2023.7.9 主日礼拝の案内

2023.7.9 主日礼拝の案内
 
週 報78巻28号 2023.7.9
 
もしあなたが、もともと野生であるオリーブの木から切り取られ、元の性質に反して、栽培されているオリーブの木に接ぎ木されたとすれば、まして、元からこのオリーブの木に付いていた枝は、どれほどたやすく元の木に接ぎ木されることでしょう。     (ローマの信徒への手紙11章24節)

 
主 日 礼 拝   午前 10:30
奏楽  岩 本 道 子

 
<神の招き>
 
招 詞   イザヤ書42章1節
1  見よ、わたしの僕、わたしが支える者を。
わたしが選び、喜び迎える者を。
彼の上にわたしの霊は置かれ
彼は国々の裁きを導き出す。
 
*讃 詠  (21)28
み栄えあれや、父と子と聖霊に、
はじめも今も とわにかわらず、
み神に アーメン、アーメン。
*罪の告白と赦し 交読詩編51編1節~11節
1 【指揮者によって。賛歌。ダビデの詩。
 2  ダビデがバト・シェバと通じたので預言者ナタンがダビデのもとに来たとき。】
3 神よ、わたしを憐れんでください
御慈しみをもって。
深い御憐れみをもって
背きの罪をぬぐってください。
4 わたしの咎をことごとく洗い
罪から清めてください。
5 あなたに背いたことをわたしは知っています。
わたしの罪は常にわたしの前に置かれています。
6 あなたに、あなたのみにわたしは罪を犯し
御目に悪事と見られることをしました。
あなたの言われることは正しく
あなたの裁きに誤りはありません。
7 わたしは咎のうちに産み落とされ
母がわたしを身ごもったときも
わたしは罪のうちにあったのです。
8 あなたは秘儀ではなくまことを望み
秘術を排して知恵を悟らせてくださいます。
9 ヒソプの枝でわたしの罪を払ってください
わたしが清くなるように。
わたしを洗ってください
雪よりも白くなるように。
10 喜び祝う声を聞かせてください
あなたによって砕かれたこの骨が喜び躍るように。
11 わたしの罪に御顔を向けず
咎をことごとくぬぐってください。
*讃美歌  (21)149(1,2,4)
1 わがたまたたえよ、主なる神を。
  内なるすべては み名をあがむ。
2 わがたま忘れるな、主のはからい。
  たえなる恵みは 主より来る。
4 朽つべきいのちを 主はあがない、
  あわれみの冠 あたえませり。
アーメン
<神の言葉>
 
聖 書  イザヤ書 40章27〜31節   (旧約P.1125)
27 ヤコブよ、なぜ言うのか
イスラエルよ、なぜ断言するのか
わたしの道は主に隠されている、と
わたしの裁きは神に忘れられた、と。
28 あなたは知らないのか、聞いたことはないのか。
主は、とこしえにいます神
地の果てに及ぶすべてのものの造り主。
倦むことなく、疲れることなく
その英知は究めがたい。
29 疲れた者に力を与え
勢いを失っている者に大きな力を与えられる。
30 若者も倦み、疲れ、勇士もつまずき倒れようが
31 主に望みをおく人は新たな力を得
鷲のように翼を張って上る。
走っても弱ることなく、歩いても疲れない。
 
ローマの信徒への手紙 11章17節~24節(新約P.290)
17しかし、ある枝が折り取られ、野生のオリーブであるあなたが、その代わりに接ぎ木され、根から豊かな養分を受けるようになったからといって、 
18折り取られた枝に対して誇ってはなりません。誇ったところで、あなたが根を支えているのではなく、根があなたを支えているのです。 
19すると、あなたは、「枝が折り取られたのは、わたしが接ぎ木されるためだった」と言うでしょう。 
20そのとおりです。ユダヤ人は、不信仰のために折り取られましたが、あなたは信仰によって立っています。思い上がってはなりません。むしろ恐れなさい。 
21神は、自然に生えた枝を容赦されなかったとすれば、恐らくあなたをも容赦されないでしょう。 
22だから、神の慈しみと厳しさを考えなさい。倒れた者たちに対しては厳しさがあり、神の慈しみにとどまるかぎり、あなたに対しては慈しみがあるのです。もしとどまらないなら、あなたも切り取られるでしょう。 
23彼らも、不信仰にとどまらないならば、接ぎ木されるでしょう。神は、彼らを再び接ぎ木することがおできになるのです。 
24もしあなたが、もともと野生であるオリーブの木から切り取られ、元の性質に反して、栽培されているオリーブの木に接ぎ木されたとすれば、まして、元からこのオリーブの木に付いていた枝は、どれほどたやすく元の木に接ぎ木されることでしょう。
 
