2023.10.8 主日礼拝の案内

2023.10.8 主日礼拝の案内
週 報79巻41号 2023.10.8
 
神の国は、飲み食いではなく、

聖霊によって与えられる義と平和と喜びなのです。

(ローマの信徒への手紙14章17節)

 
主 日 礼 拝     午前 10:30
 
奏楽  三 輪 志 都
 
<神の招き>
 
招 詞   テモテへの手紙4章1節~2節
1 神の御前で、そして、生きている者と死んだ者を裁くために来られるキリスト・イエスの御前で、その出現とその御国とを思いつつ、厳かに命じます。 
2 御言葉を宣べ伝えなさい。折が良くても悪くても励みなさい。とがめ、戒め、励ましなさい。忍耐強く、十分に教えるのです。
 
*讃 詠  (21)28
み栄えあれや、父と子と聖霊に、
はじめも今も とわにかわらず、
み神に アーメン、アーメン。
*罪の告白と赦し 交読詩編 143編7節~12節
7 主よ、早く答えてください
わたしの霊は絶え入りそうです。
御顔をわたしに隠さないでください。
わたしはさながら墓穴に下る者です。
8 朝にはどうか、聞かせてください
あなたの慈しみについて。
あなたにわたしは依り頼みます。
行くべき道を教えてください
あなたに、わたしの魂は憧れているのです。
9 主よ、敵からわたしを助け出してください。
御もとにわたしは隠れます。
10 御旨を行うすべを教えてください。
あなたはわたしの神。
恵み深いあなたの霊によって
安らかな地に導いてください。
11 主よ、御名のゆえに、わたしに命を得させ
恵みの御業によって
わたしの魂を災いから引き出してください。
12 あなたの慈しみのゆえに、敵を絶やしてください。
わたしの魂を苦しめる者を
ことごとく滅ぼしてください。
わたしはあなたの僕なのですから。
 
*讃美歌  (21)51(1-3)
1 愛するイェスよ、 われらここにあり。
  世のおもいみな うしろに退け。
  みことばしたいて、ここに集まりぬ。
2 われらのおもい、闇に閉ざされぬ。
  ただ待ち望む 聖霊の光を。
  きよきみ旨のみ 果たしたまえ、主よ。
3 栄えの主イェス、光の光よ。
  心と耳と くちびるきよめて、
  さんびと祈りを ささげさせたまえ。
アーメン
<神の言葉>
 
聖 書  詩編145編10節~21節    (旧約P.983)
10 主よ、造られたものがすべて、あなたに感謝し
あなたの慈しみに生きる人があなたをたたえ
11 あなたの主権の栄光を告げ
力強い御業について語りますように。
12 その力強い御業と栄光を
主権の輝きを、人の子らに示しますように。
13 あなたの主権はとこしえの主権
あなたの統治は代々に。
14 主は倒れようとする人をひとりひとり支え
うずくまっている人を起こしてくださいます。
15 ものみながあなたに目を注いで待ち望むと
あなたはときに応じて食べ物をくださいます。
16 すべて命あるものに向かって御手を開き
望みを満足させてくださいます。
17 主の道はことごとく正しく
御業は慈しみを示しています。
18 主を呼ぶ人すべてに近くいまし
まことをもって呼ぶ人すべてに近くいまし
19 主を畏れる人々の望みをかなえ
叫びを聞いて救ってくださいます。
20 主を愛する人は主に守られ
主に逆らう者はことごとく滅ぼされます。
21 わたしの口は主を賛美します。
すべて肉なるものは
世々限りなく聖なる御名をたたえます。
 
