2023.12.3 主日礼拝の案内

2023.12.3 主日礼拝の案内

週 報79巻49号 2023.12.3
 
気をつけて目を覚ましていなさい。

その時がいつなのか、あなたがたにはわからないからである。

(マルコによる福音書13章37節)

 
主 日 礼 拝     午前 10:30
 
<アドベントⅠ・聖餐式>                                                               
奏楽  三 輪 志 都
 
<神の招き>
 
招 詞 エレミヤ書33章14節~16節
14見よ、わたしが、イスラエルの家とユダの家に恵みの約束を果たす日が来る、
と主は言われる。
15その日、その時、わたしはダビデのために正義の若枝を生え出でさせる。
彼は公平と正義をもってこの国を治める。
16その日には、ユダは救われ、エルサレムは安らかに人の住まう都となる。
その名は、『主は我らの救い』と呼ばれるであろう。
*讃 詠    545A
父の御神に、み子に、きよき御霊に、
むかしながらの御栄えあれや、
ときわに、アーメン、アーメン
 
*罪の告白と赦し 詩編143編1節~6節
1.  主よ、わたしの祈りをお聞きください。
嘆き祈る声に耳を傾けてください。
あなたのまこと、恵みの御業によって
わたしに答えてください。
2 あなたの僕を裁きにかけないでください。
御前に正しいと認められる者は
命あるものの中にはいません。
3 敵はわたしの魂に追い迫り
わたしの命を地に踏みにじり
とこしえの死者と共に
闇に閉ざされた国に住まわせようとします。
4 わたしの霊はなえ果て
心は胸の中で挫けます。
5 わたしはいにしえの日々を思い起こし
あなたのなさったことをひとつひとつ思い返し
御手の業を思いめぐらします。
6 あなたに向かって両手を広げ
渇いた大地のようなわたしの魂を
あなたに向けます。
*讃美歌   14(1-3)
1.わがたまさめて ほめたたえよ、
世をすべしらす 大御神を、
たかきにいます 主のみいつを
地にあるわれは あがめまつる。
2.ちからにみてる 大御神の
めぐみのみわざ 照り輝く。
あめにも地にも うなばらにも、
つくられしもの みなうるわし。
3.なやめるときも 飢える時も、
主よまこともて すくいたもう。
いとも貧しき わが身なれど、
すこやかにしも そだてたもう、
アーメン
 
<神の言葉>
 
聖 書  イザヤ書64章2節~4節 (旧約P.1166)
1  柴が火に燃えれば、湯が煮えたつように
あなたの御名が敵に示されれば
国々は御前に震える。
2  期待もしなかった恐るべき業と共に降られれば
あなたの御前に山々は揺れ動く。
3  あなたを待つ者に計らってくださる方は
神よ、あなたのほかにはありません。
昔から、ほかに聞いた者も耳にした者も
目に見た者もありません。
4  喜んで正しいことを行い
あなたの道に従って、あなたを心に留める者を
あなたは迎えてくださいます。
あなたは憤られました
わたしたちが罪を犯したからです。
しかし、あなたの御業によって
わたしたちはとこしえに救われます。
 
マルコによる福音書13章32節~37節(新約P.90)
32 「その日、その時は、だれも知らない。
天使たちも子も知らない。父だけがご存じである。
33 気をつけて、目を覚ましていなさい。
その時がいつなのか、あなたがたには分からないからである。
34 それは、ちょうど、家を後に旅に出る人が、
僕たちに仕事を割り当てて責任を持たせ、
門番には目を覚ましているようにと、言いつけておくようなものだ。
35 だから、目を覚ましていなさい。
いつ家の主人が帰って来るのか、夕方か、夜中か、鶏の鳴くころか、
明け方か、あなたがたには分からないからである。
36 主人が突然帰って来て、あなたがたが眠っているのを見つけるかもしれない。
37 あなたがたに言うことは、すべての人に言うのだ。目を覚ましていなさい。」
祈 り                 
 
*讃美歌  94(1-3)
1.久しくまちにし 主よ、とくきたりて、
み民のなわめも 解き放ちたまえ、
主よ主よ、み民を 救わせたまえや。
2.あしたの星なる 主よ、とく来りて、
おくらきこの世に み光をたまえ、
主よ主よ、み民を 救わせたまえや。
3.ダビデのすえなる 主よ、とく来りて、
平和の花咲く 国をたてたまえ、
主よ主よ、み民を 救わせたまえや。
アーメン
説  教   「気をつけて、目を覚ましていなさい」 鈴木 美津子
 
