2023.9.3 主日礼拝の案内

2023.9.3 主日礼拝の案内
 
週 報78巻36号 2023.9.3
 
愛は隣人に悪を行いません。だから、愛は律法を全うするものです。

(ローマの信徒への手紙13章10節)

主 日 礼 拝     午前 10:30
< 聖 餐 式 >                                                                              
 
奏楽  田 中 愛
 
<神の招き>
 
招 詞   ヨハネによる福音書4章23節
23   しかし、まことの礼拝をする者たちが、霊と真理をもって父を礼拝する時が来る。今がその時である。なぜなら、父はこのように礼拝する者を求めておられるからだ。
 
*讃 詠   (21)83
1 聖なるかな、聖なるかな、
  聖なるかな、主なる神。
  主の栄光は 地に満てり。
  聖なるかな、主なる神。
2 ダビデの子に ホサナ、ホサナ、
  み名によりて 来たる主に
  祝福あれ、栄えあれ。
  いとも高き神に ホサナ。
アーメン

 
*罪の告白と赦し 交読詩編38編16節~23節
16 主よ、わたしはなお、あなたを待ち望みます。
わたしの主よ、わたしの神よ
御自身でわたしに答えてください。
17 わたしは願いました
「わたしの足がよろめくことのないように
彼らがそれを喜んで
尊大にふるまうことがないように」と。
18 わたしは今や、倒れそうになっています。
苦痛を与えるものが常にわたしの前にあり
19 わたしは自分の罪悪を言い表そうとして
犯した過ちのゆえに苦悩しています。
20 わたしの敵は強大になり
わたしを憎む者らは偽りを重ね
21 善意に悪意をもってこたえます。
わたしは彼らの幸いを願うのに
彼らは敵対するのです。
22 主よ、わたしを見捨てないでください。
わたしの神よ、遠く離れないでください。
23 わたしの救い、わたしの主よ
すぐにわたしを助けてください。
 
 
*讃美歌   (21)208(1-3)
1.主なる神よ、 夜は去りぬ。
  起きよいざ 主のみ前に、
  賛美の声と 祈りのことば
  ささげ歌わん。
2.全能の神、力の主よ。
  罪ととが すべてを除き、
  神の家に 住まうひとりと
  ならせたまえ。
3.父とみ子と 聖霊の神、
  みすくいは とうときかな。
  み名の栄え 照りかがやきて
  世界に満つ。
  アーメン
 
<神の言葉>
 
聖 書  レビ記19章33節~34節   (旧約P.193)
33 寄留者があなたの土地に共に住んでいるなら、彼を虐げてはならない。 
34 あなたたちのもとに寄留する者をあなたたちのうちの土地に生まれた者同様に扱い、自分自身のように愛しなさい。
なぜなら、あなたたちもエジプトの国においては寄留者であったからである。
わたしはあなたたちの神、主である。
 
ローマの信徒への手紙13章8節~10節(新約P.293)
8 互いに愛し合うことのほかは、だれに対しても借りがあってはなりません。人を愛する者は、律法を全うしているのです。 
9 「姦淫するな、殺すな、盗むな、むさぼるな」、そのほかどんな掟があっても、「隣人を自分のように愛しなさい」という言葉に要約されます。 
10 愛は隣人に悪を行いません。だから、愛は律法を全うするものです。
 
 
祈 り                 
 
*讃美歌  (21)430(1-3)                                          
1 とびらの外に 立ちつづけて
  救いのイェスは 待っておられる。
  主イェスの愛の その高さよ、
  われらの罪の その深さよ。
2 かたく閉ざした 戸をたたいて
  今なおイェスは 呼びつづける。
  主イェスの愛の その広さよ、
  人の心の その弱さよ。
3 私のために 死んだイェスの
  その憐れみを なぜ拒むか。
  かたく閉ざした 戸を開いて
  心の中に 主を迎えよう。
 
