<11月4日の説教から> 『山も動く』 マルコによる福音書11章20節~26節 牧師 三輪地塩 赦すというのは大変難しいものであり、誰でも彼でも、 何でもかんでも赦すことなどできない。或いは、キリスト 者だから、信仰者だから「赦さねばならない」と自分の能 力や素質以上の義務を自分に課してしまうことがあった とするならば、信仰が信仰者を破壊することにもなりかね ない。「赦せない私は信仰者としては劣ってる」と、もし 考える事があったならば、それは、赦すことを義務化し、 赦せない自分自身の足りなさばかりを見つめることにな ってしまう。 しかし、そうであっても、もし主の「愛に押し出された 赦し」が成り立つのならば、大変に素晴らしいものとなる だろう。我々の教会という共同体は、神を礼拝する者たち が集まった信仰者同士の交わりである。そこには一つの神 に対して、一つの信仰が、一つの礼拝によって守られてい る場所である。心の中で、隣り人を裁いたまま、仲たがい したまま、或いは憎しみをもったまま祈ることは、神への 不敬、つまり、神への敬いを失った行為となるのである。 他者への赦しを失ったまま、神様から自分自身の罪の赦し を願うことはできない。25節にあるように、「立って祈る
"margin:0mm 0mm 0pt;line-height:115%;"> とき、だれかに対して何か恨みに思うことがあれば、赦し てあげなさい。そうすれば、あなたがたの天の父もあなた がたの過ちを赦してくださる。」と主は言われる。人を赦 さないままで祈るとき、自分自身が神から赦されたことに まで疑いが生じてくる。私がこんなに赦せていないのに、 私の罪は赦される筈がない。そのように感じてしまうと き、神様の赦し自体を疑ってしまうのである。しかし、神 はキリストの十字架の赦しは、疑いの余地のないほどに、 完全な赦しとして完成される。我々の赦しの根源はまさに ここにあるのだ。 |
2019.6.16のお知らせ
【中会青年の集い】
参加費:¥300(初めて参加の人は無料)
本日15:30~17:30 代々木公園(中央広場)
集合場所:代々木公園西門前(雨天の場合も同じ)
最寄り駅:小田急線 代々木八幡駅
東京メトロ代々木公園駅
◇次週23日(日)避難訓練の担当に当たっている方は、どうぞ
ご協力お願いします。
総指揮・開始号令:三輪地塩
安全防御:松谷信司、松沢信宏(排煙扉開閉)
避難誘導:薄田東正、済陽高志、加藤純子、島口裕香
避難介助:青木節子、 菊地晴子、安井英子、小出勝
吉田耕三、國見千秋 道案内:福永真理
救護:松本京子、入江有妙、入江嘉仁、入江美穂
会堂残存者確認:森千恵 進行確認:増田裕子(時間)
2019.06.16~22 今週の集会
今 週 の 集 会
◎祈祷題「避難訓練のため」6月23日
〇聖書の学びと祈りの会 20日(木)10:00
歴代誌下1章(担当 三輪地塩) 司会 野 田 昭 子
〇聖書の学びと祈りの会 20日(木)14:00
ヘブライ人への手紙5章1節~10節 担当 岡 野 庸 子
【牧師予定】
〇立教大学講義 18日(火)、聖学院大学講義19日(水)
2019.06.16 礼拝予定
主 日 礼 拝 午前 10:30
奏楽 板 垣 玲 子
<神の招き>
招 詞 ローマの信徒への手紙12章1節
*讃 詠 (21)83
*罪の告白と赦し 交読詩編141編8節~10節
*讃美歌 (21)18
<神の言葉>
聖 書 詩編19編2節〜5節 (旧約P. 850)
マルコによる福音書16章14節~20節
(新約P.98)
祈 り 安 井 国 雄
*讃美歌 (21)352
三 輪 地 塩
<神への応答>
*讃美歌 (21)464
*ニカイア信条
公 告
*献金感謝
*主の祈り (座席前そなえつけ)
*頌 栄 (21)46
*派遣と祝福
*後 奏
「*」の箇所は起立して行いますが、立つのが困難な方は
お座りのままでどうぞ。
>礼拝当番(今週)加藤、新畑、岡野、小川澄
(次週)松谷、島口、越智、加藤ヨ
掃除当番(今週)入江、増田、塩澤、岩本
吉田耕、吉田さ、武政明
(次週)菊地晴、松本、浜田、佐藤真
加藤ヨ、板垣、草野
2019/6/16 説教音声 三輪地塩
説 教 「天に上げられ、神の右に座した」
聖 書 詩編19編2節〜5節(旧約P. 850)
マルコによる福音書16章14節~20節(新約P.98)
聖 書 詩編19編2節〜5節(旧約P. 850)
マルコによる福音書16章14節~20節(新約P.98)