2020.12.6 主日礼拝の案内

週 報 75巻 39号 2020.12.6
それゆえ、わたしの主が御自ら、あなたたちにしるしを与えられる。見よ、おとめが身ごもって、男の子を産み、その名をインマヌエルと呼ぶ。(イザヤ書7章14節)

主 日 礼 拝   午前 10:30
<アドベントⅡ・聖餐式>
奏楽  板 垣 玲 子

<神の招き>
招 詞 マラキ書3章1節

*讃 詠  546

*罪の告白と赦し 交読詩編51編1~4節

聖 書 マタイによる福音書1章18節~25節

(新約P.1)

日曜学校説教「ヨセフも大事な役を果たした」

岩 本 道 子

*讃美歌 95〔1節、4節〕

<神の言葉>
聖 書 イザヤ書7章1節~17節(旧約P.1070)

マタイによる福音書1章23節

(新約P.2)

祈 り

*讃美歌 111〔1節、3節〕

説  教 「その名をインマヌエルと呼ぶ」

~イザヤ書から①~

三 輪 地 塩

<神への応答>
*讃美歌 114〔1-2〕

聖餐式 Ⅱ179

公 告
*主の祈り

*頌 栄  540

*派遣と祝福

*後 奏

「*」の箇所は起立して行いますが、立つのが困難の方は

お座りのままでどうぞ。

礼拝当番(今週)増田裕子

(次週)松谷信司、薄田東正

2020.12.6~12.12 集会案内

      集 会
〇「教会員の生活」による学びの会    休 会

〇朝カフェ               休 会

〇入門の会               休 会

〇クワイア練習             中 止

〇コイノニア              中 止

〇礼拝堂・1階の消毒・清掃(有志)   礼 拝 後

〇定期小会             12:00

  今 週 の 集 会
◎祈祷題 「神学校を覚えて」

〇聖書の学びと祈りの会  10日(木)10:00

ヨハネの黙示録18章(担当 三輪地塩)

司会 安 井 英 子

〇聖書の学びと祈りの会  10日(木)14:00

使徒言行録21章27節~40節     担当 安 井 国 雄

次 週 礼 拝
<アドベントⅢ>
説教 「平和の君」~イザヤ書から②~  三 輪 地 塩

イザヤ書9章1節~20節

ルカによる福音書1章79節

讃美歌  545A、108(1-2)、97(1-2)、112(1-2)、541

加 藤 純 子

日曜学校説教「イエスさまは馬小屋で生まれた」

済 陽 高 志

ルカによる福音書2章1節~7節

2020.12.6 週報 教会からのお知らせ

浦和教会の屋根外壁などの修繕・塗装がきれいになりました。

 
◇クリスマスのお菓子の持ち寄りは12月13日(日)までに
宜しくお願いします。17日(木)に袋詰め致します。

 
【第26回青年会の集い】
日時12月20日(日)17:00~18:30

参加ご希望の方は受付にチラシがありますので、ご覧いただき、お申込みください。

 
日本キリスト教会大信仰問答予約募集のお知らせ

ビジュアル版、スタンダード版どちらも定価1600円です。

受付けの申込書で必ずどちらかを記入の上、お申込み

下さい。申込みは本日までです。

 
 
《対面礼拝について》[浦和教会HPに掲載]

1.飛沫感染防止のため、教会内ではマスクの着用をお願い

しています。特に、礼拝内では「讃美歌」「交読詩編」、

それ以外では人との会話の際のマスク着用と一定の距離を保って頂けますようお願いします。

2.教会内に入るときには、玄関での手指消毒を必ずお願いします。

3.「聖餐式」は、12月6日から再開し、20日のクリスマス

礼拝でも行なう予定です。聖餐を受ける方は、それぞれに

十分に気を付けつつ、聖餐にあずかって下さい。

4.主日礼拝内に「日曜学校説教」が加わりました。

5.You Tubeのライブ配信は、これまで通り継続します。

(2020年10月10日更新)

2020.12.6 の週報掲載の説教

<2019年9月8日の説教から>

『愛は多くの罪を覆う』

ペトロの手紙一4章1節~11節

牧師 三輪地塩

「経済」という言葉は、古代中国の「経国済民」「経世済民」に由来する。経と済の間に「国」が入り「民」が最後にくる。つまり、「世を治め」「民を救済する」ことを意味する言葉であった。経済とは本来「世の救済」の活動を意味していた。

英語の「エコノミー」という語には「国を治める」という意味があるそうだ。この言葉の原意は、ギリシャ語の「オイコノモス」である。この語は「利潤」という意味を持たず、「オイコス」=「家」、「ノモス」=「留まる」「統治する」「治める」の合成語である。すなわち西洋的には「家を司ること」「家を取り仕切ること」、東洋的には「民の救済」が「経済」の本来的な意味となる。

ペトロは異教の国に生きるキリスト者に対し、励ましの手紙を書いている。彼は信徒たちに対し「オイコノモスになりなさい」と伝える。(10節・「あなたがたはそれぞれ、賜物を授かっているのですから、神のさまざまな恵みの善い管理者として、その賜物を生かして互いに仕えなさい。」。この「管理人」という言葉が「オイコノモス」である。私たちに対し「管理人になれと」言うのだ。それは、「授かった賜物の管理人」である。「賜物」は「カリス」という語が使われおり、この「カリス」は「恵み」と訳される。私たちは多くの能力に溢れているが、「カリス」が意味するのは、自分の「才能」「能力」「賜物」が、自分一人の力で得たものではない、という意味を含んでいる。聖書的な観点から言えば、「元々備わった能力」「努力する力」「環境に恵まれること」は、やはり神から頂かないと得られないのだ。

ペトロは続けて「その賜物を生かして、互いに仕えなさい」と言われる。「仕えること」が目的だと言う。「仕える」=「ディアコネオー」、すなわちディアコニア、奉仕を表わす語である。神から頂いた能力を、仕え合うために用いなさい、という運用が求められているのだ。運用と言えば「経済」を思い浮かべるかもしれない。しかし本来の運用とは、我々の相互の交わりと支え、平和を作り出すために、それぞれの能力を「運用」すべきであると聖書は語っている。