2023.12.31 主日礼拝の案内

2023.12.31 主日礼拝の案内
 
週 報79巻53号 2023.12.31
 
イエスは、ヘロデ王の時代にユダヤのベツレヘムでお生まれになった。そのとき、占星術の学者たちが東の方からエルサレムに来て、 言った。「ユダヤ人の王としてお生まれになった方は、どこにおられますか。わたしたちは東方でその方の星を見たので、拝みに来たのです。」

(マタイによる福音書2章1節~2節)

 
主 日 礼 拝     午前 10:30
奏楽  田 中 愛
 
<神の招き>
 
招 詞 詩編90編1節~2節
1 主よ、あなたは代々にわたしたちの宿るところ。
2 山々が生まれる前から
大地が、人の世が、生み出される前から
世々とこしえに、あなたは神。
讃 詠    546
聖なるかな、せいなるかな、
せいなるかな、主なるかみ、
むかしいまし、いまいまし、
とわにいます主をたたえん。
アーメン
罪の告白と赦し 詩編32編6節~11節
6 あなたの慈しみに生きる人は皆
あなたを見いだしうる間にあなたに祈ります。
大水が溢れ流れるときにも
その人に及ぶことは決してありません。
7 あなたはわたしの隠れが。
苦難から守ってくださる方。
救いの喜びをもって
わたしを囲んでくださる方。〔セラ
8 わたしはあなたを目覚めさせ
行くべき道を教えよう。
あなたの上に目を注ぎ、勧めを与えよう。
9 分別のない馬やらばのようにふるまうな。
それはくつわと手綱で動きを抑えねばならない。
そのようなものをあなたに近づけるな。
10 神に逆らう者は悩みが多く
主に信頼する者は慈しみに囲まれる。
11 神に従う人よ、主によって喜び躍れ。
すべて心の正しい人よ、喜びの声をあげよ。
讃美歌   7(1-3)
主のみいつとみさかえとを
こえのかぎりささえて、
またき愛とひくきこころ
みざにそなえひれふす。
ゆだねまつるわが重荷を
主はかわりて負いたもう、
なやみおおき世の旅路も
主のいませばやすけし。
よろこびもて御前にいでん、
まずしきみのささぐる
あいとまこと主はよみして、
みくらちかく召したもう。
アーメン
 
<神の言葉>
 
聖 書  イザヤ書60章1節~7節(旧約P.1159)
1 起きよ、光を放て。
あなたを照らす光は昇り
主の栄光はあなたの上に輝く。
2 見よ、闇は地を覆い
暗黒が国々を包んでいる。
しかし、あなたの上には主が輝き出で
主の栄光があなたの上に現れる。
3 国々はあなたを照らす光に向かい
王たちは射し出でるその輝きに向かって歩む。
4 目を上げて、見渡すがよい。
みな集い、あなたのもとに来る。
息子たちは遠くから
娘たちは抱かれて、進んで来る。
5 そのとき、あなたは畏れつつも喜びに輝き
おののきつつも心は晴れやかになる。
海からの宝があなたに送られ
国々の富はあなたのもとに集まる。
6 らくだの大群
ミディアンとエファの若いらくだが
あなたのもとに押し寄せる。
シェバの人々は皆、黄金と乳香を携えて来る。
こうして、主の栄誉が宣べ伝えられる。
7 ケダルの羊の群れはすべて集められ
ネバヨトの雄羊もあなたに用いられ
わたしの祭壇にささげられ、受け入れられる。
わたしはわが家の輝きに、輝きを加える。
マタイによる福音書2章1節~12節(新約P.2)
1 イエスは、ヘロデ王の時代にユダヤのベツレヘムでお生まれになった。そのとき、占星術の学者たちが東の方からエルサレムに来て、
2 言った。「ユダヤ人の王としてお生まれになった方は、どこにおられますか。わたしたちは東方でその方の星を見たので、拝みに来たのです。」
3 これを聞いて、ヘロデ王は不安を抱いた。エルサレムの人々も皆、同様であった。
4 王は民の祭司長たちや律法学者たちを皆集めて、メシアはどこに生まれることになっているのかと問いただした。
5 彼らは言った。「ユダヤのベツレヘムです。預言者がこう書いています。
6『ユダの地、ベツレヘムよ、
お前はユダの指導者たちの中で
決していちばん小さいものではない。
お前から指導者が現れ、
わたしの民イスラエルの牧者となるからである。』」
7 そこで、ヘロデは占星術の学者たちをひそかに呼び寄せ、星の現れた時期を確かめた。
8 そして、「行って、その子のことを詳しく調べ、見つかったら知らせてくれ。わたしも行って拝もう」と言ってベツレヘムへ送り出した。
9 彼らが王の言葉を聞いて出かけると、東方で見た星が先立って進み、ついに幼子のいる場所の上に止まった。
10 学者たちはその星を見て喜びにあふれた。
11 家に入ってみると、幼子は母マリアと共におられた。彼らはひれ伏して幼子を拝み、宝の箱を開けて、黄金、乳香、没薬を贈り物として献げた。
12 ところが、「ヘロデのところへ帰るな」と夢でお告げがあったので、別の道を通って自分たちの国へ帰って行った。
祈 り         三 浦 勇 二
 