祈 り                 安 井 国 雄
 
*讃美歌  (21)440(1,3,4)
1 備えて祈れ、私の心、
  悪の力が 現れる時。
  覚めて 祈れ、
  悪魔の誘い せまる時にも。
3 信仰もって 祈る時には、
  主の名によって 願い求めよ。
  覚めて 祈れ、
  豊かな恵み 神はくださる。
4 悩みと不安 おそう時にも
  苦しみ、試練、せまる時にも
  覚めて 祈れ、
  終わりの時は 近づいている。
 
アーメン

 
説  教   「神の慈しみと厳しさを考えなさい」鈴木 美津子
 
 
<神への応答>
 
*讃美歌  (21)481(1,2,4)
1 救いの主イェスの とうとい愛は
  疲れた心の のがれる砦。
  責めと恥との 十字架にかかり
  私の罪さえ ゆるして救う。
2 恵みにそむいた 私を捨てず
  主イェスはその血で 罪をあがない、
  この身をゆるし すべてをきよめ
  いのちと平和を 約束された。
4 十字架の恵みに 喜び満ちる・
  涙にあふれて み前に進もう。
  世に勝利した 主イェスをたたえ、
  かがやく栄光 仰いで歌おう。
アーメン
*使徒信条
わたしは、天地の造り主、全能の父なる神を信じます。

