2023.8.13 主日礼拝の案内

2023.8.13 主日礼拝の案内
 
週 報 78巻 33号 2023.8.13
 
平和を実現する人々は、幸いである、

/その人たちは神の子と呼ばれる。

(マタイによる福音書5章9節)

 
主 日 礼 拝     午前 10:30
 
<平和記念こどもとおとなの合同礼拝>             
 
奏楽  三 輪 志 都
 
<神の招き>
招 詞   ローマ信徒への手紙 12章20節~21節
 
20 「あなたの敵が飢えていたら食べさせ、渇いていたら飲ませよ。そうすれば、燃える炭火を彼の頭に積むことになる。」 
21 悪に負けることなく、善をもって悪に勝ちなさい。
 
*讃 詠   545A
父の御神に、み子に、きよき御霊に、
むかしながらのみさかえあれや、
ときわに、アーメン、アーメン
 
*罪の告白と赦し 交読詩編1編1節~6節
1 いかに幸いなことか
神に逆らう者の計らいに従って歩まず
罪ある者の道にとどまらず
傲慢な者と共に座らず
2 主の教えを愛し
その教えを昼も夜も口ずさむ人。
3 その人は流れのほとりに植えられた木。
ときが巡り来れば実を結び
葉もしおれることがない。
その人のすることはすべて、繁栄をもたらす。
4 神に逆らう者はそうではない。
彼は風に吹き飛ばされるもみ殻。
5 神に逆らう者は裁きに堪えず
罪ある者は神に従う人の集いに堪えない。
6 神に従う人の道を主は知っていてくださる。
神に逆らう者の道は滅びに至る。
 
*讃美歌   90(1-3)
1.ここもかみの みくになれば、
あめつもみうたを うたいかわし、
岩に樹々に 空に海に、
たえなる御業ぞ あらわれたる。
2.ここもかみの みくになれば、
鳥の音、花の香 主をばたたえ、
あさひ、ゆうひ はえにはえて、
そよ吹く風さえ 神を語る。
3.ここもかみの みくになれば、
よこしましばしは ときをうとも、
主のみむねの ややに成りて、
あめつちついには 一つとならん。
<神の言葉>
 
聖 書  申命記32章35節      (旧約P.334)
35  わたしが報復し、報いをする
彼らの足がよろめく時まで。彼らの災いの日は近い。
彼らの終わりは速やかに来る。
 
マタイによる福音書 5章9節(新約P.6)
9 平和を実現する人々は、幸いである、
その人たちは神の子と呼ばれる。
 
祈 り           安 井 国 雄
 
*讃美歌  (こどもさんびか)123 
説  教    「平和を実現する人は幸いである」   鈴木 美津子
 
<神への応答>
 
*讃美歌   420(1-4)
1.
世界のおさなる 神のめぐみ、
平和をあいする 民にあれや。
2.
傷つきたおるる いくさびとの
いまわのさけびは 今もこゆ。
3.
さはあれ真理を まもるひとの
平和をもとむる おもいつよし。
4.
はたらきびとらも いよよたかく、
平和のうたをば ともにうたう。
 
*平和の祈り      (全  員)
平和を求める祈り―ウクライナとロシアを覚えて―

主なる神よ 私は罪の中に住む者、そして罪人である私たちの共同体もまた、罪を犯します。

あなたの聖なる火で私たちを清めてください。 あなたを畏れることを忘れ、自分を大きくし、傲慢になる時、 私たちは他者を脅かし、傷つけ、 あなたにも背を向けます。

主よ、人間の傲慢さを打ち砕いてください。 万軍の主よ、あなたの赦しの力は私たちの罪より偉大です。 私たちを、この世界を、罪から救ってください。 あなたの赦しに触れ、私たちにも赦す力を与えてください。