アーメン

                                                           
説  教    「隣人を自分のように愛しなさい」  鈴木 美津子
 
 
<神への応答>
 
*讃美歌   (21)520(1-3)
1 真実に 清く生きたい、、
  誠実な 友のために。
  恐れず 強くありたい、
  なすべきわざのために。
2 まことの 友となりたい、
  友なき 人の友と、
  与えて 報い求めぬ
  まことの愛の人と。
3 謙虚に 進みゆきたい、
  弱さを 自覚しつつ。
  ゆく手は なお遠くても
  心を高くあげよう。
  アーメン
 
*日本キリスト教会信仰の告白
わたしたちが主とあがめる神のひとり子イエス・キリストは、真の神であり真の人です。

主は、神の永遠の計画にしたがい、人となって、人類の罪のため十字架にかかり、完全な犠牲をささげて、あがないをなしとげ、復活して永遠のいのちの保証を与え、救いの完成される日までわたしたちのためにとりなしてくださいます。

神に選ばれてこの救いの御業を信じる人はみな、キリストにあって義と認められ功績なしに罪をゆるされ、神の子とされます。

また、父と子とともにあがめられ礼拝される聖霊は、信じる人を聖化し、御心を行わせてくださいます。

この三位一体なる神の恵みによらなければ、人は罪のうちに死んでいて、神の国に入ることはできません。

旧・新約聖書は神の言であり、そのなかで語っておられる聖霊は、主イエス・キリストを顕かに示し、信仰と生活との誤りのない審判者です。

教会はキリストのからだ、神に召された世々の聖徒の交わりであって、主の委託により正しく御言を宣べ伝え、聖礼典を行い、信徒を訓練し、終わりの日に備えつつ、主が来られるのを待ち望みます。

古代の教会は、聖書によって次のように信仰を告白しました。わたしたちもまた使徒的信仰の伝統にしたがい、讃美と感謝とをもってこれを共に告白します。

わたしは、天地の造り主、全能の父なる神を信じます。わたしは、そのひとり子わたしたちの主、イエス・キリストを信じます。

主は聖霊によってやどり、処女(おとめ)マリアから生まれ、ポンティオ・ピラトのもとで苦しみを受け、十字架につけられ、死んで葬られ、よみにくだり、三日目に死者のうちから復活し、天に昇って、全能の父なる神の右に座しておられます。

そこから来て、生きている者と死んでいる者とを審(さば)かれます。

わたしは、聖霊を信じます。聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、からだの復活、永遠のいのちを信じます。

アーメン

 
聖餐式
 
(21)81 (1-3)
1 主の食卓を囲み、いのちのパンをいただき、
  救いのさかずきを飲み、主にあってわれらはひとつ。
(くりかえし)
  マラナ・タ、マラナ・タ、主のみ国がきますように。
  マラナ・タ、マラナ・タ、主のみ国がきますように。
2 主の十字架をおもい、主の復活をたたえ、
  主のみ国を待ち望み、主にあってわれらは生きる。
3 主の呼びかけにこたえ、主のみことぱに従い、
  愛のいぶきに満たされ、主にあってわれらは歩む。
  アーメン
 
 
公 告  
 
*献金感謝 
 
 
*主の祈り(座席前そなえつけ) 
天にまします我らの父よ、
 
願わくは御名をあがめさせたまえ
 
御国を来たらせたまえ。
 
御心の天に成る如く、地にもなさせたまえ。
 
我らの日用の糧を、今日も与えたまえ。
 
我らに罪を犯す者を、我らが赦す如く、我らの罪をも赦したまえ。
 
我らを試みに遭わせず、悪より救い出したまえ。
 
国と力と栄えとは、限りなく、汝のものなればなり。
 
アーメン
 
 
*頌 栄   (21)29
天のみ民も、地にあるものも、
父・子・聖霊なる神をたたえよ、
とこしえまでも。
アーメン。
 
 
*派遣と祝福
 
*後 奏
 
聖餐補佐 増田 安井 森﨑 松谷

 
礼拝当番
(今週)野田 昭子

(次週)三浦 勇二

 
献金当番
(今週)三浦 勇二 白川 典子

(次週)増田 裕子 國見 照子

 
ライブ配信当番
(今週)小出 勝

(次週)新畑 信

 
 
 

