説 教 「アリマタヤのヨセフの奉仕」
聖 書 アモス書5章21節~24節(旧約P. 1436)
マルコによる福音書15章42節~47節(新約P.96)
2018.10.24 説教
<10月14日の説教から>
『ホサナ。主の名によって来られる方に』
マルコによる福音書11章1節~11節
牧師 三輪地塩
イエスはエルサレムに入城するための準備の場面。「二人が子ロバを連れてイエスのところに戻って来て、その上に自分の服をかけると、イエスはそれにお乗りになった。多くの人が自分の服を道に敷き、また、ほかの人々は野原から葉のついた枝を切って来て道に敷いた」。おそらく王の戴冠式をモチーフにしているのであろう。当時の各国の王はこのようにして国に凱旋していた。
「馬に乗らずロバに乗る」という行為は、イエスのへりくだりを示している。そしてロバにはもう一つの意味がある。当時ロバは決して蔑まれていた動物ではなく、柔和で力のある動物として好まれていたようであった。そのためロバは「平和の象徴である」と言われていたのである。つまりイエスは、「へりくだり」と「平和」を携えてエルサレムに入ってきたのだ。暴動を起こそうとしていたわけでも、革命を起こそうとしていたわけでもない。本来の「神の国の福音」を伝えるため、信仰の中心地であるエルサレムに来たのである。
イエスを大歓迎で迎えた人々は歓喜の声を上げ「ホサナ。主の名によってこられる方に、祝福があるように。我らの父ダビデの来るべき国に、祝福があるように。いと高きところにホサナ」という。「ホサナ」は「救ってください」という意味である。歓喜の声を上げた人々は、イエスが自分たちを救うメシアである事を直感していた。
皮肉にも、大歓迎の民衆を含むであろう「全ての人」が、イエスの十字架を阻止できなかった。「その時」が来たら、12弟子は逃げ出し、民衆もバラバを釈放し、イエスを十字架につけることを求めた。
神の独り子イエス・キリストは、その死において、へりくだりの主であり、平和の主であることを、誰の目にも明らかに分かるように示された。
我々はイエスに従う者たちであると同時に、裏切る罪をも孕む二律背反的な者たちである。この二心を持つ我々は、高ぶらず、へりくだりる、平和の主に対して、何をすべきなのであろうか。信仰者一人ひとりにかかっている。 2019.5.26のお知らせ
*次週は第1主日ですが、聖餐式はありません。第2週
9日のペンテコステ合同礼拝で聖餐式を行います。
◇大分中央教会富樫史朗牧師就職式 本日16:00~
◇10月20日(日)オープンチャーチの午後バザーを開催
します。出店をご希望の方は執事までお知らせください。
【伝道(ペンテコステ)献金のお願い】
ペンテコステを覚えて、大会伝道局の依頼による伝道活動支援です。2019年度の浦和教会の伝道献金目標額は、134,400円、また個人・団体献金として47,040円と昨年より増額されています。
今年度も、伝道(ペンテコステ)献金が目標額に達しますように、お願いいたします。 2019.05.26~06.01 今週の集会
今 週 の 集 会
◎祈祷題「会堂改修のため」
〇聖書の学びと祈りの会 30日(木)10:00
歴代誌上26章(担当 三輪地塩) 司会 菊 地 晴 子
〇聖書の学びと祈りの会 30日(木)14:00
ヘブライ人への手紙5章1節~10節 担当 岡 野 庸 子
【牧師予定】
〇中会常置委員会(柏木教会) 30日(木) 14: 00
〇宗教史研究会(東洋英和女学院) 1日(土)13:00
〇大学講義日 (立教大学・28日)、(聖学院大学・29日)
2019/5/19 説教音声 三輪地塩
説 教 「本当にこの人は神の子だった」
聖 書 詩編69編14節~22節(旧約P. 902)
マルコによる福音書15章33節~41節(新約P.96)
聖 書 詩編69編14節~22節(旧約P. 902)
マルコによる福音書15章33節~41節(新約P.96)



