2022.10.30 主日礼拝の案内

2022.10.30 主日礼拝の案内
週 報77巻44号 2022.10.30
一人の罪によって、その一人を通して死が支配するようになったとすれば、なおさら、神の恵みと義の賜物とを豊かに受けている人は、一人のイエス・キリストを通して生き、支配するようになるのです。

(ローマの信徒への手紙5章17節)

 
主 日 礼 拝   午前 10:30
奏楽 加 藤 純 子

 
<神の招き>
招 詞   ヨエル書3章1節
その後
わたしはすべての人にわが霊を注ぐ。
あなたたちの息子や娘は預言し
老人は夢を見、若者は幻を見る。
 
*讃 詠   545A

*罪の告白と赦し 交読詩編51編1節~11節

*讃美歌   30(1-2)

 
<神の言葉>
聖 書
 
創世記3章8節~12節     (旧約P.4)
その日、風の吹くころ、主なる神が園の中を歩く音が聞こえてきた。アダムと女が、主なる神の顔を避けて、園の木の間に隠れると、 
主なる神はアダムを呼ばれた。
「どこにいるのか。」
10  彼は答えた。
「あなたの足音が園の中に聞こえたので、恐ろしくなり、隠れております。わたしは裸ですから。」
11  神は言われた。
「お前が裸であることを誰が告げたのか。取って食べるなと命じた木から食べたのか。」
12  アダムは答えた。
「あなたがわたしと共にいるようにしてくださった女が、木から取って与えたので、食べました。」
 
 
ローマの信徒への手紙5章16節~17節(新約P.280)
 
16  この賜物は、罪を犯した一人によってもたらされたようなものではありません。裁きの場合は、一つの罪でも有罪の判決が下されますが、恵みが働くときには、いかに多くの罪があっても、無罪の判決が下されるからです。 
17  一人の罪によって、その一人を通して死が支配するようになったとすれば、なおさら、神の恵みと義の賜物とを豊かに受けている人は、一人のイエス・キリストを通して生き、支配するようになるのです。 
 
祈 り               増 田 裕 子
 
*讃美歌  260B(1-2)                                                                                                                                                  説  教  「アダムとキリスト」  鈴木 美津子
 
<神への応答>
*讃美歌   Ⅱ98(1-2)

*使徒信条
 
わたしは、天地の造り主、全能の父なる神を信じます。

わたしは、そのひとり子、わたしたちの主、イエス・キリストを信じます。

主は聖霊によってやどり、処女マリヤから生まれ、ポンティオ・ピラトのもとで

苦しみを受け、十字架につけられ、死んで葬られ、陰府にくだり、三日目に

死者のうちから復活し、天に昇って、全能の父なる神の右に座しておられます。

そこから来て、生きている者と死んでいる者とを審かれます。

わたしは、聖霊を信じます。聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、

からだの復活、永遠のいのちを信じます。  アーメン。

 
公 告
 
*献金感謝

 
*主の祈り
天にまします我らの父よ、
 
願わくは御名をあがめさせたまえ
 
御国を来たらせたまえ。
 
御心の天に成る如く、地にもなさせたまえ。
 
我らの日用の糧を、今日も与えたまえ。
 
我らに罪を犯す者を、我らが赦す如く、我らの罪をも赦したまえ。
 
我らを試みに遭わせず、悪より救い出したまえ。
 
国と力と栄えとは、限りなく、汝のものなればなり。
 
アーメン
 
*頌 栄  542

*派遣と祝福

*後 奏

 
☆讃美歌は、1節、2節のみとします。

 
☆本日の礼拝は全員1階で行います。

 
礼拝当番

(今週)野田 昭子

(次週)安井 国雄

 
献金当番

(今週)薄田 東正  國見 照子

(次週)伊木 美穂子 星野 勇

 
ライブ配信当番

(今週)小出 勝

(次週)小出 勝

 

