師 鈴木美津子

主イエスがエルサレムに入城されたとき、人々はローマから自分たちを解放する王を待ち望んでいた。しかし主は、軍事的な力で一民族を救うのではなく、全世界の人々に永遠の命を与える神の子として来られた。そのことを象徴する出来事が、過越祭に異邦人であるギリシア人が「イエスに会いたい」と願った場面である。ここに福音がユダヤ人の枠を越え、世界へと広がる転換点が示されている。このとき主イエスは、「人の子が栄光を受ける時が来た」と語られた。栄光とは世の成功や名声を指すのではなく、十字架にかかって命を捨てることを意味していた。主イエスは「一粒の麦が地に落ちて死ななければ一粒のままである。だが、死ねば多くの実を結ぶ」と言われた。麦の殻が破れて初めて芽が出るように、主イエスの死によって神の命が全世界へ広がっていくからである。

さらに「自分の命を愛する者はそれを失う」と語られた。ここでいう「命を愛する」とは、自分だけを守ろうとする自己中心の生き方を意味する。自分の安定や利益を第一にして殻に閉じこもるなら、命は一粒のままである。しかし隣人のために仕えるとき、殻は破れ、そこから命があふれ出す。主イエスはその道を十字架と復活を通して示してくださった。

詩編67編は「神が私たちを祝福してくださいますように」と祈りながら、その祝福が自分たちの囲いの中に閉じこもるのではなく、「地の果てに至るまで」広がることを願っている。神の愛と祝福は決して私たちだけのものではなく、全ての人に及ぶもの。だからこそ、信仰者の歩みは「与えられた祝福を分かち合う」方向へと導かれる。私たちの日常においても、命を広げる小さな実践がある。家庭での祈り、困難を抱える人への励まし、社会での誠実な働き。その一つひとつが一粒の麦のように蒔かれ、やがて神の時に豊かな実を結ぶ。たとえすぐに成果が見えなくても、神は必ずその種を育ててくださる。

戦争や分断が続くこの世界にあって、和解と赦しを生み出すのは神の愛である。十字架において示された主イエスの自己犠牲の愛は、私たちを平和の器として用い、命を広げる力とする。今日、私たちもまた「一粒の麦」として、自らの殻を破り、隣人へ、社会へ、そして世界へと神の祝福を広げる歩みへと招かれている。