2021.1.24 主日礼拝の案内

週 報 76巻 4号 2021.1.24
「さて、あなたはこの三人の中で、だれが追いはぎに襲われた人の隣人になったと思うか。」律法の専門家は言った。「その人を助けた人です。」そこで、イエスは言われた。「行って、あなたも同じようにしなさい。」(ルカによる福音書10章36節~37節)

主 日 礼 拝 2021.1.24  午前10:30~
奏楽  板 垣 玲 子

<神の招き>
招 詞 詩編119編105節

*讃 詠  545A

*罪の告白と赦し 交読詩編78編1節~4節

*讃美歌 4〔1-2〕

<神の言葉>
聖 書 申命記6章4節~5節  (旧約P.291)

ルカによる福音書10章25節~37節

(新約P.126)

祈 り

*讃美歌 354〔1-2〕

説  教 「善きサマリア人の譬え」

三 輪 地 塩

<神への応答>
*讃美歌 354〔3-4〕

公 告

*主の祈り

*頌 栄 541

*派遣と祝福

*後 奏

「*」の箇所は起立して行いますが、立つのが困難の方は

お座りのままでどうぞ。

礼拝当番(今週)菊地晴子

(次週)三浦勇二

2021.1.24 週報 教会からのお知らせ

◇2021年の長老・執事候補者(敬称略 50音順)

長老:伊木美穂子、三浦勇二、森﨑千恵

執事:岩本道子、菊地晴子、小出勝、新畑信、薄田東正、野田昭子、済陽高志

※定期小会報では、島口裕香さんが執事候補者となって

おりましたが、諸事情によって辞退されました。

【 公   告 】

2021年度 浦和教会定期総会を開催します。
*日 時:131日(日)礼拝後直ちに開催
*場 所:浦和教会会堂1
*議 題:2020年度報告、長老・執事・日曜学校長
選挙、2021年度計画、予算案、その他
◎昼食をせず短時間で行う予定ですが、出席される方は、決してご無理の無いようにお願い致します。
現住陪餐会員の方の週報ボックスに議事資料を配布致し
 ました。よく読み、総会に必ずご持参ください。

2021.1.25~1.31 集会案内

      集 会    2021.1.24

〇「教会員の生活」による学びの会  休  会

〇朝カフェ             休  会

〇入門の会             休  会

〇クワイア練習           中  止

〇コイノニア            中  止

〇礼拝堂・1階の消毒(有志)    礼 拝 後

今 週 の 集 会

◎祈祷題 「定期総会のため」

〇聖書の学びと祈りの会 28日(木)10:00

歴代誌下24章(担当 三輪地塩)

司会 増 田 裕 子

緊急事態宣言が出されたことを受け、

「聖書の学びと祈りの会」は、午前、午後ともに

、対面開催をしばらくお休みし、

午前の祈祷会のみ「LINE」で行ないます。

次 週 礼 拝

説教 「マルタのおもてなし」 三 輪 地 塩

詩編27編4節

ルカによる福音書10章38節~42節

讃美歌

545B、7(1-2)、532(1-2)、534(1-2)、542

加 藤 純 子

2021.1.24 の週報掲載の説教

<2019年10月27日の説教から>

『明けの明星があなたの心に昇るまで』
ペトロの手紙二 1章12節~21節

牧師 三輪地塩

「明けの明星が心の中に昇るときまで」とあるが、この「明けの明星」は何を表わしているのだろうか。言い換えると「気付き」ではないかと思う。福音による「気付き」は「光の差し込み」に似ている、と。つまりこういう意味である。我々は、聖書は読めるし、礼拝への参加も出来る。聖書研究会も行なえる。だがそれらは、キリスト教についての「知識」である。「気付き」とは知識を超えた福音の本質とその価値が、明らかとなるということだろう。

スコットランドの改革長老教会が作成した『ウェストミンスター信仰告白』という信仰問答書があるが、それを解説した文章に次のようなものがあった。

「正典としてまとめられた聖書は、神の言葉として、私たちが神を知り、神を信じるための必要な知恵が与えられる書簡です。これが聖書の「外的照明」です。ただ、すべての人が聖書を読めば、神さまを知り、信じることが出来るか、といえばそうではありません。私たちの側、私たちの心の中に聖霊が働いて下さることが必要です。これが「内的照明」です。内的照明がなければ、私たちはいくら聖書を読んでも、神を受け入れることは出来ず、神を信じることが出来ないのです」。今日の箇所で「明けの明星」と呼ばれているのは聖霊の促し、つまり「内的照明」である。

我々には、聖書の知識は必要である。しかし最も大切なのは、聖書の知識を得ることではなく、それを神の言葉として受けること。それを神の言葉として信じて聞くこと。当然、信仰者であっても、我々のうちには揺れ動く思いや、信じる心と信じられない心は湧き起こる。最も大切なのは、信じることの出来ない状況にあってもなお、「神の聖霊の促しが起こること」、すなわち「心のうちに明けの明星が昇る」のを信じ続け、待ち続けることである。

たとえ感染症禍に疲弊し、心が落ち込み、神の祝福を感じれなかったとしても、私たちには「明けの明星が心の中に昇るとき」が必ず来ることを、聖書から聞き続けたい。心からそう願っている。