 
<神への応答>
 
*讃美歌  172(1-3) 
1.こころして待て、 主のみ民よ、
日はかたむきて、 夜はせまりぬ。
やがてはなむこ きたりたまわん、
まどろむなかれ、しばしなれば。
2.ながともしびに あぶらみたし、
すくいのために そなえをせよ。
きけや呼ぶ声 主は近しと
よろこび出でて 迎えまつれ。
3.きよきひかりの わが主イエスよ、
この世を閉ざす 闇をはらい、
待ちにまちにし すくいの日の
あしたを早く こさせたまえ。
アーメン
*日本キリスト教会信仰の告白
わたしたちが主とあがめる神のひとり子イエス・キリストは、真の神であり真の人です。

主は、神の永遠の計画にしたがい、人となって、人類の罪のため十字架にかかり、完全な犠牲をささげて、あがないをなしとげ、復活して永遠のいのちの保証を与え、救いの完成される日までわたしたちのためにとりなしてくださいます。

神に選ばれてこの救いの御業を信じる人はみな、キリストにあって義と認められ功績なしに罪をゆるされ、神の子とされます。

また、父と子とともにあがめられ礼拝される聖霊は、信じる人を聖化し、御心を行わせてくださいます。

この三位一体なる神の恵みによらなければ、人は罪のうちに死んでいて、神の国に入ることはできません。

旧・新約聖書は神の言であり、そのなかで語っておられる聖霊は、主イエス・キリストを顕かに示し、信仰と生活との誤りのない審判者です。

教会はキリストのからだ、神に召された世々の聖徒の交わりであって、主の委託により正しく御言を宣べ伝え、聖礼典を行い、信徒を訓練し、終わりの日に備えつつ、主が来られるのを待ち望みます。

古代の教会は、聖書によって次のように信仰を告白しました。わたしたちもまた使徒的信仰の伝統にしたがい、讃美と感謝とをもってこれを共に告白します。

わたしは、天地の造り主、全能の父なる神を信じます。わたしは、そのひとり子わたしたちの主、イエス・キリストを信じます。

主は聖霊によってやどり、処女(おとめ)マリアから生まれ、ポンティオ・ピラトのもとで苦しみを受け、十字架につけられ、死んで葬られ、よみにくだり、

三日目に死者のうちから復活し、天に昇って、全能の父なる神の右に座しておられます。そこから来て、生きている者と死んでいる者とを審(さば)かれます。

わたしは、聖霊を信じます。聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、からだの復活、永遠のいのちを信じます。

 
聖餐式  Ⅱ179
1.みまえにわれらつどい、
ともにわかつみ糧を、
世の光なる主のことばもて
祝したまえ。

2.み招きにこたえつつ
あずかるさかずきをも、
世の光なる主のことばもて
祝したまえ。

3.みわざをたたえうたい、
みまえにつどう民を、
世の光なる主のことばもて
祝したまえ。

アーメン
 
公 告  
 
*献金感謝 
 
 
*主の祈り(座席前そなえつけ) 
天にまします我らの父よ、
 
願わくは御名をあがめさせたまえ
 
御国を来たらせたまえ。
 
御心の天に成る如く、地にもなさせたまえ。
 
我らの日用の糧を、今日も与えたまえ。
 
我らに罪を犯す者を、我らが赦す如く、我らの罪をも赦したまえ。
 
我らを試みに遭わせず、悪より救い出したまえ。
 
国と力と栄えとは、限りなく、汝のものなればなり。
 
アーメン
*頌 栄  542
世をこぞりて ほめたたえよ、
みさかえつきせぬ あまつかみを。
アーメン
*派遣と祝福
 
*後 奏  
 
聖餐補佐  三浦 増田 安井 森﨑

 
 
