2024.4.14 主日礼拝の案内

2024.4.14 主日礼拝の案内
 
週 報 80巻 15号 2024.4.1
 
イエスは、この最初のしるしをガリラヤのカナで行って、その栄光を現された。

それで、弟子たちはイエスを信じた。   (ヨハネによる福音書2章11節)

 
主 日 礼 拝     午前 10:30
奏楽  三 輪 志 都
 
<神の招き>
招 詞   ヘブライ人への手紙4章14節~16節
 
14  さて、わたしたちには、もろもろの天を通過された偉大な大祭司、神の子イエスが与えられているのですから、わたしたちの公に言い表している信仰をしっかり保とうではありませんか。
15  この大祭司は、わたしたちの弱さに同情できない方ではなく、罪を犯されなかったが、あらゆる点において、わたしたちと同様に試練に遭われたのです。 
16  だから、憐れみを受け、恵みにあずかって、時宜にかなった助けをいただくために、大胆に恵みの座に近づこうではありませんか。
 
讃 詠   83(1)
1
聖なるかな、聖なるかな、
聖なるかな、主なる神。
主の栄光は 地に満てり。
聖なるかな、主なる神。
 
罪の告白と赦し 詩編143編7節~12節
主よ、早く答えてください
わたしの霊は絶え入りそうです。
御顔をわたしに隠さないでください。
わたしはさながら墓穴に下る者です。
朝にはどうか、聞かせてください
あなたの慈しみについて。
あなたにわたしは依り頼みます。
行くべき道を教えてください
あなたに、わたしの魂は憧れているのです。
主よ、敵からわたしを助け出してください。
御もとにわたしは隠れます。
10  御旨を行うすべを教えてください。
あなたはわたしの神。
恵み深いあなたの霊によって
安らかな地に導いてください。
11  主よ、御名のゆえに、わたしに命を得させ
恵みの御業によって
わたしの魂を災いから引き出してください。
12  あなたの慈しみのゆえに、敵を絶やしてください。
わたしの魂を苦しめる者を
ことごとく滅ぼしてください。
わたしはあなたの僕なのですから。
 
 
讃美歌  16(1-4)
1
われらの主こそは 世界の王なれば、
国々しまじま 喜びたたえよ。
2
誰かは逆らう 主のいつくしみに、
誰かはあなどる 主のきよきみ旨。
3
正義の光は くまなく照らせば、
全地よ、おののき み前にひれふせ。
4
世界の民らよ、主のみを恐れよ、
栄えと力は ただ主のものなり。
 
<神の言葉>
 
聖 書
列王記下4章1節~7節 (旧約P.581)
預言者の仲間の妻の一人がエリシャに助けを求めて叫んだ。「あなたの僕であるわたしの夫が死んでしまいました。ご存じのようにあなたの僕は主を畏れ敬う人でした。ところが債権者が来てわたしの子供二人を連れ去り、奴隷にしようとしています。」 
2  エリシャが、「何をしてあげられるだろうか。あなたの家に何があるのか言いなさい」と促すと、彼女は、「油の壺一つのほか、はしための家には何もありません」と答えた。 
3 彼は言った。「外に行って近所の人々皆から器を借りて来なさい。空の器をできるだけたくさん借りて来なさい。
4 家に帰ったら、戸を閉めて子供たちと一緒に閉じこもり、その器のすべてに油を注ぎなさい。いっぱいになったものは脇に置くのです。」
5 彼女はエリシャのもとから出て行くと、戸を閉めて子供たちと一緒に閉じこもり、子供たちが器を持って来ると、それに油を注いだ。 
6 器がどれもいっぱいになると、彼女は、「もっと器を持っておいで」と子供に言ったが、「器はもうない」と子供が答えた。油は止まった。 
7 彼女が神の人のもとに行ってそのことを知らせると、彼は言った。「その油を売りに行き、負債を払いなさい。あなたと子供たちはその残りで生活していくことができる。」
 
