2023.2.5 主日礼拝の案内

2023.2.5 主日礼拝の案内
 
週 報 78巻 6号 2023.2.5
「しかし今は、わたしたちは、自分を縛っていた律法に対して死んだ者となり、律法から解放されています。その結果、文字に従う古い生き方ではなく、“霊”に従う新しい生き方で仕えるようになっているのです。               (ローマの信徒への手紙7章6節)

 
主 日 礼 拝   午前 10:30
< 聖 餐 式 >
奏楽  岩 本 道 子

 
<神の招き>
招 詞   ヨハネによる福音書4章23節
23 しかし、まことの礼拝をする者たちが、
霊と真理をもって父を礼拝する時が来る。
今がその時である。
なぜなら、父はこのように礼拝する者を求めておられるからだ。
 
*讃 詠   545A

 
罪の告白と赦し 交読詩編1編1節~6節
1 いかに幸いなことか
   神に逆らう者の計らいに従って歩まず
罪ある者の道にとどまらず
   傲慢な者と共に座らず
2 主の教えを愛し
   その教えを昼も夜も口ずさむ人。
3 その人は流れのほとりに植えられた木。
   ときが巡り来れば実を結び
  葉もしおれることがない。
   その人のすることはすべて、繁栄をもたらす。
4 神に逆らう者はそうではない。
   彼は風に吹き飛ばされるもみ殻。
5 神に逆らう者は裁きに堪えず
   罪ある者は神に従う人の集いに堪えない。
6 神に従う人の道を主は知っていてくださる。
   神に逆らう者の道は滅びに至る。
 
*讃美歌   20(1-2)

 
<神の言葉>
 
聖 書   申命記11章13節〜21節    (旧約P.299)
13 もしわたしが今日あなたたちに命じる戒めに、あなたたちがひたすら聞き従い、あなたたちの神、主を愛し、心を尽くし、魂を尽くして仕えるならば、 
14 わたしは、その季節季節に、あなたたちの土地に、秋の雨と春の雨を降らせる。あなたには穀物、新しいぶどう酒、オリーブ油の収穫がある。 
15 わたしはまた、あなたの家畜のために野に草を生えさせる。あなたは食べて満足する。 
16 あなたたちは、心変わりして主を離れ、他の神々に仕えそれにひれ伏さぬよう、注意しなさい。 
17 さもないと、主の怒りがあなたたちに向かって燃え上がり、天を閉ざされるであろう。雨は降らず、大地は実りをもたらさず、あなたたちは主が与えられる良い土地から直ちに滅び去る。 
18 あなたたちはこれらのわたしの言葉を心に留め、魂に刻み、これをしるしとして手に結び、覚えとして額に付け、 
19 子供たちにもそれを教え、家に座っているときも道を歩くときも、寝ているときも起きているときも、語り聞かせ、 
20 あなたの家の戸口の柱にも門にも書き記しなさい。 
21 こうして、主が先祖に与えると誓われた土地にあって、あなたたちとあなたたちの子孫の日数は天が地を覆う日数と同様、いつまでも続くであろう。
 
ローマの信徒への手紙7章1節~6節(新約P.282)
1 それとも、兄弟たち、わたしは律法を知っている人々に話しているのですが、律法とは、人を生きている間だけ支配するものであることを知らないのですか。 
2 結婚した女は、夫の生存中は律法によって夫に結ばれているが、夫が死ねば、自分を夫に結び付けていた律法から解放されるのです。 
3 従って、夫の生存中、他の男と一緒になれば、姦通の女と言われますが、夫が死ねば、この律法から自由なので、他の男と一緒になっても姦通の女とはなりません。 
4 ところで、兄弟たち、あなたがたも、キリストの体に結ばれて、律法に対しては死んだ者となっています。それは、あなたがたが、他の方、つまり、死者の中から復活させられた方のものとなり、こうして、わたしたちが神に対して実を結ぶようになるためなのです。 
5 わたしたちが肉に従って生きている間は、罪へ誘う欲情が律法によって五体の中に働き、死に至る実を結んでいました。 
6 しかし今は、わたしたちは、自分を縛っていた律法に対して死んだ者となり、律法から解放されています。その結果、文字に従う古い生き方ではなく、“霊”に従う新しい生き方で仕えるようになっているのです。
 
祈 り
 
*讃美歌  352(1、3)

 
説  教
「律法に対して死に、神に対して生きる」 鈴木 美津子
 
<神への応答>
*讃美歌  339(1-2)

 
*日本キリスト教会 信仰の告白
わたしたちが主とあがめる神のひとり子イエス・キリストは、真の神であり真の人です。

主は、神の永遠の計画にしたがい、人となって、人類の罪のため十字架にかかり、完全な犠牲をささげて、あがないをなしとげ、復活して永遠のいのちの保証を与え、救いの完成される日までわたしたちのためにとりなしてくださいます。

神に選ばれてこの救いの御業を信じる人はみな、キリストにあって義と認められ功績なしに罪をゆるされ、神の子とされます。

また、父と子とともにあがめられ礼拝される聖霊は、信じる人を聖化し、御心を行わせてくださいます。

この三位一体なる神の恵みによらなければ、人は罪のうちに死んでいて、神の国に入ることはできません。

旧・新約聖書は神の言であり、そのなかで語っておられる聖霊は、主イエス・キリストを顕かに示し、信仰と生活との誤りのない審判者です。

教会はキリストのからだ、神に召された世々の聖徒の交わりであって、主の委託により正しく御言を宣べ伝え、聖礼典を行い、信徒を訓練し、終わりの日に備えつつ、主が来られるのを待ち望みます。