わたしは、そのひとり子、わたしたちの主、イエス・キリストを信じます。

主は聖霊によってやどり、処女マリヤから生まれ、ポンティオ・ピラトのもとで

苦しみを受け、十字架につけられ、死んで葬られ、陰府にくだり、三日目に

死者のうちから復活し、天に昇って、全能の父なる神の右に座しておられます。

そこから来て、生きている者と死んでいる者とを審かれます。

わたしは、聖霊を信じます。聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、

からだの復活、永遠のいのちを信じます。  アーメン。

 
公 告
 
*献金感謝
 
*主の祈り(座席前そなえつけ)
天にまします我らの父よ、
 
願わくは御名をあがめさせたまえ
 
御国を来たらせたまえ。
 
御心の天に成る如く、地にもなさせたまえ。
 
我らの日用の糧を、今日も与えたまえ。
 
我らに罪を犯す者を、我らが赦す如く、我らの罪をも赦したまえ。
 
我らを試みに遭わせず、悪より救い出したまえ。
 
国と力と栄えとは、限りなく、汝のものなればなり。
 
アーメン
*頌 栄  (21)26
グローリア、グローリア、グローリア、ちちとみ子に、
グローリア、グローリア、グローリア、せいなる霊に。
*派遣と祝福
 
*後 奏
 
礼拝当番
(今週)済陽 高志

(次週)三浦 勇二

 
献金当番
(今週)三浦 勇二  國見 照子

(次週)薄田 東正  浜野 陽子

 
ライブ配信当番
(今週)小出 勝

(次週)新畑 信

2023.7.9~2023.7.15 の集会案内

2023.7.9~2023.7.15 の集会案内
      集 会
〇日曜学校                   9:00

〇朝カフェ                     休  会

〇クワイア練習                   中  止

〇礼拝堂の清掃(有志)              礼 拝 後

〇「讃美歌を歌う会」(毎月第2 自由参加)     礼 拝 後

〇90周年記念事業委員会              同 上 後

 
今 週 の 集 会
 
◎祈祷題「心身の健康が守られるように」
 
〇聖書の学びと祈りの会は、今週7月13日(木)~9月14日(木)まで、
 酷暑のため、例年通り休会と致します。
 
次 週 礼 拝
説教「すべての人を憐れむために」 鈴木 美津子
イザヤ書59章20節~21節

ローマの信徒への手紙 11章25節~36節

 
讃美歌             三  輪  志 都
546、68(1—3)、266(1,2,4)、246(1—4)、541

日曜学校説教 「過越の食事」   森 﨑 千 恵
出エジプト記12章1節~13節

2023.7.9 週報 教会からのお知らせ

2023.7.9 週報 教会からのお知らせ
◇8月11日(金・休)「信徒の集い」申込みは本日までです。

 
日曜学校夏期学校のお知らせ
7月22日(土) 10:00~13:00 浦和教会

楽しく遊び、お昼はみんなで作っていただきます。

初めてのお友達やおとなの方も大歓迎です。おとなのみ\500

 
◇訪問聖餐のご報告
7月6日(木) 浅野紀代子さんを鈴木美津子牧師ほか3名で訪問

 
【東京中会ヤスクニ・社会問題委員会オンライン学習会ご案内】
7月15日(土)14:00~16:00  Zoomで開催

『神と王 ~政教分離について旧約に聞く~』芳賀繁浩牧師

 
◇ヤスクニ・社会問題委員会への募金のご協力をお願いします。
受付けに募金封筒を置いております。

 
◇夏季献金の封筒を各週報ボックスに配布いたしました

どうぞ,宜しくお願いします。

2023.7.9 の週報掲載の説教

2023.7.9 の週報掲載の説教
<2023年5月14日説教から>

神の憐れみの器
ローマの信徒への手紙9章19節~29節

牧 師 鈴木美津子

神はわたしたちを憐れみの器として、ユダヤ人からだけでなく、異邦人の中からも召し出してくださいました。(24)」

「神の憐れみの器」とは「神の憐れみの対象となる人々」を意味し、イエス・キリストを信じるキリスト者のことを示している。「神の怒りの器」とは、「神の怒りの対象となる人々」を意味し、イエス・キリストを信じないすべての人々、特に、神の民でありながら、イエス・キリストを拒み続けるイスラエルの人々のことを示している。

異邦人に対する神の憐れみは、神の民でない者を神の民として召し出すという仕方で表された。しかし、元々の神の民であるイスラエルについては、神の民として残す、保持するという仕方で、神の憐れみは表される。もし、神が憐れみをもってイスラエルを取り扱ってくださらなければ、イスラエルは神によって滅ぼされたあの創世記のソドムとゴモラと同じようになっていた。しかし、神はイスラエルを憐れみ、残りの者を備えてくだったのである。この「残りの者」とは、捕囚から帰って来る民のことを指していた。それがいつしか、神によって残された、真の神の民イスラエルを指すようになった。パウロは、その残りの者こそが、ユダヤ人でイエス・キリストを信じた者たちであると言うのである。多くのユダヤ人がイエス・キリストを拒み続けているが、その中からもイエス・キリストを信じる者たちが起こされた。そして、そこにパウロは神の憐れみを見ている。

ユダヤ人であっても、異邦人であっても、イエス・キリストを信じて神の民とされることは、一方的な神の憐れみによる。それゆえ、神の栄光は、イエス・キリストの教会を通して、この世界に示される。なぜなら、神の栄光は、神の恵みと憐れみによって示されるからである。私たちは神の恵みと憐れみによってイエス・キリストを信じ、真の神の民イスラエルとされた。そうであるから、神の栄光は私たちによって示される。イエス・キリストを信じて神の民とされた私たちは、神の憐れみの器であると同時に、神の栄光を現す器でもある。

神が私たちを選んで「神の憐れみの器」としてくださった。この恵みの重さは無限で推しはかることはできない。だからこそ、私たちはこの計り知れない恵みに感謝して、なお一層神を畏れて御前に謙るべきではないだろうか。