緊急更新! 2021.5.2 主日礼拝の案内

2021.5.2 主日礼拝の案内 緊急変更版

全国的に感染者数の増加が懸念され、埼玉県
でも「まん延防止等重点措置」が適用される
状況を考慮し、次週2日と次々週9日の対面
礼拝を休止いたします。昨年の緊急事態宣言下
と同様、最低限の担当者のみによるオンライン
礼拝の配信に切り替えます。
 

週 報 76巻18号 2021.5.2 緊急変更版

 
園丁は答えた。「御主人様、今年もこのままにしておいてください。木の周りを掘って、肥やしをやってみます。そうすれば、来年は実がなるかもしれません。もしそれでもだめなら、切り倒してください。」

(ルカによる福音書13章8節~9節)

主 日 礼 拝   午前 10:30
奏楽  岩 本 道 子
 
 <神の招き>
 
招 詞 ヨエル書3章1節

*讃 詠  545B

 
<神の言葉>
 
聖 書 イザヤ書8章5節~8節   (旧約P.1072)

ルカによる福音書13章1節~9節

(新約P.134)

祈 り

*讃美歌 234A〔1節〕

説  教 「来年は実がなるかもしれない」

三 輪 地 塩    代読 安井国雄
 
<神への応答>
 
*讃美歌 380〔1節〕

*主の祈り

*頌 栄 539

*後 奏

 

2021.5.2 週報 教会からのお知らせ

2021.5.2 週報 教会からのお知らせ

◇まん延防止等重点措置が発出中のため、本日の聖餐式は

見合わせることといたします。

◇「あしなが育英基金」の募金額は、¥16,500 でした。

ご協力ありがとうございました。

【牧師就職式のお知らせ】

①東京告白教会 金泰仁(キム・テイン)伝道師就職式

日時:5月6日(木)14:00

司式:小野寺ほさな牧師 勧告:登家勝也牧師

②小山伝道所 藤塚聖牧師就職式

日時:5月30日(日)15:30

司式:村松惠美牧師  勧告:小野寺ほさな牧師

2021.5.2~5.08 集会案内

2021.5.2~5.08 集会案内
      集 会
〇「教会員の生活」による学びの会  休 会

〇朝カフェ             休 会

〇入門の会             休 会

〇クワイア練習           中 止

〇コイノニア            中 止

〇礼拝堂・1階の消毒(有志)    礼 拝 後

〇定期小会           12:00

今 週 の 集 会
◎祈祷題

「日本キリスト教会の教師のため・牧師就職式のため」

〇聖書の学びと祈りの会    5月6日(木) 10:00

エズラ記2章(担当  三輪地塩)  司会 伊木 美穂子

*ラインで行います。

次 週 礼 拝
説教 「18年の束縛から解かれた婦人」  三 輪 地 塩

イザヤ書45章24節~25節

ルカによる福音書13章10節~17節

讃美歌 546、312、537(1-2)、243(1-2)、540  板 垣 玲 子

 
日曜学校説教「祈って聖霊を待つ」     薄 田 東 正

使徒言行録1章12節~14節

2021.5.2 の週報掲載の説教

<2020年1月5日の説教から>

ルカによる福音書2章39節~52節

『少年イエス物語』
牧師 三輪地塩

ヨセフとマリアはイエスを連れ、毎年の過ぎ越し祭にエルサレム神殿に旅をした。イエスの家庭は、実に信仰的な生活をしていたことが分かる。イエスは幼い時からラディカルな宗教改革者だったのではなく、極めてオーソドックスな基本的なユダヤ信仰を持つ家庭で育ったことが分かる。

ヨセフ一行はエルサレム神殿での務めを終えてナザレに帰る途中にあった。「イエスが道連れの中にいるものと思い、一日分の道のりを行ってしまい」(44節)とある。この「道連れ」は「キャラバン」のこと。荒れ野の真ん中を単独で渡るのは危険が伴う。盗賊や危険な動物に遭遇する可能性があるからだ。その為、何人もの人が固まって行動する「キャラバン隊」を形成し、荒れ野を渡るのが一般的であった。

ヨセフたちは、その中にイエスがいると思い込み、一日分の道のりを歩いていた。一日分の道のりは「20~30㎞」ぐらいである。ヨセフは随分とおっちょこちょいだったようにも思える。彼らはすぐ引き返し、結局3日たってようやく神殿にいるイエスを見つけたのだった。ようやく見つかった時、イエスは神殿の境内で、学者たちの中に座り、なにやら話をしていた。母マリアは真っ先にこう言った「何故こんな事をしてくれたのです。御覧なさい。お父さんも私も心配して捜していたのです」。このマリアの言葉は心配から生まれる言葉である。我々も同じ事をいうだろう。不安と共に3日間、捜し続けたマリアに同情してしまう。だがイエスは「どうして私を捜したのですか。私が自分の父の家にいるのは当たり前だという事を、知らなかったのですか」と言う。あまりにそっけない返答だ。

我々は、このイエスの言葉がイマイチ腑に落ちない。心配をかけておきながら「なぜ探すのか」はないだろう、と。

だがこの福音書は、神殿とイエスの関係性をここで指摘しているのである。イエスが十字架に掛けられる前「私は神殿を打ちこわし、三日でそれを建て直す」と言った。つまり主イエスこそが「真の神殿である」という意味である。

神殿は、「私の岩」「私の救い」「砦の塔」と詩編で言われている。この堅固な場所こそが神殿であり、イエス・キリストこそが真の神殿となる。