古代の教会は、聖書によって次のように信仰を告白しました。わたしたちもまた使徒的信仰の伝統にしたがい、讃美と感謝とをもってこれを共に告白します。

わたしは、天地の造り主、全能の父なる神を信じます。わたしは、そのひとり子わたしたちの主、イエス・キリストを信じます。

主は聖霊によってやどり、処女(おとめ)マリアから生まれ、ポンティオ・ピラトのもとで苦しみを受け、十字架につけられ、死んで葬られ、よみにくだり、三日目に死者のうちから復活し、天に昇って、全能の父なる神の右に座しておられます。

そこから来て、生きている者と死んでいる者とを審(さば)かれます。わたしは、聖霊を信じます。

聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、からだの復活、永遠のいのちを信じます。  アーメン

 
聖餐式  Ⅱ179
 
公 告

 
*献金感謝

 
主の祈り(座席前そなえつけ)
天にまします我らの父よ、
 
願わくは御名をあがめさせたまえ
 
御国を来たらせたまえ。
 
御心の天に成る如く、地にもなさせたまえ。
 
我らの日用の糧を、今日も与えたまえ。
 
我らに罪を犯す者を、我らが赦す如く、我らの罪をも赦したまえ。
 
我らを試みに遭わせず、悪より救い出したまえ。
 
国と力と栄えとは、限りなく、汝のものなればなり。
 
アーメン
 
 
*頌 栄  542

 
*派遣と祝福

 
*後 奏

 
聖餐補佐
増田 三浦 森﨑 安井 松谷

礼拝当番
(今週)菊地 晴子

(次週)薄田 東正

献金当番
(今週)三浦 勇二 鈴木 惠子

(次週)済陽 高志 白川 典子

ライブ配信当番
(今週)小出 勝

(次週)新畑 信

2023.2.5~2023.2.11 の集会案内

2023.2.5~2023.2.11 の集会案内
      集 会
〇日曜学校           9:00

〇朝カフェ           休  会

〇クワイア練習         中  止

〇礼拝堂・1階の清掃(有志)    礼 拝 後

〇定期拡大小会         12:00

〇定期小会            同 上 後

 
今 週 の 集 会
 
◎祈祷題「教会員の健康が守られるように」
「『信教の自由を守る日』を覚えて」(2月11日)
 
〇聖書の学びと祈りの会   2月9日(木)10:00
ヨブ記36章(担当 鈴木 美津子)  司会 増 田 裕 子

 
次 週 礼 拝
説教 「律法と罪の関係」     鈴木 美津子
創世記3章1節~7節

ローマの信徒への手紙7章7節~25節

 
讃美歌(21)            三 輪 志 都
28(1-2)、206 (1-2)、433(1,5,6)、442(1,2,5)、29

日曜学校説教 「ベタニアで香油を」  鈴木 美津子
ヨハネによる福音書12章1節~8節

2023.2.5 週報 教会からのお知らせ

2023.2.5 週報 教会からのお知らせ
◇先週29日(日)は、現住陪餐会員40名中31名が出席し、定期総会を予定通り開催いたしました。(総会開催は現住陪餐会員の3分の1以上の出席が必要)

 
◇2023年の長老・執事(敬称略 50音順)

長老:任期中長老 増田裕子、松谷信司、安井国雄と

総会で再選された長老 三浦勇二、森﨑千恵の2名を合わせた5名

執事:岩本道子、菊地晴子、小出勝、新畑信、薄田東正、

野田昭子、済陽高志   以上7名

 
◇浦和教会小会の組織

書記:長老 森﨑千恵、増田裕子、松谷信司

会計:長老 三浦勇二、安井国雄、執事数名に委嘱予定

日曜学校長:牧師 鈴木美津子

2023.2.5 の週報掲載の説教

2023.2.5 の週報掲載の説教
<2022年1月15日の説教から>

『主イエスに結ばれて神に対して生きる』
ローマの信徒への手紙6章1節~11節

 
牧 師 鈴木美津子

 
このように、あなたがたも自分は罪に対して死んでいるが、
キリスト・イエスに結ばれて、神に対して生きているのだと考え
なさい(11)」。

「考えなさい」には、「よく考え、よく思い巡らす」また「心に留める」という意味がある。では、何をよく考え、思い巡らすのか。「自分は本当の意味で何者であって何のために生きているのか」ということである。「主イエス・キリストを信じて完全に新しく生まれ変わったことの意味を深く覚えつつ自分のことを考える」ということである。

約二千年前に、キリストは十字架上で死に、そしてよみがえられた。そのとき、私たちはキリストと共に死んで、キリストと共によみがえった。「死んだ」というのは、罪に対して死んだのである。キリストとともによみがえったのは、神に対して生きるためである。そのことを厳然たる事実として認め、その事実を認識して、それに相応しい生活をするようにと、パウロは私たちに勧める。自分は何者なのかということを、本当の意味で正しく認識して、それを覚えて歩むのである。何か表面的に相応しく振る舞うということではなく、本当に心の一番深いところが根本的に変わったので、その新しいいのちに相応しく生きる、ということである。

「キリストの恵みによって、私の罪が赦されて、贖われて、私は罪に対して死んで、神に対して生きた者となった。それで、私はキリストにあって神の子どもとなり、キリストにあって神から愛され、永遠の契約の祝福を受け、キリストにあって、私は新しい歩みができる者となった。もはや罪の奴隷ではなくなった。私は神の御国を求めて、神の御国のために実を結ぶことができる者となった。私は、神に対して生きた者となった。私は心が根底から変えられた。私は神を愛する者となった」と、真に認識して把握するとき、深くそのことについて思いめぐらすとき、それは自分の生活に対して決定的な影響を与え、「主イエスに結ばれて神に対して生きる者」と、されていくのである。

なぜなら、心の中で思うこと、心の中で考えること、自分について思うこと、それらがその人の生活において実行されるからである。