 
ヨハネによる福音書2章1節~12節(新約P.165)
1 三日目に、ガリラヤのカナで婚礼があって、イエスの母がそこにいた。
2 イエスも、その弟子たちも婚礼に招かれた。 
3 ぶどう酒が足りなくなったので、母がイエスに、「ぶどう酒がなくなりました」と言った。 
4 イエスは母に言われた。「婦人よ、わたしとどんなかかわりがあるのです。わたしの時はまだ来ていません。」
5 しかし、母は召し使いたちに、「この人が何か言いつけたら、そのとおりにしてください」と言った。 
6 そこには、ユダヤ人が清めに用いる石の水がめが六つ置いてあった。いずれも二ないし三メトレテス入りのものである。 
7 イエスが、「水がめに水をいっぱい入れなさい」と言われると、召し使いたちは、かめの縁まで水を満たした。 
8 イエスは、「さあ、それをくんで宴会の世話役のところへ持って行きなさい」と言われた。召し使いたちは運んで行った。 
9 世話役はぶどう酒に変わった水の味見をした。このぶどう酒がどこから来たのか、水をくんだ召し使いたちは知っていたが、世話役は知らなかったので、花婿を呼んで、 
10 言った。「だれでも初めに良いぶどう酒を出し、酔いがまわったころに劣ったものを出すものですが、あなたは良いぶどう酒を今まで取って置かれました。」 
11 イエスは、この最初のしるしをガリラヤのカナで行って、その栄光を現された。それで、弟子たちはイエスを信じた。
12 この後、イエスは母、兄弟、弟子たちとカファルナウムに下って行き、そこに幾日か滞在された。
 
 
祈 り        三 浦 勇 二
 
 
讃美歌  457
1
神はわが力、  わがつよき砦、
苦しみのときの 近き助けなり。
2
たとい地はかわり、山々はゆらぎ
海にうつるとも 恐るることなし。
3
神の都には   豊かに流るる
きよき川ありて み民をうるおす。
4
世の民は騒ぎ  国々はゆらぐ。
神のみことばに 世界はおののく。
5
力のみ神は   われらと共なり、
ヤコブの神こそ わが強き砦。
 
説  教  「カナでの婚礼の奇跡 -水をぶどう酒に-」    
鈴木 美津子
 
 
<神への応答>
 
讃美歌  286(1-4)
1.
ほめたたえよ、われらの主を。
主はカナの婚礼で 栄光現す。
2.
かめの水が 主の言葉で
ぶどう酒に変わる その驚き。
3.
主よ、恵みの そのさかずき
与えてください、生きるために。
4.
私たちに 見せてください。
小羊の婚宴を、主の姿を。
使徒信条
わたしは、天地の造り主、全能の父なる神を信じます。
わたしは、そのひとり子、わたしたちの主、イエス・キリストを信じます。
主は聖霊によってやどり、処女マリヤから生まれ、ポンティオ・ピラトのもとで
苦しみを受け、十字架につけられ、死んで葬られ、陰府にくだり、三日目に
死者のうちから復活し、天に昇って、全能の父なる神の右に座しておられます。
そこから来て、生きている者と死んでいる者とを審かれます。
わたしは、聖霊を信じます。聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、
からだの復活、永遠のいのちを信じます。
アーメン。
 
 
公 告  
 
献金感謝 
 
主の祈り
天にまします我らの父よ、
願わくは御名をあがめさせたまえ。
御国を来たらせたまえ。
御心の天に成る如く、地にもなさせたまえ。
我らの日用の糧を、今日も与えたまえ。
我らに罪を犯す者を、我らが赦す如く、我らの罪をも赦したまえ。
我らを試みに遭わせず、悪より救い出したまえ。
国と力と栄えとは、限りなく、汝のものなればなり。
アーメン
 
頌 栄  24
 
派遣と祝福
 
後 奏 
 
 
礼拝当番
(今週)森﨑 千恵

(次週)増田 裕子

献金当番
(今週)薄田 東正 國見 照子

(次週)安井 英子 鈴木 惠子

 
ライブ配信当番
(今週)新畑 信

(次週)小出 勝

 