2023.9.3~2023.9.9 の集会案内

2023.9.3~2023.9.9 の集会案内
      集 会
 
〇日曜学校          9:00

〇朝カフェ          休  会

〇クワイア練習        中  止

〇定期拡大小会        12:00

〇定期小会          同 上 後

 
今 週 の 集 会
 
◎祈祷題「礼拝生活の充実のため」
    「対面礼拝に出席できない人のため」
 
〇聖書の学びと祈りの会は、9月14日(木)まで休会
 
【牧師予定】
 
*9月4日(月)~13日(水)夏期休暇

 
次 週 礼 拝
説教「もし愛がなければ」   五十嵐 喜和
 
ホセア書6章4節~6節
コリントの信徒への手紙Ⅰ 13章1節~13節
 
讃美歌     三 輪 志 都
 
545A、66(1-3)、7(1-3)、461(1-3)、541

 
日曜学校説教「荒れ野の誘惑」 岩 本 道 子
 
マタイによる福音書4章1節~11節

2023.9.3 週報教会のお知らせ

2023.9.3 週報教会のお知らせ
◇次週9月10日の説教は鈴木美津子牧師に代わり、五十嵐喜和先生が奉仕してくださいます。

 
タビタの会の働きと献金のお願い

タビタの会は引退教職の先生方とその配偶者の方々を対象として、生涯独身で日本キリスト教会に仕えて来られた先生には福祉金を、

そして支援を必要とされている方々に生活支援金を、また、引退・逝去教職配偶者の皆様にはクリスマスプレゼントとお手紙をお贈りしています。問安としては、病気や怪我で入院された方々にお見舞金やカードをお贈りするなどしておりますが、すべて皆様の祈りと献金に支えられて活動しています。今年も浦和教会では、9月~11月までタビタの会の献金をお願いすることにいたしました。

 
湘南教会献堂式お知らせ

2023年9月24日(日)15時~ 湘南教会において

2023.9.3 の週報掲載の説教

<2023年7月2日の説教から>

『何とかして幾人かでも救いたいのです』
ローマの信徒への手紙11章11節~16節

 
牧 師 鈴木美津子

 
では、尋ねよう。ユダヤ人がつまずいたとは、倒れてしまったということなのか。(11a)」

イスラエルがキリストの福音につまずいたのは、彼らが神に捨てられて滅んでしまうためであったのか。それに対して絶対にそうではない、それは救いが異邦人に及ぶためであったのだ、とパウロは断言する。
そもそも福音を最初に聞いたのはイスラエルの民であった。しかし、彼らはその高慢と頑なさゆえにキリストにつまずき、福音を受け入れなかった。しかし、皮肉にもイスラエルがつまずいた事で、福音はどんどん異邦人の中に広がっていった。しかし、このことは事のなりゆき、偶然に起こったことではなく、あくまで神の救いの計画の内の事であったのだ。確かにイスラエルは頑なさゆえに福音を受け入れなかった。しかし神は、イスラエルのその欠けすらも用いて、ご自身の救いのみわざを成し遂げようとされたのである。
しかし、だからと言って神は一度選んだ神の民イスラエルを見捨てたりはしない。神の救いの計画はさらにさらに深いものであったからだ。なんと異邦人が先に救われたのは、それによってユダヤ人のねたみを引き起こさせて、救いへと導くためでもあったのだ。なにがなんでもイスラエルを救い出そうとする神の契約に対する誠実さ、そしてその中で異邦人をも救い出そうとする憐れみ。この神の救いのスケールの大きさを見た時、私たちはこれこそが神の驚くべき恵み(アメージングレイス)だと叫ばずにはいられないではないか。

この箇所で私たちが心に留め置くことは「救いの始まりはあくまでイスラエルからである」ということである。旧約聖書から新約聖書、イスラエルから教会へと、この神の救いの歴史の流れは途中で分断されたりはしていない。選びの民がイスラエルから異邦人に取って代わったわけでもない。イスラエルがなければ教会も存在することはなかったのである。そのことをパウロは次回、オリーブの木のたとえを用いて語るのである。

2023.9.3 の週報掲載の説教