ローマの信徒への手紙14章10節~17節(新約P.294)
10そ れなのに、なぜあなたは、自分の兄弟を裁くのですか。また、なぜ兄弟を侮るのですか。わたしたちは皆、神の裁きの座の前に立つのです。 
11 こう書いてあります。
「主は言われる。
『わたしは生きている。
すべてのひざはわたしの前にかがみ、
すべての舌が神をほめたたえる』と。」
12 それで、わたしたちは一人一人、自分のことについて神に申し述べることになるのです。
兄弟を罪に誘ってはならない
13 従って、もう互いに裁き合わないようにしよう。むしろ、つまずきとなるものや、妨げとなるものを、兄弟の前に置かないように決心しなさい。 
14 それ自体で汚れたものは何もないと、わたしは主イエスによって知り、そして確信しています。汚れたものだと思うならば、それは、その人にだけ汚れたものです。 
15 あなたの食べ物について兄弟が心を痛めるならば、あなたはもはや愛に従って歩んでいません。食べ物のことで兄弟を滅ぼしてはなりません。キリストはその兄弟のために死んでくださったのです。 
16 ですから、あなたがたにとって善いことがそしりの種にならないようにしなさい。 
17 神の国は、飲み食いではなく、聖霊によって与えられる義と平和と喜びなのです。
 
 
祈 り                 安 井 国 雄
 
*讃美歌  (21)419(1-5)                                                             
1 さあ、共に生きよう
  主はこの時代の
  昔しみと悩みを
  担ってくださる。
2 さあ、共に生きよう。
  主は地をおとずれ、
  人々と出会われ、
  きょうだいとなった。
3 さあ、共に生きよう。
   主はいのちかけて、
  新しい自由の
  道を示された。
4 さあ、共に生きよう。
  主は飢えた者に
  その身をパンとして
  与えてくださる。
5 さあ、共に生きよう。
  主は聖霊により、
  分かたれた民をも
  ひとつとなされる。
アーメン
 
 
説  教   「聖霊によって、義と平和と喜びに生きる」鈴木 美津子
 
<神への応答>
 
*讃美歌  (21)392(1、2,4)
1 主の強い御腕よ、み力を示し
  主の民を励まし、今こそたたかえ。
  主が共におられ、味方となられる。
  何を恐れよう。
2 暗闇の力は 世界にひしめき
  み恵みに刃向かい、主の民を攻める。
  恐れ、おびえるな、われらの弱さを
  主は知っておられる。
4 ただ主こそわが神、ゆだねよう、その手に。
  神は与えられる、確かな助けを。
  信じて従う 主の民よ、すべて
  喜びたたえよう。
アーメン
 
*使徒信条
わたしは、天地の造り主、全能の父なる神を信じます。

わたしは、そのひとり子、わたしたちの主、イエス・キリストを信じます。

主は聖霊によってやどり、処女マリヤから生まれ、ポンティオ・ピラトのもとで

苦しみを受け、十字架につけられ、死んで葬られ、陰府にくだり、三日目に

死者のうちから復活し、天に昇って、全能の父なる神の右に座しておられます。

そこから来て、生きている者と死んでいる者とを審かれます。

わたしは、聖霊を信じます。聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、

からだの復活、永遠のいのちを信じます。  アーメン。

 
公 告
 
*献金感謝 
 
*主の祈り(座席前そなえつけ) 
天にまします我らの父よ、
 
願わくは御名をあがめさせたまえ
 
御国を来たらせたまえ。
 
御心の天に成る如く、地にもなさせたまえ。
 
我らの日用の糧を、今日も与えたまえ。
 
我らに罪を犯す者を、我らが赦す如く、我らの罪をも赦したまえ。
 
我らを試みに遭わせず、悪より救い出したまえ。
 
国と力と栄えとは、限りなく、汝のものなればなり。
 
アーメン
*頌 栄  (21)24
たたえよ、主の民、みつかいと共に、
恵みにあふれる 父・子・聖霊を。
アーメン
 
*派遣と祝福
 
*後 奏 
 
 
礼拝当番
(今週)森﨑 千恵

(次週)安井 国雄

 
献金当番
(今週)菊地 晴子   星野 勇

(次週)青木 節子   草野 恵

 
ライブ配信当番
(今週)新畑 信

(次週)小出 勝

2023.10.8~2023.10.15 の集会案内

2023.10.8~2023.10.15 の集会案内
      集 会
 
〇日曜学校                   9:00

〇朝カフェ                   休  会

〇クワイア 練習                中  止

〇「讃美歌を歌う会」(毎月第2 自由参加)   礼 拝 後

〇伝道委員会                 礼 拝 後

〇第4回90周年記念事業委員会          同 上 後

 
今 週 の 集 会
 
◎祈祷題「第73回大会のため 」 10/18(水)~10/20(金)
 