讃美歌  Ⅱ52(1、2、5)
1.われらはきたりぬ はるけき国より
星にみちびかれ 野山こえて。
ああ、くしくかがやく 星の光よ、
われらをみちびけ み子のみもとに。
2.わがもちきたれる とうとき黄金を
メシヤのかむりの かざりとなさん。
ああ、くしくかがやく 星の光よ、
われらをみちびけ み子のみもとに。
5.よろずをすべます メシヤはうまれぬ。
ハレルヤ ハレルヤ たたえまつらん。
ああ、くしくかがやく 星の光よ、
われらをみちびけ み子のみもとに。
アーメン
説  教   「すべての民に約束された福音」
            鈴木 美津子
<神への応答>
 
讃美歌   Ⅱ161(1-3)
1.輝く日を仰ぐとき、月星ながむるとき、
いかずち鳴り渡るとき、まことのみ神をおもう。
わがたま、いざたたえよ、聖なるみ神を。
わがたま、いざたたえよ、聖なるみ神を。
2.森にて鳥の音を聞き、そびゆる山にのぼり、
谷間のきよき流れに、まことのみ神におもう。
わがたま、いざたたえよ、聖なるみ神を。
わがたま、いざたたえよ、聖なるみ神を。
3.み神は世びとをあいし、
ひとりのみ子をくだし、
世びとの救いのために、
十字架にかけたまえり。
わがたま、いざたたえよ、聖なるみ神を。
わがたま、いざたたえよ、聖なるみ神を。
アーメン
使徒信条
わたしは、天地の造り主、全能の父なる神を信じます。

わたしは、そのひとり子、わたしたちの主、イエス・キリストを信じます。

主は聖霊によってやどり、処女マリヤから生まれ、

ポンティオ・ピラトのもとで苦しみを受け、十字架につけられ、

死んで葬られ、陰府にくだり、三日目に死者のうちから復活し、

天に昇って、全能の父なる神の右に座しておられます。

そこから来て、生きている者と死んでいる者とを審かれます。

わたしは、聖霊を信じます。

聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、

からだの復活、永遠のいのちを信じます。

アーメン。

 
公 告  
 
献金感謝 
 
主の祈り(座席前そなえつけ) 
天にまします我らの父よ、
 
願わくは御名をあがめさせたまえ
 
御国を来たらせたまえ。
 
御心の天に成る如く、地にもなさせたまえ。
 
我らの日用の糧を、今日も与えたまえ。
 
我らに罪を犯す者を、我らが赦す如く、我らの罪をも赦したまえ。
 
我らを試みに遭わせず、悪より救い出したまえ。
 
国と力と栄えとは、限りなく、汝のものなればなり。
 
アーメン
頌 栄  540
みめぐみあふるる
父、み子、みたまの
ひとりのみかみに
みさかえつきざれ
アーメン
派遣と祝福
 
後 奏  
 
 
礼拝当番
(今週)野田 昭子

(次週)三浦 勇二

 
献金当番
(今週)加藤 純子  石井 ひろみ

(次週)野田 昭子  越智 まり子

 
ライブ配信当番
(今週)小出 勝

(次週)小出 勝

 

