2022.5.22 主日礼拝の案内

2022.5.22 主日礼拝の案内
週 報 77  巻 21 号  2022.5.22
わたしは、ギリシア人にも未開の人にも、知恵のある人にもない人にも、果たすべき責任があります。  (ローマの信徒への手紙1章14節)

 
主 日 礼 拝   午前 10:30
奏楽 板 垣 玲 子

 
<神の招き>
招 詞 ヨエル書3章1節
1その後
わたしはすべての人にわが霊を注ぐ。
あなたたちの息子や娘は預言し
老人は夢を見、若者は幻を見る。
*讃 詠  545A

*罪の告白と赦し 交読詩編146編1節~6節a

*讃美歌  62

 
<神の言葉>
聖 書 サムエル記下12章1節~6節  (旧約P.496)
1主はナタンをダビデのもとに遣わされた。ナタンは来て、次のように語った。
「二人の男がある町にいた。
一人は豊かで、一人は貧しかった。
2豊かな男は非常に多くの羊や牛を持っていた。
3貧しい男は自分で買った一匹の雌の小羊のほかに
何一つ持っていなかった。
彼はその小羊を養い
小羊は彼のもとで育ち、息子たちと一緒にいて
彼の皿から食べ、彼の椀から飲み
彼のふところで眠り、彼にとっては娘のようだった。
4ある日、豊かな男に一人の客があった。
彼は訪れて来た旅人をもてなすのに
自分の羊や牛を惜しみ
貧しい男の小羊を取り上げて
自分の客に振る舞った。」
5ダビデはその男に激怒し、ナタンに言った。「主は生きておられる。そんなことをした男は死罪だ。 6小羊の償いに四倍の価を払うべきだ。そんな無慈悲なことをしたのだから。」
 
ローマの信徒への手紙1章13節~15節(新約P.273)

 13兄弟たち、ぜひ知ってもらいたい。ほかの異邦人のところと同じく、あなたがたのところでも何か実りを得たいと望んで、何回もそちらに行こうと企てながら、今日まで妨げられているのです。
 14わたしは、ギリシア人にも未開の人にも、知恵のある人にもない人にも、果たすべき責任があります。 
15それで、ローマにいるあなたがたにも、ぜひ福音を告げ知らせたいのです。
 
祈 り              増 田 裕 子

*讃美歌 321                                                                                                                                       説  教 「キリスト者の責任」    鈴木 美津子
 
<神への応答>
*讃美歌 215

*使徒信条

公 告

*献金感謝

*主の祈り

*頌 栄 544

*派遣と祝福

*後 奏

 
礼拝当番

(今週)森﨑千恵

(次週)済陽高志

 
献金当番

(今週)加藤純子 吉田さとみ

(次週)岩本道子 白川典子

 
ライブ配信当番

(今週)小出 勝

(次週)薄田東正

2022.5.23~2022.5.29の集会案内

2022.5.23~2022.5.29の集会案内

      集 会

〇日曜学校                9:00

〇朝カフェ                休  会

〇入門の会              休  会

〇クワイア練習            中  止

〇コイノニア             中  止

〇礼拝堂・1階の消毒(有志)       礼 拝 後

〇日曜学校教師会           礼 拝 後

今 週 の 集 会

◎祈祷題「無牧の教会・伝道所のため」

〇聖書の学びと祈りの会     5月26日(木)10:00

ヨブ記8章(担当 鈴木 美津子)   司会 岩 本 道 子

※対面とラインの両方で行います。

 
次 週 礼 拝

 
説教 「ただ信仰によってのみ生きる」     鈴木 美津子

ハバクク書2章1節~4節

ローマの信徒への手紙1章16節~17節

讃美歌 545B、61、276、284、539       加 藤 純 子

 
日曜学校礼拝「祈りの中で待つ群れ」    岩 本 道 子

使徒言行録1章12~14節

2022.5.22 週報 教会からのお知らせ

2022.5.22 週報 教会からのお知らせ

次週529(日)は全員1階で礼拝を行います。
礼拝後、教会内のフロアワックスがけ清掃を実施しますので

ご奉仕いただける方は、執事までお申し出下さい。

 
65(日)ペンテコステ礼拝について
ペンテコステの礼拝には何か一つでも、赤い物を身に着けて

集いましょう。ハンカチやブローチのような小さいものでも

構いません。理由は当日の礼拝で。

 
◇会員住所録を6月中に更新いたします。住所・電話番号等に

変更がある方は、書記森﨑千恵までお申し出ください。

 
◇花壇のお花などのために募金を宜しくお願いします。

 
東京中会「信徒の集い」のご案内

日時:2022年8月11日(木・休) 午前10時~午後4時

主題:「讃美」   講師:小林宏和(世田谷千歳教会牧師)

場所:柏木教会

2022.5.22 の週報掲載の説教

2022.5.22 の週報掲載の説教

<2022年5月1日の説教から>

『神に選ばれ、召し出される』
ローマの信徒への手紙1章1-4節

牧 師 鈴木美津子

 
パウロは、キリストと出会う前にはキリスト者を迫害する者であった。それが、今や、キリストの福音のために神によって選ばれ、特別に召された「使徒」であることを確信している。実に、パウロの人生はキリスト者になった今のために、つまりあらゆる国の人々が、神を信じ、神の御心に従う歩みをするようになる証人となるために、神によって導かれたということである。それまでの彼の育ち、教育、経歴のすべては、彼が特別な使徒として奉仕するために、神が備えられた賜物だったのである。わたしたちの人生も、無秩序に営まれてきたかのように思われたとしても、決してそうではなく、それぞれが目的のある人生だということである。

では、特別な使徒であるパウロの宣べ伝える福音とは何か。それはキリストの福音である。この福音には、私たちの救いのため、また私たちを幸せにするために必要なすべてがある。私たちがキリストを信じることで、罪の赦しがあり、神との和解があり、義と認められ、そして永遠の生命・真の生命が与えられる。神の子となる特権が与えられ、真の自由が与えられる。永遠の御国が保証され、神と共に歩んでいくことができる。死から生命へ、暗闇から光へ、絶望から希望へ、悲しみから喜びへと導かれる。それらすべてが、福音を信じ受け入れた者への恵みなのである。

パウロがこの手紙を書いたのは、57年頃、第三回伝道旅行において、エフェソを追い出されるように出て、コリントに滞在していた三カ月の間といわれている。彼はここからローマ、更にはイスパニア(現在のスペイン)に伝道しようと計画していたが、その前に、エルサレムの貧しいキリスト者に、ギリシア各地で集めた献金を届けようと、彼の思いとは逆の方向へ出発しようとしていた。パウロは、取り急ぎ、ローマの教会へ挨拶の手紙を送り、御霊の賜物を分かち合いたい、互いに信仰によって励ましを受けたいとその熱心な思いを伝えようとしたのだ。ローマの教会はパウロによって建てた教会ではない。つまり、彼には少なくとも、事前に挨拶を送ると同時に、自分の素性を明らかにする必要があったので、自分の信ずるところを隠すことなく記している。私たちは、この手紙を読み進めて行くことで、自分の内面と向き合わされることになる。多くの人にとって、自分の心の内を見つめるのは苦手であろう。しかし、聖書は、自分の内面を見つめ、自分を知り、乗り越える苦しみを通してこそ成長すると教えている。これから、皆さんとこの手紙を読み進めることで、共に心の内面を見つめる旅路を歩みたいと思う。