〇聖書の学びと祈りの会   10月12日(木)10:00

エゼキエル書11章(担当 鈴木 美津子)

司会 白 川 典 子

 
次 週 礼 拝
説教「確信を持って生きる」鈴木 美津子
詩編34編2節~11節

ローマの信徒への手紙14章18節~23節

 
讃美歌            板 垣 玲 子
546、20(1-3)、269(1,2,4)、195(1, 3, 4)、540

 
日曜学校説教「種まきのたとえ」松 谷 信 司
マタイによる福音書13章1節~9節

2023.10.8 週報教会のお知らせ

2023.10.8 週報教会のお知らせ
◇10月29日(日) 10時30分~ オープンチャーチ合同礼拝
午後は昼食、ミニバザーをします。現在のところ、サンドイッチ、

飲み物(セルフのコーヒー・紅茶など)、海産物、カードなど予定。

その他ミニバザーに出店ご希望の方は、ご相談ください。

(担当 薄田東正)

◇酷暑のため暫く休んでおりました花壇の手入れを再開したいと

思います。礼拝後や祈祷会後にご都合の宜しい方で、除草作業を

いたしますので、ご協力宜しくお願いします。

 
【特別献金について】
特別献金とは東京中会伝道局が行っている伝道所の伝道援助、応援伝道、集中伝道、問安、伝道協議会の活動のための献金です。

東京中会伝道局の働きを覚えて祈り、その必要が満たされ、伝道が

前進しますようご協力をお願いいたします。

 

2023.10.8 の週報掲載の説教

2023.10.8 の週報掲載の説教
<2023年7月30日説教から>

『一つの体を形づくる』

ローマの信徒への手紙12章3節~8節

牧 師 鈴木美津子

 
パウロは、キリストを信じる者たちが形づくる共同体、つまりキリストの体なる教会の中では、「自分を過大に評価してはなりません(3b)」と命じる。自分自身に過大な評価をして、他の人を蔑まないように、謙虚な心を持つようにと命じているのである。しかし、これは「自分を評価する時に、控えめに評価せよ」ということではない。それは言うまでもなく、恵みを与えくださる神ご自身を否定しているのと同じだからである。それは他の人に対しても同様である。そうであるから、パウロは「むしろ、神が各自に分け与えてくださった信仰の度合いに応じて慎み深く評価すべき(3c)」である、と語るのである。人間のはかりではなく、信仰のはかりにしたがって、しかも神が与えくださった信仰のはかりにしたがって、慎み深く各自を評価するようにと命じているのである。

これを語るパウロには、教会という共同体が、キリストを頭とした一つの体とする思いがある。人間の体というのは、さまざまな部分から成り立っている。体には手があり、足があり、手には指があり、顔には目や鼻や口があるように、教会に集う一人一人のキリスト者も、そのように一つの体なる教会を造り上げている。しかも、一つの体を構成している部分は多様な部分からなっているが、それぞれの部分同士を比較して、どちらの方が優れている、またどちらの方が劣っている、とは言えない。むしろ、それぞれの部分が互いに他を必要としているからこそ、一つの体としてもっともよく機能していくことができるのである。このようにキリストを信じる者たちが、互いに他を必要とする体の部分であるという認識を持っていれば、そこには傲慢な思いも、蔑む思いも生まれて来るはずがないはずである。だからこそ、互いがそれぞれに自分に与えられた責任を果たすことで、一つの体としてもっともよく成長できることを覚える必要があるのだ。
教会は、キリストを頭として一体性と多様性をバランスよく保ちながら豊かに成長していく共同体である。そして、そのような共同体を自分もまた構成している一人一人であることを謙虚に自覚し、互いに対して果たすべき責任を深く思うことが大切なのである。パウロは、6節以下で、それぞれに与えられる賜物について記しているが、私たちはその賜物を各々慎み深く思い、一つの体なる教会を形づくるために用いていきたいと願うのである。