2024.4.14~2024.4.20 の集会案内

2024.4.14~2024.4.20 の集会案内
      集 会
 
〇日曜学校             9:00

〇朝カフェ              休  会

〇クワイア 練習           中  止

〇讃美歌を歌う会(自由参加)     礼 拝 後

〇第2回執事会              礼 拝 後

 
 今 週 の 集 会
 
◎祈祷題「浦和教会建設日を覚えて」(4月21日)
 
〇聖書の学びと祈りの会  4月18日(木) 10:00
エゼキエル書30章(担当 鈴木 美津子)司会 安 井 英 子
 
≪牧師予定≫

特にありません。

 
次 週 礼 拝
 
説教「イエス様の言われる神殿」  鈴木 美津子
 
エレミヤ書7章1節~11節

ヨハネによる福音書2章13節~22節

 
讃美歌         田 中  愛
28、492(1-4)、394、475(1,3,4)、26

 
日曜学校「エルサレムを離れず」  安 井 国 雄
使徒言行録1章3節~5節

2024.4.14 週報教会のお知らせ

2024.4.14 週報教会のお知らせ
◇「台湾地震被災者支援募金」のお願い
本日4月14日~5月30日まで、募金箱を受付に置きますので、

ご協力お願いいたします。

 
【志木北教会建設式・三好明の牧師就職式のお知らせ

4月28日(日) 午後3時 志木北伝道所

司式:村松惠美(大宮東伝道所牧師)

勧告:藤井和弘(南浦和教会牧師)

 
【柏木教会 南望の牧師就職式のお知らせ】
4月29日(月・休) 午後1時 柏木教会

司式:真田泉(東京主僕教会牧師)

勧告:小野寺ほさな(荻窪北教会牧師)

2024.4.14 の週報掲載の説教

2024.4.14 の週報掲載の説教
<2024年2月25日説教>

『独り子である神』
ヨハネによる福音書1章14節~18節

牧師 鈴木 美津子

 
言は肉となって、わたしたちの間に宿られた。わたしたちはその栄光を見た。それは父の独り子としての栄光であって、恵みと真理とに満ちていた。(14)」

この箇所は、ヨハネによる福音書におけるクリスマス出来事の記述である。ただし、ここには、他の福音書と違って、天使も羊飼いも登場しない。なぜなら、この福音書は、主イエスがどこで、どのようにお生まれになったのかということではなく、クリスマスの出来事とは一体何であったのか、主イエスの誕生とは一体何なのか、どういう意味を持った出来事なのかということを語っているからである。

言が肉体をもった」、これこそがクリスマスの重要な出来事なのだと告げる。「言」とはもちろん、天地を神様と共に造り、初めから神と共におられた、そして神であるイエス・キリストのことである。この「言」が肉体をもち、人間となられた。この出来事が真にクリスマスの出来事である。言は肉をとって人になった。しかし言は神であることをやめたのではない。神でありながら、人となったのだ。人となったということは、時間や空間というものに制限された存在になったということ、弱さをもった存在になったということである。永遠の神であり、栄光に満ちた聖なるお方イエス・キリスト。そのお方が、おとめマリアを母として、弱い小さなひとりの男の子として、この世に誕生した、この不思議、それがクリスマスである。
このクリスマスの出来事を「肉を受ける」と書いて、「受肉」と言う。この「受肉の出来事」、これは「秘儀」というべき出来事であり、私たち人間には説明することができない。「受肉」という出来事は秘儀であり、説明しようがないからである。しかし、この「秘儀」の上に私たちの救いがかかっていることも事実である。もしイエス・キリストが真の神様でなければ、私たち人間の罪を全て担うなどということは出来ない。もし、イエス・キリストが真の人間でなければ、十字架の死によって、私たち人間の身代わりになることは出来ない。この「受肉」という秘儀が、主イエスの十字架による私たちの救いの根拠である。これは、私たちの「救い」ため、私たちを罪から解き放つための出来事である。そして、そのことを伝えるために、ヨハネ福音書は記されたのである。