礼拝当番
(今週)増田 裕子

(次週)森﨑 千恵

 
献金当番
(今週)松谷 信司    浜野 陽子

(次週)安井 国雄  勝 理恵

 
ライブ配信当番
(今週)小出 勝

(次週)小出 勝

2023.12.3~2023.12.9 の集会案内

2023.12.3~2023.12.9 の集会案内

 
      集 会
 
〇日曜学校              9:00

〇朝カフェ              休  会

〇クワイア 練習            中  止

〇定期拡大小会            12:00

〇定期小会              同 上 後

 
今 週 の 集 会

 
◎祈祷題「教会から長く離れている方々のため」

 
〇聖書の学びと祈りの会     12月7日(木)10:00

エゼキエル書17章(担当 鈴木 美津子) 司会 伊木 美穂子

 
*牧師予定

12月5日(火) 10:00~11:30

「慰安婦」問題と取り組む会オンライン勉強会

 
次 週 礼 拝
 
<アドベントⅡ>

 
説教「良き知らせ」               鈴木 美津子

イザヤ書40章1節~5節

マルコによる福音書1章1節~8節

 
讃美歌 (21)28、204(1-3)、268(1-3)、241(1-3)、29

板 垣 玲 子

 
日曜学校説教「ヨセフへのお告げ」      鈴木 美津子

マタイによる福音書1章18節~25節

2023.12.3 週報教会のお知らせ

2023.12.3 週報教会のお知らせ

◇11月30日(木) に石井洋子さんを牧師と有志8人で訪問聖餐致し

ました。

 
12月の予定・クリスマスの集い》
・12月5日(火) 10:00~11:30 「慰安婦」問題と取り組む会勉強会

 
・12月23日(土) 13:00~15:00 こどもクリスマス

礼拝、「靴屋のマルチン」スライドショー、クリスマスグッズ

作り、ティータイム、プレゼント

 
・12月24日(日) 10:30~クリスマス合同礼拝

礼拝後、祝会、新入会員歓迎会  会費600円(昼食、菓子)

日曜学校生徒のスライドショーと楽器の演奏、そのほか

 
・同日4:00~ クリスマスイブの集い 燭火礼拝 トーンチャイム等

 
◇本日礼拝後、トーンチャイムの練習を致します。

2023.12.3 の週報掲載の説教

2023.12.3 の週報掲載の説教

<2023年9月24日説教から>

『主イエスのために』

ローマの信徒への手紙14章1節~6節

牧 師 鈴木美津子

 
特定の日を重んじる人は主のために重んじる。食べる人は主のために食べる。神に感謝しているからです。また、食べない人も、主のために食べない。そして、神に感謝しているのです(6)」。ローマの教会には、何でも食べる信仰の強い人と、野菜だけを食べる信仰の弱い人がいた。信仰の強い人が多数派であり、信仰の弱い人が少数派であった。この両者の間で争いが起こっていたのである。

これに対して、パウロは6節で、自分の心の確信が、「主イエスのため」であるという確信であることを教えている。何でも食べる人は、何でも食べることが主イエスのためであると自分の心に確信して、何でも食べる。他方、野菜だけを食べる人も、肉を食べないことが主イエスのためであると自分の心に確信して、野菜だけを食べる。ですから、彼らは食べる物が違っていても、その確信、その動機は同じ、「主イエスのために」ということであるのだ。ここに主イエスの僕である者の一致がある。

「食べる人は主のために食べる」、「食べない人も、主のために食べない。そして、神に感謝している」とパウロが語るとき、食べない人は、食べない物に対して、感謝をささげているのではない。食べる野菜のことで神に感謝をささげているのである。

それぞれの食卓を想像してほしい。強い人の食卓には、肉も酒も並んでいる。そして、強い人は神に感謝の祈りをささげて、何でも食べるのである。他方、弱い人の食卓には、野菜とおそらく水が並んでいる。そして、弱い人も神に感謝の祈りをささげて野菜だけを食べる。強い人は主イエスのために何でも食べ、神に感謝をささげる。弱い人も主イエスのために野菜だけを食べ、神に感謝をささげるのだ。「主イエスのために」「神に感謝をささげる」、互いがこの一致に気づくとき、彼らは、主の食卓を共に囲むことができるのである。初代教会では、聖餐式は、食事と一緒に行われていた。私たちは礼拝において、ひとかけらのパンを食べ、少量のぶどう液を飲む。けれども、初代教会においては、聖餐式と食卓の交わりが一つであったのだ。そのことを考えるとき、食べ物のことで互いを裁き合うことが、どれほど、愚かで、教会の一致を損なうことであったかが分かる。しかし、主イエスは、御自分の食卓に、何でも食べる人と野菜だけを食べる人を招いてくださる。それゆえに、私たちも様々な違いを認めつつ、「主イエスのために」互いに受け入れ合うのである。