週 報 75巻 37号 2020.11.22
イエスは振り向いて二人を戒められた。
(ルカによる福音書9章55節)
主 日 礼 拝 午前 10:30
奏楽 板 垣 玲 子
<神の招き>
招 詞 詩編115編1節
*讃 詠 545A
*罪の告白と赦し 交読詩編40編17節
聖 書
ルカによる福音書20章20節~26節
(新約P.149)
日曜学校説教
「教会は神のもの」 岡 野 庸 子
*讃美歌 461〔1-2〕
<神の言葉>
聖 書
イザヤ書52章13節~15節(旧約P.1149)
ルカによる福音書9章51節~56節
(新約P.124)
祈 り 松 谷 信 司
*讃美歌 280〔1-2〕
説 教
「サマリア人から歓迎されない」
三 輪 地 塩
<神への応答>
*讃美歌 522〔1-2〕
公 告
*主の祈り
*頌 栄 544
*派遣と祝福
*後 奏
「*」の箇所は起立して行いますが、
立つのが困難の方はお座りのままでどうぞ。
礼拝当番(今週)安井国雄 済陽高志
(次週)伊木美穂子 菊地晴子
本 日 の 集 会
〇「教会員の生活」による学びの会 休 会
〇朝カフェ 休 会
〇入門の会 休 会
〇クワイア練習 中 止
〇コイノニア 中 止
〇礼拝堂・1階の消毒・清掃(有志) 礼 拝 後
〇日曜学校教師会 礼 拝 後
今 週 の 集 会
◎祈祷題 「アドベントを覚えて」
〇聖書の学びと祈りの会 26日(木)10:00
ヨハネの黙示録16章(担当 三輪地塩)
司会 野 田 昭 子
*午前の祈祷会後、クリスマスの飾り付けを致します。
お時間のある方は宜しくお願いいたします。
〇聖書の学びと祈りの会 26日(木)14:00
ヨブ記3章 担当 大 和 文 彦
次 週 礼 拝
<アドベントⅠ>
説教 「天の国にふさわしい者」 三 輪 地 塩
ホセア書6章1節~3節
ルカによる福音書9章57節~62節
讃美歌 545B、98(1,3)、94(1-3)、
106(1-2)、539
岩 本 道 子
日曜学校説教
「イエスさまこそ真の王」 薄 田 東 正
ルカによる福音書1章26節~38節
◇今年もクリスマスのお菓子の持ち寄りをお願い致します。
(賞味期限が2021年1月以降まであるもの)
◇今年度の大中会負担金(4500円)の献金がまだの方は
宜しくお願い致します。
◇会員消息
11月14日(土) 西堂 明さんが召天されました。(享年89)
11月16日(月) 15:00~棺前祈祷会三輪牧師と壮年会有志
11月20日(金) 火葬式 家族と三輪地塩牧師
【日本キリスト教会大信仰問答予約募集のお知らせ】
ビジュアル版、スタンダード版どちらも定価1980円の
ところ1600円。受付の申込書でどちらかを記入して
お申込みください。締切は12月6日(日)までです。
<2019年8月25日の説教から>
『憐れみ深く謙虚になりなさい』
ペトロの手紙一3章8節~12節
牧師 三輪地塩
信仰者にとっての「一致」の意味が語られる。「終わりに、皆心を一つに、同情し合い、兄弟を愛し、憐れみ深く、謙虚になりなさい。悪をもって悪に、侮辱をもって侮辱に報いてはなりません。かえって祝福を祈りなさい。祝福を受け継ぐためにあなたがたは召されたのです」とあるように。「心を一つにすること」「一致すること」が求められている。
これまでキリスト教会の長い歴史は、「一致」によって、分裂や分断を生んできた。信仰を一致させる、という行為によって、「教派」が作られ、神学が発展することになったという正の側面があった。違いを指摘し、違いを考え、違いを分析することは礼拝や神学の発展を推進してきた。
だがひとたび、人間社会における一致を考える時、何を持ってそれを、一致とするかが問題になってくる。
この箇所で示されているのは。「皆心を一つに、同情し合い、兄弟を愛し、憐れみ深く、謙虚になりなさい。」という言葉である。「憐れみと、謙虚である」が求められている。あるいは相手に対する「尊敬の念」、と言い換えても良いかもしれない。キリスト者が「謙虚」を求められるのは、「キリストが謙虚であられたから」である。「キリストは十字架の道に至るまで、へりくだり、神に従順であった」(フィリピ2章6節‐8節)。我々は、それに倣って謙虚であることが求められる、というのです。しかしもう一つ我々が謙虚になる理由があります。それは「我々が神の被造物である」からです。
「一致すること」は必ずしも善ではない。全員が同じ思想になることを振りかざすのは、独裁政治であり帝国主義の萌芽となる。人間の違いを無理に一致させることは、何らの正義ではなく、単に歪な人間を作り出す。 だが当該箇所において、一致するとは、赦しとへりくだりによって成り立つと述べられている。謙遜は、復讐を打ち止めにする。謙遜は、人の命を尊ぶ。そこには愛が現れます。戦い、分裂、憎しむ心を止める。詩編34編に「悪から遠ざかり、善を行い、平和を願って、これを追い求めよ。」(詩編34編)