2022.10.30~2022.11.5の集会案内

2022.10.30~2022.11.5の集会案内

      集 会

〇日曜学校            9:00

〇朝カフェ            休  会

〇入門の会            休  会

〇クワイア練習          中  止

〇礼拝堂・1階の清掃(有志)   礼 拝 後

〇洗礼準備会           礼 拝 後

〇日曜学校教師会         礼 拝 後

今 週 の 集 会
 
◎祈祷題「墓前礼拝を覚えて11月6日」

「日本軍「慰安婦」問題と取り組む会主催講演会のため」

〇聖書の学びと祈りの会        11月3日(木)10:00

ヨブ記23章(担当 鈴木 美津子)   司会 伊木 美穂子

〇日本軍「慰安婦」問題と取り組む会主催講演会(オンライン)

3日(木) 14:00~16:30

次 週 礼 拝
<聖 餐  式>
説教 「一人の従順によって」     鈴木 美津子
創世記3章1節~7節

ローマの信徒への手紙5章18節~19節

讃美歌 545B、11 (1—2)、137 (1—2)、137 (3—4)、Ⅱ179、543

三  輪  志  都

日曜学校説教「二人の祈り」           岩 本 道 子

ルカによる福音書18章9節~14節

2022.10.30 週報 教会からのお知らせ

2022.10.30 週報 教会からのお知らせ
◇ 次週11月6日(日) 礼拝後、2時から青葉園にて墓地礼拝を

行います。行かれる方は各自昼食をご用意ください。

教会から青葉園までの配車をご案内致しませんので、同乗ご希望の方は各自でお願いしてください。

 
【日本軍「慰安婦」問題と取り組む会主催オンライン講演会】

「証言の時代後に日本軍性暴力を伝えること」講師 熱田敬子

申込先:nikki.torikumukai @gmail.com 11月2日(水) 20時

 
【2022年度の献金について】

今年もあと2か月余りとなりました。現在は維持献金、タビタの会献金(11月末まで)、中会伝道局特別献金、大会共助金庫献金、

会堂改修献金、1階のリードオルガン献金などを受付けております。

今年度の大中会負担金もお忘れの方は宜しくお願いいたします。

2022.10.30 の週報掲載の説教

2022.10.30 の週報掲載の説教
2022918日の説教から>
『神の約束』
ローマの信徒への手紙4章13節~17節

牧 師 鈴木美津子

 
信仰義認とは、簡潔に言えばキリストを信じる信仰によって義と認められることで、神の法廷での無罪宣告に他ならない。しかし、それだけではない。信仰義認は、この世の論理の中に閉じ込められるような小さなものではないからだ。キリスト者には、信仰によって義と認められた以上、神の子とされ、永遠の命が約束される。それどころか神の国のあらゆる特権と富とが約束されているのである。その恵みは満ち溢れ続け、尽きることがない。

そのことが、「世界を受け継がせる」、という約束に要約されている。この「受け継がせる」、という約束は私たち人間が自分たちの意志や決意で受け継ぐ、という意味ではない。人間の意志とは無関係に下される神の決定である。だから、「世界を受け継がせることを約束された」、とは聖書的には、「世界を受け継がせることを命じられた」、ということである。神は、私たちにその素晴らしいご自身の御国を、全ての財産を、そして永遠の命を「受けよ」と命じられている。なんと、身に余る言葉、恩恵ではないか。「この私のような愚かな罪人が、どうして、そのようなものをいただけましょうか」、と額ずくのが精一杯である。しかし、その私たちに恵みの世継ぎが命じられる。「受けよ」。このことが、イエス・キリストの十字架で確かに真実であると示されたのである。神の御子イエス・キリストが十字架で死なれるほどに、罪にまみれ、汚れたこの私を愛してくださった、そうである以上、神が私たちにくださらないものは、もはや何も残っていない。ここに神の恩恵の全てがある。

ローマの信徒への手紙は、すでに3章で、その中心的真理である信仰義認の真理が示されたが、実はそこからが重要なのだ。信仰義認の真理から流れ出る恩恵と愛とが、あちらこちらに散りばめられているからである。この手紙は、まさにキリスト者である私たちへの「愛の手紙」ではないのか。その神の恩恵と愛は、今まだ序章にすぎない。これからが本編である。このことがこの手紙がルターを始め多くの人々に愛されてきた所以である。

自分の愚かさを嘆いたり、救いに不安を感じたりする時、実は私たちはまだキリストの愛をよくわかっていない。主なる神は、罪人である私たちに、救われよ、神の国を受けよ、と命じておられる。