2026.10.18 週報掲載の説教
『わたしのもとに来なさい』
イザヤ書55章1〜3節/マタイによる福音書11章28〜30節
鈴木美津子
*本日の説教の要約です。
イザヤ書には、「渇きを覚えている者は皆、水のところに来るがよい」とあります。そしてイエス様は、「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい」と言われました。どちらにも、神様からの招きがあります。神様の方から私たちを招いてくださっているのです。
イエス様は、「だれでも」と言われます。これまで聖書に親しんできた人も、初めて御言葉に触れる人も、大人も子どもも、すべての人が招かれています。イザヤ書にも「銀を持たない者も来るがよい」とあります。神様の恵みは、何かを差し出すことによって得るものではなく、神様から惜しみなく与えられるものです。
私たちは、目には見えなくても、心にさまざまな重荷を抱えて生きています。心配なこと、悩んでいること、誰にも言えず心にしまっていることがあります。イエス様は、そのような私たちを知り、重荷を抱えたままで御自分のもとへ来るように招いてくださいます。
私たちを招いておられるイエス様は、御自身を「柔和で謙遜な者」と言われます。イエス様は、悲しんでいる人や病気の人、周りから遠ざけられていた人々のところへ近づき、一人ひとりの声に耳を傾け、共にいてくださいました。そのイエス様が、「わたしの軛を負い、わたしに学びなさい」と言われます。私たちは御言葉を聞き、祈り、礼拝をささげながら、この方を知り、その教えに導かれて生きていきます。
イエス様は、「そうすれば、あなたがたは安らぎを得られる」と約束してくださいます。それは、私たちを知り、愛してくださる神様に支えられている安心です。自分の力ではどうすることもできないことに出会う時にも、私たちは神様の御手に自分自身を委ねることができます。
私たちの重荷をご存じのイエス様は、御自身が私たちの罪を負って十字架にかかり、神様はこの方を死の中から復活させてくださいました。このイエス様が、今も私たちを招いてくださっています。――「わたしのもとに来なさい。」
私たちを招いてくださる方がおられます。これからも、このイエス様の招きに応えて、共に歩んでまいりましょう。