多くの人々の生死に関わる力を持つ人々がいます。 その者たちのために祈ります。彼らが命を選ぶことができますように。

争い合う道を選び取った人々のために祈ります。
平和の神であるあなたの教えを彼らが思い出すことができますように。

神よ、あなたは剣を鋤に変え、 私たちに戦いを止め、平和を求めるよう、

その御心を示されます。

世界の指導者たちが、日本の指導者たちが、 世界の教会が、日本の教会が、キリストの知恵と愛によって導かれ、勇気をもってこの局面と向き合うことができますように。

武力ではなく、対話と相互理解、 異なる立場にある者たちを互いに思いやる心をもって 平和の道を模索していくことができますように。

ウクライナとロシアの人々のために祈ります。命を脅かされている人々のために、 恐れと不安に襲われている人々のために、平和を求める人々のために祈ります。

彼らの嘆きに耳を傾け、あなたが共にいて御手をもって彼らを守り、 滅びの道から救い出してくださいますように。

慰めと希望を与えてくださいますように。 あなたの平和をもたらしてくださいますように。

命と平和の主よ、 私たちに、それぞれに置かれている場所から声をあげ、 あなたの御心を宣べ伝えることができますように。

あなたの御心を求め、それに従いつつ、 世界のキリストに従う者たちと共に、 私たちを、平和を造り出す者としてくださいますように。

私たちの祈りをとりなし、 私たちの嘆きに耳を傾けてくださる 神の独り子 イエス・キリストの御名によって祈ります。

アーメン。

 
公 告  
 
*献金感謝 
 
*主の祈り(座席前そなえつけ) 
天にまします我らの父よ、
 
願わくは御名をあがめさせたまえ
 
御国を来たらせたまえ。
 
御心の天に成る如く、地にもなさせたまえ。
 
我らの日用の糧を、今日も与えたまえ。
 
我らに罪を犯す者を、我らが赦す如く、我らの罪をも赦したまえ。
 
我らを試みに遭わせず、悪より救い出したまえ。
 
国と力と栄えとは、限りなく、汝のものなればなり。
 
アーメン
*頌 栄  539
あめつもこぞりて
かしこみたたえよ、
みめぐみあふるる
父、み子、みたまを
アーメン
 
*派遣と祝福
 
*後 奏
 
礼拝当番
(今週)菊地晴子

(次週)安井 国雄

 
献金当番
(今週)加藤 純子 石井 ひろみ

(次週)森﨑 千恵 越智 まり子

 
ライブ配信当番

(今週)新畑 信

(次週)新畑 信

2023.8.13~2023.8.19 の集会案内

2023.8.13~2023.8.19 の集会案内
 
      集 会
 
日曜学校            合同礼拝
朝カフェ            休  会
クワイア練習          中  止
「みんなでかき氷」       礼 拝 後
 
今 週 の 集 会
 
祈祷題世界平和のため
聖書の学びと祈りの会は、914(木)まで休会
 
【牧師予定】
 820(日)15:00~「中会、中・高校生担当委員会」オンライン
 
次 週 礼 拝
          
説教「すべての人と平和に暮らしなさい」    鈴木 美津子
  箴言2521節~22
  ローマの信徒への手紙1214節~21
 
讃美歌      田  中 愛
545B23(1,4,5)190(1,2,4)281(1,3,4)540    
 
日曜学校説教「十戒」
出エジプト記201節~17節          安 井 国 雄

2023.8.13 週報 教会からのお知らせ

2023.8.13 週報 教会からのお知らせ
◇本日はこどもとおとなの合同礼拝です。
 礼拝の中で「平和を求める祈り」を皆さんでいたします。
 礼拝後、「みんなでかき氷」をします。
どなたもご自由にご参加ください。
 
◇第2週予定の「讃美歌を歌う会」は、次週20(日) 11:4512:15
まで行います。
 
820(日)礼拝後 12:30~約1時間
DVD『平和を守って~戦争の記憶を伝えるさいたま市民の証言』を鑑賞いたします。必要な方は昼食を各自ご用意ください。
 
【東京中会「青年の集い」】
 第41回 820(日) 15:00 豊島北教会
 第42回 1022(日) 15:00 蒲田御園教会
 *チラシがありますのでご覧ください。
 
9(水) 渡部悦示さん真衣さんが、牧師館植栽の剪定をしてくださいました。暑い中ありがとうございました。

2023.8.13 の週報掲載の説教

2023.8.13 の週報掲載の説教
<2023年6月18日の説教から>

良い知らせを伝える者
ローマの信徒への手紙10章14節~21節

牧 師 鈴木 美津子

信じたことのない方を、どうして呼び求められよう。 聞いたことのない方をどうして信じられよう。また、宣べ伝える人がなければ、どうして聞くことができよう。遣わされないで、どうして宣べ伝えることができよう。(14)」

「呼び求める」、「信じる」、「聞く」、「宣べ伝える」、「遣わされる」というこの順番は、救われる側からみればまったく逆のように感じるものである。なぜなら、人が信じて、信じる方を呼び求めるには、宣べ伝える人が遣わされ、宣べ伝えられ、「聞かなければ」ならないからである。

パウロは「実に、信仰は聞くことにより、しかもキリストの言葉を聞くことによって始まる(17)」と語る。主イエスも宣教を開始する際に、ナザレの会堂でイザヤ書から引用して「主がわたしを遣わされたのは、囚われている人に解放を、目の見えない人に視力の回復を告げ、圧迫されている人を自由にし、主の恵みを告げるため」と語られた。主イエスは、「メシアはもうすでにこの世に遣わされている。この私の口から語られる言葉、この地上に生きる姿によって伝えられる神の救いの福音を、あなたがたは聞くことになっている。ここまでもうすでに父なる神に用意され、その約束が果たされている。これから後は、その福音を聞いた者が信じて、呼び求めさえすれば、神の救いのご計画はその人の上に実現する」と、言われている。イスラエルがこの福音を信じなかったのは聞かなかったからではない。従わなかったのだ。

問題は、「聞く」ということにある。「信仰」は神に遣わされた者の宣べ伝える「福音」を聞くことから始まる。しかし、ただ聞くだけでは、「信仰」は生まれない。福音を聞いて従うことによって「信仰」は生まれ、そして育まれる。福音を聞いて従って、神の御心、愛、真実がすべての源であることに気づかされるからである。従ったものに願いを起こさせ、祈りを起こさせるために宣べ伝える者を遣わすのは神である。私たちの不安と疑いを十二分にご存じの神は、私たちに繰り返し呼びかけ、練り清め、祈りを与え、信仰を与え、育み、導いてくださる。

キリストの教会は、御言葉に聞き続ける群れである。なぜなら、御言葉に聞くことが、教会の生命線であるからだ。キリストの言葉、聖書全体の言葉に生涯聞き続けること、従い続けることがキリスト教信仰であり、キリスト者である。御言葉以外に、私たちを救い、命と喜びを与えるものは他には何一つない。