2023.12.31~2024.1.7 の集会案内

2023.12.31~2024.1.7 の集会案内
      集 会
 
〇日曜学校          9:00

〇朝カフェ           休  会

〇クワイア 練習        中  止

〇大掃除            礼 拝 後

 
今 週 の 集 会
 
◎祈祷題「新しい年の歩みが守られるように」

「世界の平和のため」

 
〇聖書の学びと祈りの会  1月4日(木) 休会

 
〇会計監査      1月6日(土) 13:30

 
*牧師予定は特にありません。

 
次 週 礼 拝
<新年合同礼拝・聖餐式>
 
説教「御言葉のとおりに歩ませてください」   鈴木 美津子
詩編119編23節~32節

テモテの手紙二 4章1節~5節

 
讃美歌     板 垣 玲 子

(21) 28、149(1—4)、533(1—2)、536(1—3)、78、27

日曜学校(合同礼拝)
 

2023.12.31週報教会のお知らせ

2023.12.31週報教会のお知らせ

【礼拝での讃美歌についてお知らせ】

2024年からは讃美歌21を中心に讃美します。週報での記載は、讃美歌21の場合は何も付けず、前に*のしるしがある場合は、

これまで主に使用していた旧の讃美歌になります。

 
【2023年12月~2024年1月の予定】

・12月31日(日) 本日礼拝後、大掃除

2024年

・1月6日(土) 13:30~ 監査

・1月7日(日) 新年合同礼拝、聖餐式、拡大定期小会、定期小会

・1月11日(木) 初週祈祷会

・1月14日(日) 総会資料締切

・1月17日(水) 総会議事資料印刷(予定)

・1月18日(木) 祈祷会後、総会議事資料製本

・1月21日(日)、28日(日) 週報に総会を公告

・1月28日(日) 礼拝後、総会

2023.12.31 の週報掲載の説教

2023.12.31 の週報掲載の説教

<2023年10月8日説教から>

「聖霊によって、義と平和と喜びに生きる」

ローマの信徒への手紙14章10節~17節

牧師 鈴木 美津子

 
神の国は、飲み食いではなく、聖霊によって与えられる義と平和と喜びなのです。(17)」

パウロが、「何を食べるか、何を飲むかということは、神の国では中心的なことではない」、と言うとき、「そのようなことは当然である」と、ほとんどの人が答えるであろう。しかし、ローマの教会で問題となっているのは実に、この飲み食いのことなのである。なぜ、このようなことが起きてしまうのか。「神の国のために生きる」というところから焦点が離れてしまっているからである。「神の国を求める」という心を失っているからである。神の国を求める心から離れて、神の国に目を留めて歩むことから外れてしまえば、どんな些細なことでも深刻な問題に成り得るのである。

では、神の国において何が大切であるのか。それは「聖霊によって与えられる義と平和と喜びに生きる」ことである。一つ目の「聖霊によって与えられる義」とは、主イエス・キリストの十字架によって与えられる「義」、ただ信仰にみによって与えられる「義」である。「義」とは「正しさ」であり、この「正しさ」は、神様の御前に悔い改め、神様の憐れみによって赦していただいて与えられる義、正しさである。

次に二つ目の「聖霊によって与えられる平和」とは、神との間に与えられる平和である。この「平和」には、神との平和、神との和解、他の人たちとの和解、そして自分の心の中での平安、その全部が含まれている。

三つ目の「聖霊によって与えられる喜び」とは、神が私たちを愛して救いを与えてくださったことの喜びである。神様の恵みによって義とされ、神との間に平和を与えられた者は、喜びに満たされ、この喜びに生きるのである。教会が神の国を指し示しているとするならば、この「聖霊によって与えられる喜び」に満ち溢れる。

しかし、教会が、キリスト者が、この「聖霊による義と平和と喜び」を見失ってしまえば、お互いにそれぞれの立場を尊重せず、自分の義を主張し、平和でなく争いに、喜びでなく意地悪な思いに陥ってしまう。些細なことが深刻な問題へとなり得るのである。

なぜなら神の国とは、「聖霊によって与えられる義と平和と喜び」だからである。私たちは、神の恵みのご支配の下に生きることを真剣に願い求めて、「聖霊が与える義と平和と喜び」が、この教会において実現することを堅く信じるのである。